大学生の深夜バイトはきつい?危険?学業との両立や実態を徹底調査

大学生の深夜バイトはきつい?危険?学業との両立や実態を徹底調査

深夜(夜勤)バイトは、時給が高く、稼ぎやすいため、バイト選びで検討する大学生も多いでしょう。

深夜(夜勤)バイトをすれば、日中は学生としての時間をしっかり確保して、深夜に効率よく稼げますし、お客さまも少ない時間帯なので楽なバイト先も多いです。一方で、昼夜逆転で体調を崩したり、大学生活に悪影響が出ないように気をつける必要もあります。

この記事では、深夜(夜勤)バイトのメリット、デメリット、おすすめの深夜(夜勤)バイト5選とその実態を紹介します。深夜(夜勤)バイト選びや、楽しい学生生活のための参考にしてください。

深夜(夜勤)バイトのメリット

深夜(夜勤)バイトのメリット

最初に深夜(夜勤)バイトのメリットを紹介します。

  • 時給が高い!稼ぎやすい!
  • お客さまが少ない!楽!
  • 業務量が少ない!楽!

時給が高い!稼ぎやすい!

深夜(夜勤)バイトの最も大きなメリットは「時給が高い」ということです。

日中の時間に働いたのと比べ、22時から朝5時までの時間帯に働いた場合には時給が25%以上割り増しになります。例えば、昼間1,000円の時給の場合、深夜(夜勤)では25%割り増しで1,250円以上となります。
(参考:労働基準法第37条)

6割の大学生が親からのお小遣いは「なし」と回答している調査もあり、より効率的に稼げる深夜(夜勤)バイトは、学生生活の強い味方といえます。
(参考記事:【大学生のバイト事情】平均収入は月6万円 親からの小遣いは6割が「なし」)

お客さまが少ない!楽!

深夜(夜勤)バイトの時間帯は、お客さまが日中の時間帯より減ることで、接客の時間や手間も少なく楽に働けます。

また、「バイトでいろいろな仕事を経験してみたいけど、接客が苦手で…」という人も、比較的お客さまが少なく接客が減る深夜(夜勤)バイトから徐々に慣れていく、というのも一つの方法でしょう。

業務量が少ない!楽!

深夜(夜勤)バイトの時間帯は接客も減るため、日中より業務量が少ないから楽!というのも大きなメリットです。

忙しい日中よりゆとりもあるので業務に集中することができて、仕事内容もじっくり覚えることもできます。

「やってみたいバイトはあるけど、いきなり忙しい日中の時間帯で始めるのは不安」という人も、深夜(夜勤)バイトの時間帯であればじっくり覚えられるので、チャンスも広がりますね。

深夜(夜勤)バイトのデメリット

次に深夜(夜勤)バイトのデメリットを紹介します。

  • 健康に注意!
  • 生活リズムに注意!
  • 潜むリスク・危険に注意!

健康に注意!

深夜(夜勤)バイトは稼ぎやすいですが、体調や健康を崩しやすくもなります。

睡眠時間を確保する、食事に気をつける、連勤はなるべく避けるなどの点を意識して、健康管理、体調管理をする必要があるでしょう。

昼夜逆転に注意!

深夜(夜勤)バイトでは、深夜に働くことで生活が昼夜逆転しがちになります。

上手に自己管理しないと、体調を崩すだけでなく、睡眠不足や朝起きれない、日中の時間に眠くなってしまうなどで、授業が苦痛になったり、通学が億劫になったりすることも。

また、あまり連勤が続くと友人や恋人、サークルなどの予定に合わせにくくもなります。せっかくの学生生活を楽しく続けるためにも、自己管理がより大切になります。

潜む危険やリスクに注意!

深夜に働くということは、それなりに危険やリスクも伴います。

バイト先によっては酔った客がいたり、シフトに入る人数が少なかったりすることもあります。危険やリスクの度合いも、バイト先選定の重要なポイントになります。

また、深夜や早朝は公共の交通機関が動いていない時間もあります。帰り道の暗さ、ルートの途中に危険が潜んでないかなどにも注意が必要です。

おすすめの深夜(夜勤)バイト5選とその実態

おすすめの深夜(夜勤)バイト5選とその実態

ではメリット、デメリットを知ったうえで、大学生におすすめの深夜(夜勤)バイト5選とその実態を紹介します。

  • コンビニ
  • カラオケ
  • マンガ喫茶、ネットカフェ
  • ファミレス
  • 警備員

コンビニ

コンビニのバイトというと、レジや接客対応をイメージしますが、深夜(夜勤)バイトではお客さまの多い時間帯にはできない陳列や清掃がメインとなります。

お客さまが少ない時間帯なので、接客のストレスも少なく、黙々と仕事に集中しやすいです。

また、とにかくコンビニは数が多いのでバイト先を探すのに困らないし、深夜は人手不足でシフトにも入りやすく稼ぎやすいという傾向もあります。

カラオケ

カラオケ店での深夜(夜勤)バイトは、受付や精算を担当する「フロント」や、飲み物や食べ物を用意する「キッチン」、個室の配膳・清掃などを行う「ホール」などの担当業務に分かれています。

深夜の時間帯にお客さまが少なくなるバイト先が多い中、カラオケは金曜、土曜、祝前日などは遅くまで混雑しますが、業務の役割が分かれているので、仕事内容を覚えるのは楽なバイト先といえます。

また、多くのお客さまが終電をめどに帰る傾向があるので、終電後はお客さまも少なく楽に稼げます。

マンガ喫茶、ネットカフェ

マンガ喫茶、ネットカフェでの仕事は、受付や精算、飲み物や食べ物の用意などですが、深夜(夜勤)バイトではマンガ、DVDなどの商品整理、陳列などがメインとなります。

深夜(夜勤)バイトの時給の良さだけでなく、アニメやマンガ、映画などが好きな人には、楽しみながら稼ぐことができる魅力あるバイト先といえるでしょう。

ファミレス

ファミレスでの深夜(夜勤)バイトも、受付や精算を担当する「フロント」や、調理したり食器を洗う「キッチン」、注文を受け料理を運ぶ「ホール」などの業務に分かれています。

ファミレスも、業務の役割が分かれているので仕事内容を覚えやすいですし、大手チェーンが多いのでしっかりとマニュアルが整備されていて、未経験の人にも働きやすいバイト先です。

また、深夜はお客さまも減ることや、アルコールの提供が中心の居酒屋と違って、深夜でもお客さまの層も荒れておらず、楽なバイト先の一つでもあります。

警備員

警備員の深夜(夜勤)バイトは、ビルやデパート、病院、大規模商業施設などで警備を行う仕事です。定期的に巡回し、施錠などを確認するなど、業務は比較的楽です。また、お客さま対応ではないので、接客が苦手でもできるバイトです。

深夜(夜勤)バイトは「きつい」「寝られない」と思いがちですが、巡回やモニター監視などの時以外は案外ゆったりとしていて、仮眠できる現場も多いです。また、大きな施設は複数人でシフトに入るため、より安心です。

警備の業務は、万が一の際には危険も伴う場面も想定されるため、研修体制もしっかりしており、未経験でも意外に挑戦しやすく稼げるバイトです。

まとめ

深夜(夜勤)バイトは割り増しで時給が高いうえ、お客さんの少ない時間帯なので楽な仕事も多いです。また、接客や業務量も少なく、じっくり仕事内容を覚えることが出来るので、未経験の仕事に挑戦したい場合には、深夜(夜勤)バイトから試してみるのもおすすめです。

深夜(夜勤)バイトは昼夜逆転した生活にならないよう気をつけて、健康を崩さないよう注意が必要です。睡眠不足や朝起きられない、日中の時間に眠くなるなどで、大学の授業が苦痛になったり、通学そのものが億劫にならないよう、自己管理がとても重要です。

体調に十分気をつけて自分の生活リズムを確保できれば、深夜(夜勤)バイトで効率よく稼ぐことで学業と両立させて、大学生活をより楽しく充実させることができます。記事を参考に、自分の学生生活や生活スタイルに合ったバイト先をみつけてください。