アルバイト履歴書の志望動機どう書く?採用されやすい例文・ポイント

アルバイト履歴書の志望動機どう書く?採用されやすい例文・ポイント

初めてアルバイトをする時は、志望動機になにを書けばいいのかわからないですよね。

履歴書の志望動機欄は、応募先の採用担当者が面接の際に見ているポイントの一つです。

志望動機ごとの例文を付けて、採用されやすい志望動機の書き方をご紹介。
参考にしてオリジナルの志望動機を完成させましょう。

バイトの志望動機 好印象になるポイント

志望動機とは、「応募先の企業で働きたいと思った理由」のことを指します。「なぜ他の求人ではなくこの求人を選んで応募したのか」を伝えて納得してもらうことが大切です。

  • 応募する理由を明確に
  • 実体験を盛り込んだオリジナルの内容を記入する
  • 自分が働くことでメリットになることを書く
  • 文字数は200~300文字にまとめる
  • 空欄で提出することは避ける

バイトの志望動機 NGポイントは?

応募の理由がわかりにくい、仕事に対してやる気、意欲だけを書くのは採用担当者に悪印象を与えるので好ましくありません。伝わりやすい明確な理由を記入するようにしましょう。

  • 応募の理由がわかりにくい
  • 自分の希望のみ記入している
  • 複数の理由が混在
  • 文章が長すぎて読みにくい
  • ネガティブな内容
  • 辞めることが前提

志望動機の例文

自宅から近い

バイト先までの距離が近いので、という理由だけでは志望動機としては印象が少し弱いでしょう。時間を有効活用出来ることなど、明確な理由伝えられると良いです。
例:自宅から近く、学校帰り、休日でも通いやすく、アルバイトを続けやすいと考えて応募しました。そのため、急なシフト変更にも柔軟に対応しやすいです。

例:学校への通り道にあるため、楽しそうに働くスタッフさんを毎日見かけていました。ぜひ一緒に働きたいと考えています。
自宅から近い

シフトが希望に合っている

シフトが希望に合っている

例:学校の授業が午前中から17時頃まである為、平日はアルバイトが難しいです。その為、週末中心のアルバイトで働きたいと考え、応募しました。

例:普段は学業を優先しておりますが、夏休みを利用して初めてのアルバイトに挑戦しようと思い、応募しました。

例:朝方シフトの求人募集を見て応募しました。学校とサークルの両立を可能なバイトを探していたこと、早起きが得意な自分に合っていると感じたので、応募しました。

髪型や髪色、服装が自由

髪型や髪色、服装が自由
ただ漫然と「服装や髪型が自由だから良さそう」のような志望動機では応募先に興味を持っていることが伝わりません。ここで働きたいという気持ちが伝わるような文章を作ってみてください。

例:お洒落が好きで髪色やネイルにこだわりがあります。自分の個性をありまま受け入れてくれるアルバイトを探していた時にこちらの求人を見つけ応募しました。

例:「髪型・服装自由」という社風に魅力を感じて応募しました。自分らしさを大切にしながら仕事に取り組める環境は、個性を活かした柔軟な対応力を発揮する上で強みになると考えています。

お金を貯めたい

お金を貯めたい
志望動機が「お金を貯めたい」が理由の場合、どうして稼ぎたいのかも一緒に記入すると面接担当者により意欲が伝わるでしょう。「お金を欲しいから」のような端的な志望動機を記入するよりも好印象で採用してもらえる可能性が高まります。

例:高校生になって、自分で使うお金は自分でアルバイトでまかないたいと考えています。こちらは、自宅から歩いて通えるため、長く続けやすいと考えて応募しました。

例:旅行が趣味で、来年の夏休みにアジアへ旅行に行きたいと思い計画を立てています。そのための資金を貯める必要があり応募しました。

例:将来は、公務員になりたいと考えています。大学に通いながら資格を取得するため、専門学校へ通おうと考えており、そのための学費を貯めることが目的です。大学の授業の合間や、休日にしっかり働きたいと思っています。

バイト経験がなくやってみたい

バイト経験がなくやってみたい
高校生や大学生で、初めてのバイト応募になることがあると思います。
未経験のバイトをしてみたい学生の皆さんでも使いやすい内容になっています。

例:高校生になったので、アルバイトをしてみたく、学校の帰り道にあり続けやすいと考えています。早く慣れることが出来るように頑張ります。友人が貴社でアルバイトをしており、楽しく働いている様子聞いて、自分もアルバイトをしてみたいと興味を持ちました。

例:アルバイトで接客の仕事に興味があります。貴社のカフェは家族でも利用したことがあり、初めてのアルバイトするなら自分が知っているところで頑張りたく思い応募しました。

例:アパレル業界への就職を目指しており、アルバイトをするなら、将来のためになる職種をと考えています。接客の仕事を通して、実際の業務に触れ、リアルな経験を身に付けたいです。

仕事内容に興味がある

仕事内容に興味がある
志望動機が「バイト先の仕事内容」が理由の場合は、なぜその仕事をしたいかを明確に伝えられると良いです。

例:私はコーヒーが好きで、こちらのお店を何度も利用させていただきました。来店するたびにスタッフの方が丁寧に接客してくださり、とても嬉しい気持ちになれます。今は、接客だけでなくコーヒーについて基礎から学びたいと思い、カフェで働きながら知識を身に付けたいと考えるようになりました。私もここで働きながら知識を深め、お客様においしいコーヒーを紹介できる存在になりたいと思い、応募しました。

例:休みは毎週ケーキ屋巡りをするほどスイーツが好きでなので、働くならスイーツのお店がいいと思い、何度か訪れたことのあるこちらのお店へ応募しました。

例:私は几帳面な性格で、書類の記入する際は細かい部分にもこだわっています。資料をまとめる作業も得意で、授業で作成する資料も先生から「わかりやすい」と評価をされました。学校の授業やレポート作成で培った、データ入力や表作成のスキルが役立てられると思ったので応募しました。

志望動機がない

志望動機がない
いくら考えても志望動機がない!なんて人もそのバイトを選んだきっかけはあるはず。「家から近い」「高時給」「この仕事内容なら自分の体力でも出来るかも」といくつか出てくるはずです。できるだけポジティブなワードを使って、好印象を与えましょう。

まとめ<バイトの志望動機を考える時のポイントは>

志望動機は高校生や大学生、フリーターなど立場によっても異なります。高校生大学生など、学生の場合はアルバイトをすることで社会経験を積めること、将来のために経験を身につけられるのが志望動機になります。

応募理由をわかりやすく伝えること。
バイトの志望動機では単に「給料が良いから」「働きたいから」「楽そうなので」といった表面的な理由だけでなく、具体的なエピソードを交えつつその職場であなたを採用することでどんなメリットがあるのか、自分の経験を活かせるのかを具体的に採用担当者に伝えましょう。

志望動機がなかなか思いつかなくて、履歴書の志望動機を空欄のままにしておくのはよくありません。実際にお店に訪れてみるのも、アルバイト先の魅力が見つかりやすくておすすめです。求人サイトなども活用して、気になる求人を見つけたら、積極的に応募してみましょう!