人気のテープ起こしバイトを詳しく解説!未経験、初心者でも大丈夫?

人気のテープ起こしバイトを詳しく解説!未経験、初心者でも大丈夫?

「授業が少ない日や合間の隙間時間に、バイトをしてお小遣いを稼ぎたい。」

「家事や家族の世話で忙しくて外に働きに出る余裕はないけれど、在宅でできる仕事はないかな?」

「自宅で、自分のペースで働きたい。」

大学生や主婦の方に人気の在宅ワーク「テープ起こし」。未経験でも大丈夫なの?やったことないけど、特別なスキルが必要?どのぐらい稼げるのかな?

今日は、「テープ起こし」バイトについて詳しく解説します!

「テープ起こし」ってどんな仕事?「テープ起こし」のやり方、仕事内容

「テープ起こし」とは、一言で言うと、音声データから文字データを作成することです。文字起こし、と呼ばれることもあります。

通常、依頼主から届いた音声データを、WordやExcel等にテキスト文字に書き起こす作業をします。

音声データってどんな音声があるのだろう?と思われる方もいるかもしれません。YouTube動画やインタビュー、会議やセミナーの議事録、講演会のまとめ資料作成など、テキスト化する音声の種類はたくさんあり、実はテープ起こしは需要のあるお仕事なのです。

特別な道具を揃える必要もなく、パソコン1台あれば、家から一歩も出ずに、完全在宅で完結可能なお仕事なので、育児や介護で忙しい人や、体力に自信がない人などにも向いているお仕事です。

テープ起こしバイトには、異なる3つの納品形式があります。ここからは、3つの納品形式について解説します。

テープ起こしの納品形式ー3種類

1.素起こし

素起こしは、音声データから聞こえてくる音声をそっくりそのまま文字に書き起こす方法です。

書き言葉と違い、普段、私達が喋っている時には「えっと」とか「そのー」「あのー」など、それだけでは意味を持たない言葉や、また笑い声や相槌などの音声を発しています。

素起こしでは、これらの意味を持たない言葉や音声も省略せずに全て文字に書き起こします。

2.ケバ取り

「ケバ」とは、会話の中で発せられる「あのー」「えーと」「うーん」など、語尾伸ばしや言い淀み、相槌など、それだけでは意味を持たない言葉や音声、言い間違えなどのことです。

ケバ取りは、素起こしから、内容とは関係のない不要な言葉である”ケバ部分”を削除して文字に起こす方法です。

3.整文

整文は、ケバ取りしたものを更に整えて、読みやすくなるよう書き言葉に直す方法です。

言葉の重複や、ら抜き言葉、二重敬語などの言葉の誤り、不自然な箇所などを修正・改善し、読みやすさとわかりやすさを向上させます。

テープ起こしでスキルアップしていきたい人は、素起こしの案件から始めて、ケバ取り。ケバ取りのスキルを獲得したら、整文へ、とスキルアップしていくと良いでしょう。

「テープ起こし」に求められるスキルは?資格は必要?

「テープ起こし」に求められるスキルは?資格は必要?
結論からいうと、テープ起こしの仕事をするのに、資格を持つことは必須事項ではありません。

パソコンで文字が打てれば、チャレンジ可能なお仕事です。

ただ、働くからには、出来るだけたくさん稼ぎたいですよね。テープ起こしで効率良く稼ぐために必要なスキルは以下の3つ。

  1. タイピングスキル
  2. 文法知識と文章能力
  3. 専門的なジャンルへの知識

1.タイピングスキル
テープ起こしバイトは、時給制ではなく、出来高制、成果報酬型であることが多いです。つまり、正確に早く文字を打つことができれば、それだけ時給アップに繋がります。
ブラインドタッチができると尚良いですね。

2.文法知識と文章能力
納品形式が「整文」案件の場合には、正確な日本語で、かつ、読みやすく伝わりやすい文章を構築することが求められます。つまり、言葉の語彙力や文法知識、読み手にとって読みやすく、わかりやすい文章を作成する能力が必要となってきます。

3.専門的なジャンルへの知識
テープ起こしのニーズがある分野として、医療分野や裁判分野などもあげられます。特殊技能が必要な分野の案件では、専門用語の使い方などの専門知識があることは必須となってくるでしょう。

「テープ起こし」平均的な報酬は?報酬アップのコツはある?

「テープ起こし」平均的な報酬は?報酬アップのコツはある?

テープ起こしの平均報酬は、60分の音声データで4,000円〜6,000円程です。

テープ起こしバイトの報酬は、時給制ではなく、成果報酬型であることがほとんどなので、かかる時間が短ければ、それだけ時給アップすることができます。例えば、60分テープに、4時間かければ時給は1,000円〜1,500円、2時間で終われば2,000円〜3,000円となりますね。

テープ起こしバイトで効率良く稼ぎたいと思っている人は、まずはタイピングスキルをあげるところから始めてみましょう。

テープ起こしバイトの報酬を左右する3つの事項

1.音源の長さ
テープ起こしバイトの報酬は、音源の長さが単価となっていることが多いです。ですので、音源データの時間が長ければ、それだけ報酬が増える仕組みとなっています。

2.納品形式
納品形式も報酬を左右する要素のひとつです。

同じテープ起こしでも、「素起こし」「ケバ取り」「整文」では、音声をそのまま文字化する「素起こし」と、内容に即した正しい日本語に整文するのとでは、かかる手間と求められるスキルが違ってきます。当然のことながら、より手間や高度な能力が求められるほど報酬がアップするので、素起こし→ケバ取り→整文の順で報酬は高くなります。

3.納期が迫っている緊急案件
他の仕事にも言えることですが、「期日が迫っている」「緊急に仕上げて欲しい!」という場合には、通常の相場よりも割高の報酬がもらえる可能性があります。

報酬アップに繋げよう!知っていると便利なショートカットキー

テープ起こしの仕事において、いちばん基本的なことは、正確かつスピーディーに文字を打つこと。テープ起こしに興味を持った方のために、知っていると便利なショートカットキーをご紹介します。

windows / Mac
Ctrl+C / ⌘+Cコピー
Ctrl+V / ⌘+Vペースト(貼り付け)
Ctrl+X /⌘+Xカット(切り取り)
Ctrl+A / ⌘+A全て選択
Ctrl+Z / ⌘+Z取り消す(元に戻す)
Ctrl+S / ⌘+S上書き保存

「テープ起こし」バイトの探し方

テープ起こしのバイトは、ウェブ上のクラウドソーシングサイトや、パートやアルバイトの一般的な求人情報サイト・アプリなどで見つけることができます。

求人数が多いのは、クラウドソーシングサイトです。業務委託の形になるので、特に最初のうちは案件ごとに応募をする必要がありますが、まずはお試しで始めたいと考える人にとっては、始めやすい環境だと思います。

クラウドソーシングサイトで探す場合は、まずはそこのサイトに会員登録をし、そこから仕事を検索します。興味がある案件を見つけたら、応募をして、発注者がOKすれば、そこで契約成立です。

テープ起こしバイトは、応募者数が多いことが多く、クラウドソーシングサービスで探す場合、初めから高い報酬の案件を獲得するのは難しいかもしれません。初めのうちは、報酬が低くても、実績を積み上げていき、クライアントから信頼されるようになれば、報酬額を増やしていくことは十分可能です。

テープ起こし業者等でのパートやアルバイトは、求人サイトやアプリで見つけることができます。この場合は、時給制や日給制のことが多いようです。

まとめ

「テープ起こし」は、パソコンで文字が打てれば出来る、未経験者や初心者でも始めやすいアルバイトです。

納期の期日さえ守れば、あとは自分のペースで仕事が出来るのも魅力のひとつです。

この記事を読んで「テープ起こし」に興味をもったなら、まずは案件に応募してみましょう!