家政婦やハウスキーパーなどとも呼ばれる、家事代行サービスのお仕事。
特別な資格は不要で、家事のスキルさえあれば未経験でも働きやすく、高時給で都合のいい時間に働けるのが魅力の一つです。
実際に働いている人の体験談や口コミをもとに、家事代行サービスの仕事内容や、メリットとデメリット、向いてる人と向いていない人、仕事の流れについて徹底解説します。
家事代行サービスのお仕事とは?
家事と言ってもその範囲は多岐に渡ります。家事代行サービスの仕事内容には具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
掃除
- 部屋・廊下など
- トイレ・風呂・洗面所・キッチンなどの水回り
- 庭・ベランダ・玄関など
- ベッドメイク
- ゴミ出し
料理
- その日の食事
- 作り置き
- 弁当
その他
- 洗濯
- 買い物
- 宅配便受け取り
- クリーニング受け取り
- お話し相手
家事代行サービスのお仕事のメリットとデメリット
家事代行のお仕事には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリット
時給が高い
平均1,200円~2,000円程度です。その他に手当てがもらえる場合もあるようです。
シフトが自由
一件あたり2時間程度の短時間で働くことができ、すきま時間を有効活用できます。
対象年齢が幅広い
20代~70代までと幅広く活躍でき、学生や主婦(主夫)、子育て中の方でも働きやすいです。
特別な知識やスキルがいらない
資格がなくても家事ができればOKです。入社後の研修や、フォロー体制が手厚く充実していている業者も多いようです。
感謝される
ありがとうと言われる機会が多く、やりがいを感じられます。
デメリット
体力が必要
重労働や立ち仕事も多いため、腰痛など身体の負担になることがあります。
依頼主との相性が問われる
依頼主ごとに家のルールやこだわりが異なるため、その都度臨機応変に対応する必要があります。
個人宅での仕事のため気を遣う
所有物を丁寧に扱うほか、プライバシーや個人情報などの取り扱いに特に注意しなければいけません。
契約にない家事を依頼されることがある
気まずさから断りにくく、契約範囲外の依頼を頼まれてしまう場合があります。
家事代行サービスのお仕事に向いている人と向かない人
家事代行のお仕事が向いている人と向かない人はどのような人でしょうか。
向いている人
家事が好き
家事代行のお仕事は、「家事のプロ」としてのクオリティの高い家事スキルが求められます。家事に対して高い意識があると、自分のスキルを武器にお仕事ができます。
コミュニケーション力が高い
初対面の方のお宅を訪問することが多いため、コミュニケーションは必ず求められます。
自己管理能力が高い
依頼時間の中で、依頼された仕事をこなさなければならないため、時間管理が必要です。
秘密を守れる
個人宅を訪問するため、他人の生活空間を目の当たりにすることになります。
また、時には有名人のお宅を訪問することもあるかもしれません。
いかなる情報についても業務中に知り得たことを流出させることは許されません。
人の役に立つことが好き
家事代行は、何らかの理由で家事をできない人に代わって行う仕事です。そのため、人の役に立つことが大きなモチベーションになる人にとって、大きなやりがいを感じられるでしょう。
向かない人
家事が好きではない
主な仕事内容は家事になるため、好きでない人にとっては苦痛になるでしょう。
人とのコミュニケーションが苦手
初対面の方のお宅を訪問することが多いため、コミュニケーションは必ず求められます。
気が利かない
家事代行のお仕事は、単なる“作業”ではなく、“サービス業”です。お客様にとってより良いサービスとは何か、どうしたらお客様によりご満足頂けるかということを常に考え、真心を込めて丁寧に行うことが求められます。
仕事の流れのモデルケース
- 訪問/依頼内容確認
- 掃除(風呂→洗面所→トイレ→キッチン→リビング→寝室→玄関)
- 洗濯
- 報告/退室
- 「家のなかが見違えるほどキレイになった」と言ってくださりモチベーションが上がった
- 仕事内容自体は、研修もあるので難しいことはない
- 定年がないので、長く働くことができるので70歳まで頑張りたい
- 固定して仕事があるわけではないので、収入に波があり思ったより稼げない
- 依頼主の在宅時に作業することもあり、その場でダメ出しされて辛かった
- 立場的に下に見られることがあり精神的に辛かった
- 時給が高い
- シフトが自由で、すきま時間の短時間で働ける
- 働ける年齢層が幅広い
- 特別な知識やスキル不問
- 感謝されることが多くやりがいを感じられる
約束の時間にご自宅に訪問し、その日の依頼内容を確認します。
場合によっては、報告時に業務報告として写真を撮って記録を残すこともあります。
家事代行サービスのバイトの始め方は?
家事代行のバイトをしたい場合、どのように始めたらよいのでしょうか。
家事代行サービスに登録する
面接会を経て、登録することがほとんどです。勤務地や就労時間の希望が出せたり、本業と掛け持ちでWワークで働くこともできるところが多いです。また、登録後に研修があったり、手厚いサポートが期待できます。
家事代行フリーランス
個人で直接クライアントと契約を結ぶ働き方です。個人の裁量で働けるため、自分の希望の条件で案件を受けることができます。しかし、依頼主とのトラブルが発生した際のサポート体制がないので、完全な自己責任で働くことになります。
家事代行サービスのお仕事を経験した人の口コミ
家事代行のお仕事を実際にしたことがある人の実際の感想を紹介します。
実際の感想を見てみると、辛かったことに関しては、仕事内容や条件に関するものよりも、人間関係に関わる部分の負担が大きいようです。
まとめ
最後に家事代行サービスのお仕事の魅力を改めてまとめました。
近年、共働きの家庭や高齢者世帯の増加により、家事代行サービスの需要が高まっているようです。すき間時間を有効利用してお小遣い稼ぎをしたい方や、特別な知識やスキルを新たに準備することなくすぐに仕事をしたい方には、始めやすいお仕事でしょう。