仕事が嫌になって仕事をばっくれてしまおうと悩んだことはないでしょうか。毎日仕事をこなしているとストレスがたまり仕事をばっくれるという考えが出てきてしまうかもしれません。しかし、仕事をばっくれると取り返しのつかないような大きなリスクをはらんでいる可能性があります。この記事では、
- 仕事をばっくれたくなるそもそもの理由
- 仕事をばっくれた後に待ち受けるリスク
- 仕事をばっくれたくなったときの対処法
の3つについて解説していきます。自分の状況と照らし合わせて最善の選択をするために、ぜひ参考にしてみてください。
仕事をばっくれたくなるそもそもの理由
なぜ人は仕事をばっくれたくなってしまうのでしょうか。いくつか理由を紹介するので、自分に当てはまるものがあるか確認しましょう。自分の気持ちを理解することでより効果的な解決への道が見えてくるかもしれません。
仕事内容が合わない・なんとなく仕事に行きたくない
具体的な理由は思いつかないけど、なんとなく仕事に行きたくない人も多いのではないでしょうか。また、仕事内容が合わず興味が持てないとモチベーションも維持しづらくなり、仕事そのものがつらくなってきてしまいます。
職場での人間関係
職場の雰囲気や人間関係が合わないこともよくある原因です。はじめは小さな違和感でも、毎日の積み重ねで、やがて大きなストレスになってしまいます。こういったものは他者に原因があり自分一人の力で変えることが難しいことも多いです。
労働環境への不満
仕事への報酬が見合ってないと感じている場合や、残業や休日出勤、長時間労働など良くない環境が続くと心身に疲労がたまり、仕事をばっくれたいと思うのは当たり前のことです。体が壊れてしまう前に早期の対処を心がけましょう。
仕事でのミス
仕事でミスをしてしまった場合も、気分が落ち込んでしまい仕事をばっくれたくなるきっかけになります。しかし、人は失敗を繰り返し成長していくもの。気持ちを切り替え、次回ミスをしないように努力していきましょう。
辞めたくても会社が辞めさせてくれない
仕事を辞める意思を示しても、会社が受理してくれないので、ばっくれるという選択をとる場合もあるようです。しかし、会社側からの強引な引き止めは法律違反にあたります。適切な選択をして、安心して退職できる方法を探しましょう。
仕事をばっくれた後に待ち受けるリスク
仕事をばっくれたくなる気持ちがでてくるのはしょうがないのかもしれません。しかし、衝動的にばっくれてしまい、取り返しがつかなくなる可能性があります。後悔しないためにも、ばっくれたことで起こる様々なリスクを理解し、思考を落ち着かせましょう。わかりやすく段階的に紹介していきます。
会社から連絡が来る・人が訪ねてくる
まず、会社から会社側から電話やメールが来ます。会社側からすれば、連絡もなしに急に来ないわけですから、事件や事故に巻き込まれていないかの安否確認の理由もあり、何度も連絡が来るでしょう。ここで無視をしていても事態は悪化するのみです。連絡がつかないとなると、次の手段として、家の場所、時間帯によっては会社の人間が直接家に訪ねてくることも考えられます。
緊急連絡先に連絡がいく
本人に連絡がつかないとなると、会社側もどうにかして状況を把握する必要がありますから、緊急連絡先の親や親せきに連絡がいく場合もあります。こうなってくると、より多くの人を巻き込んで迷惑や心配をかけてしまい、自分一人の問題ではなくなっていきます。
捜索願を出される
どのような手段でも本人と連絡がつかない場合、警察に連絡がいく可能性も考えられます。これだけ連絡をして安否が確認できないわけですから、事件や事故に巻き込まれている可能性を考慮して警察に捜索願を出すのです。急にばっくれることはこれだけ大事になる可能性もあるのです。
減給または給料がもらえない
ばっくれることは無断欠勤として扱われ、減給される可能性があります。また、自分が仕事をばっくれたことで会社に損害が出た場合、損害賠償を請求されるかもしれません。このように金銭的にも大きなリスクを含んでおり、普段の生活にも影響していきます。
懲戒解雇になる
仕事をばっくれたまま無断欠勤を続けた場合、懲戒解雇の対象となるかもしれません。懲戒解雇とは、懲戒処分の中でも、最も重い制裁とされています。社会的にも大きなダメージとなります。
転職の際不利になる
仕事をばっくれて懲戒解雇の処分を受けると、自分の経歴に傷がつき、これからの転職活動に影響が出るでしょう。そこまでいかなくても仕事をばっくれるということはいかなる理由であれ、マイナスのイメージを持たれてしまいます。今後のことを考えても、ばっくれることは長期的に大きなリスクがあるのです。
仕事をばっくれたくなったときの対処法
仕事をばっくれることは大きなリスクがあります。そのリスクを負わないために普段からできる対処法を紹介します。仕事をばっくれたくなるほどのストレスを溜めず、未然にばっくれたくなる気持ちを抱え込まないように過ごすことが大切です。
ばっくれたくなる理由を確認する
まずは仕事をばっくれたくなる理由を確認して、気持ちの整理をしましょう。理由によっては意外と解決ができるものだったりして、適切な対処法が見えてくるかもしれません。自分にとって最善の選択をするために、一度状況を確認し、落ち着くことはとても大切です。
人に相談する
会社の人に相談できれば、問題の解決につながるかもしれませんし、だれか信頼できる人に話すことで心が軽くなるものです。また、ほかの人からの視点を取り入れることによって、自分一人では思いつかなかった解決策や考え方を得られるかもしれません。それだけではなく声に出して問題を言語化することも新たな視点を見つけるきっかけになります。
有休を使いリフレッシュする
仕事をばっくれるくらいなら有休を申請して堂々と休みましょう。ばっくれたことへの不安を抱かずに心の底から休めます。しっかり仕事から離れることで気持ちがリフレッシュされ考え方や、仕事への向き合い方が変わるかもしれません。
会社から離れる
仕事をばっくれたい理由が会社にあり、自分ではどうしても解決できない場合は転職や退職も選択肢の一つです。苦しい現状を耐え続けるのは精神的にも悪いことですし、転職活動を始めることで、次のことを考えることができ心が前向きになるかもしれません。また、ばっくれではなく、正式な手順を経て退職することによって次への行動にも移りやすくなります。
まとめ
仕事をばっくれるのは非常に危険です。仕事をばっくれることは大きなリスクを伴いますし、自分が不利になるだけなのでおすすめしません。どうしても仕事をばっくれたくなってしまったら、まずはばっくれたくなる考えになった理由を見つけ、自分に適した対処法を講じ、問題解決に動きましょう。あなたが後悔せず納得できるより良い未来になることを願っています。