私達の身近な存在であるスーパー。
近年では営業時間も長くなり、柔軟に働けるバイト先を求める方にも魅力的な職場です。
実際にどんな仕事があるのか?経験者の声をもとにまとめてみました。
自分に合うスーパーのバイトを見つけるために、ぜひ役立ててください!
スーパーの仕事内容とは?
まず、大きく2つの業務に分かれます。接客業務と売り場管理業務です。
接客業務はレジ部門、サービスカウンター部門
売り場管理業務はグロサリー、青果、鮮魚、精肉、総菜部門などです。
接客業務
レジ部門の仕事とは?
スーパーのバイトといったら、一番に思いつくのがレジ打ちではないしょうか。
レジカウンターに立ち、お客様の買い上げ商品のバーコードをスキャンして清算を行います。バーコードがついていない商品はタッチパネルを使ったり、手入力を行うこともあります。
サービスカウンター部門の仕事とは?
お客様からの様々な問い合わせに対応するのがサービスカウンターです。
売り場の案内からクレーム、返品の対応、落とし物や忘れ物の受付と預かり、宅配便の手配、会員カードに関する質問対応など、スーパーの中の『なんでも屋さん』のような位置づけです。
接客業務のメリット・デメリット
スーパーのバイトの中でお客様と接する機会が一番多い業務です。黙々と仕事をするのが苦手、人とコミュニケーションを取ることが好きという方に向いています。感謝の言葉をかけられることもあるので、やりがいを感じやすいことも接客業務のメリットです。
デメリットはやはりスーパーのバイトの中で一番お客様に接する、やりとりを行う部門になりますので、クレームを受けやすいこと。勤務時間は基本的に立っていることになりますので、足腰が弱いという方は厳しいかもしれません。
売り場管理業務
グロサリー部門の仕事とは?
聞きなれない言葉かも知れませんが、グロサリーとは一般の日持ちする食料品を扱う部門のことです。菓子、飲料、レトルト食品、缶詰、乾物や調味料などの食料品、お店によっては洗剤やトイレットペーパーなどの日用品まで扱う場合もあります。スーパーの中で最も扱う品数が多い部門です。慣れてくると発注を任されることもありますが、バイトの主な仕事内容は商品の品出しと陳列、補充です。
青果部門の仕事とは?
青果部門は野菜や果物を扱う部門です。
そのまま店頭に並べたり、玉ねぎやジャガイモを袋詰めしたり、キャベツや白菜を半分に切ったり、お客様が手に取りやすいように加工することもあります。
鮮魚部門の仕事とは?
鮮魚部門は魚を扱う部門です。
魚をさばけないので、鮮魚は無理!と思う方もいますよね。その点は大丈夫です。
難しい作業は加工スタッフの方やベテランの方が担当されて、下処理したものをパック詰めする、値札を付ける、陳列、補充をするということが一般的なバイトの担当になります。
精肉部門の仕事とは?
精肉部門は生肉(豚、牛、鶏肉など)と加工肉を扱う部門です。
ブロック肉をスライス、ミンチにする作業もありますが、バイトはパック詰めや陳列からスタートすることが一般的です。
総菜部門の仕事とは?
惣菜部門は弁当や総菜を扱う部門です。
バイトの主な仕事は総菜のパック詰め、陳列、補充です。調理はベテランスタッフやパートさんが行うことが多いようですが、慣れてくるとフライヤーを使って揚げ物をしたり、簡単な調理をすることもあるかもしれません。スーパーの総菜はいつでも同じ味が出せるようにレシピやマニュアルがあり、あらかじめ加工された食材を使うことが多いので、料理が苦手な方でもチャレンジしやすい仕事です。
売り場管理業務のメリット・デメリット
スーパーの売り場管理業務のバイトのメリットは、商品知識が身につくことです。
野菜や果物、魚は季節によって旬があり、採れる種類も変わります。旬のものは安くて栄養価が高いので覚えておいて損はありません。節約や健康な体づくりのために役立ちそうですね。お肉もどの部位がどんな味でどんな調理に向いているかが分かってくると、料理を作る時や焼肉屋さんでより美味しい選択ができるようになりそうです。
デメリットは、青果は野菜や果物が詰まった段ボールを持ち運ぶことも多くありますので、腰への負担が大きいようです。鮮魚、精肉の場合は鮮度を保つために常に作業場が低温に保たれています。寒さが苦手という方は厳しいでしょう。また鮮魚や総菜は臭いが気になる方は、向いていないかもしれません。
楽な部門とは?
自分に向いていそうなのは、なんとなくここかなと思う部門はありましたか?
何を楽と感じるかは人によって違うので、一番自分に向いていそうな部門を見つけることが一番です。お客様とコミュニケーションを取ることや忙しいことが苦にならない方はレジなどの接客業務が向いていますし、黙々と仕事をしたいという方には各売り場管理業務が向いています。
ただ、どの部門になっても例外はあります。
- レジだけど、暇な時間は品出しの手伝いをしなければならない
- 品出しをしている時に、お客様に案内を頼まれた
どんな仕事でもそうですが、完全に苦手なことを避けるのは難しいです。
より自分に向いている方、また仕事内容以外のメリットにも目を向けてみましょう。
- コンビニのレジに比べたら、仕事内容の幅が狭いのでだいぶ楽
- 生活必需品が社割価格で買えるので、節約できる
- 夜間は時給が高くなるし、暇な時間が多い。家から近いので帰りも楽
最初は覚えることが多くて大変だけど、覚えてしまえば単純作業で同じことの繰り返しになるので、慣れると楽に感じるという声もよく聞きます。
混雑時にレジを待つお客様の長い列を効率良くさばくことができた時に充実感があった。案内をした時にお客様から言われた「ありがとう」の言葉が嬉しかったなど、お客様とのちょっとしたふれあいが励みになったりすることもあるようです。
また、スーパーでは様々な世代の人が働いていますので、自分と違う年代の方と一緒に働くことで社会勉強にもなりますね。
まとめ
いかがでしたか?
スーパーのバイトだとまず思いつくのがレジ打ちだと思いますが、レジ打ち以外にもたくさんの仕事があることはお分かりいただけたかと思います。
これなら自分に向いていそう、やれそうという部門は見つかりましたか?激安スーパーなのか、高級スーパーなのか、小型ス-パーなのか大型スーパーなのか、街中なのか、住宅地なのか、規模やコンセプト、立地条件などで忙しさや扱う商品も変わってきます。
多くのスタッフが働くスーパーの方が、シフトの融通がききやすいということもあります。
まずは、通いやすい場所で、自分の希望する職種のバイトを募集しているスーパーがあるのか。働きたいと思っているスーパーがあれば、バイトの募集をしているか調べてみる。
ぜひ比較検討をすることから始めてみてください。あなたにぴったりのスーパーのバイトを見つけられますように!