子どもが幼稚園に通っている、これから幼稚園に通う予定でパートを考えている幼稚園ママは多いのではないでしょうか?幼稚園ママのパートは難しい?本記事では、パートで働く幼稚園ママたちの経験談の調査をふまえてパート選びのポイントを解説していきます!
幼稚園ママの働き方の種類は?あなたに合った働き方を考えよう
幼稚園ママのパートは難しいと言われています。「子どもを預ける時間が短い」「行事や保護者会が多い」「夏休み冬休みの長期のお休み」「子どもの急な病気」など、難しい理由を考えると働くことに不安を感じるママは多いでしょう。
でも子どもの成長や自分の将来のためにも働きたい。どんなパートなら働きやすい?働いてる幼稚園ママたちの工夫は?働くために必要なことは?自分に合ったパート選びを考えてみましょう。
短時間勤務
- 幼稚園に預ける時間で働く。送り迎えに合わせて働く。
- メリット)生活のルーティンが決めやすい。仕事に早く慣れることができる。
- デメリット)幼稚園行事と重なればお休み。急なお休みが取りづらい。
シフト制
- 希望シフトで働く。幼稚園のスケジュールに合わせて働くことができる。
- メリット)希望シフトで働くので仕事を休まなくて済む。交代が可能。
- デメリット)シフトに合わせたスケジュール管理が必要。お迎えなどサポート体制が必要。
在宅ワーク
- リモート勤務。時間の融通が効く。通勤時間を仕事の時間に使える。
- メリット)家事・育児・仕事の両立がしやすい。自分で仕事の時間を決められる。
- デメリット)スケジュール管理ができないと期限前に仕事に追われる。
短期・単発・スポットスタッフ
- 一定期間のパート勤務。1日の単発勤務。派遣会社に登録して希望条件で働く方法もあり。
- メリット)1日や短期間など幼稚園のスケジュールに合わせて働ける。煩わしい人間関係の心配が少ない。
- デメリット)勤務時間が長めのバイトが多いため家族の協力がなければ難しい。求人が少ない地域がある。
幼稚園ママに人気のパートは?経験談まとめ
飲食店ランチタイムスタッフ、学校・園の給食調理補助、保育補助スタッフ
- 短時間勤務の幼稚園ママに人気のパート。
- ランチタイムスタッフは子どもを預ける時間にぴったり。送り迎えしやすい距離の職場はさらに良い。
- 給食調理補助は学校・幼稚園スケジュールに合わせた仕事なので、夏休み冬休みの長期休みは仕事がお休みになり、子どもと過ごせる。
- 保育補助スタッフは育児に理解がある職場でお休みの相談がしやすい。融通が効く。
コンビニ、ファーストフード、スーパー
- シフト制勤務の幼稚園ママに人気のパート。
- パートの求人募集が多く、シフト制で日数や時間帯が選べる。店舗数が多く、自宅近くで見つけやすい。
- 園の行事に合わせてお休みが調整できる。急なお休みも交代してもらえる。
- 家族の協力がもらえれば時給の高い早朝や夜に働く選択肢もあり。
ライター、通信教育の回答添削、ハンドメイド販売
- 得意なことを活かして在宅ワークする幼稚園ママに人気のパート。
- 在宅ワークは自宅で好きな時間に作業でき、家事・育児との両立がしやすい。
- 園の役員を引き受けるなど協力できる。子どもの急なお休みも心配なし。
- 園の行事が多くパートに行くのは難しい、近くに良いパートが見つからないママにおすすめ。
イベントスタッフ、検品・仕分け作業、試験監督
- 短期・単発勤務。長期パートで働くのが難しい幼稚園ママに人気のパート。
- 1日や数日勤務で終了。いろいろな職種を経験してみたいママにおすすめ。
- 長時間作業、仕事内容を早く把握しなければならない、など精神的・体力的にきついことがある。
パートで働くママが工夫していることは?
働く幼稚園ママは、おばあちゃん、おじいちゃんの協力があることが多いようです。しかし、遠方にいる、仕事をしていて協力をお願いするのが難しい場合もあります。そのような時のママたちの工夫を紹介します。
延長保育を利用する
幼稚園の延長保育を利用。別料金なので利用回数を考えて利用する。
幼稚園以外の預け先を確保する
自治体の一時預かり、病児保育、ファミサポの利用、ベビーシッターに依頼する。
家族にママが働くことを理解・協力してもらう
夫と家事や育児の分担をする、子どもにお手伝いしてもらう、などママが働きやすい環境づくりをしていく。
育児に理解のある職場を見つける
急なお休みの相談がしやすい、交代が可能、など育児を応援してくれる職場を探す。面接では、「幼稚園行事のお休み」「子どもの急な病気のお迎え」「病気の連日のお休み」などに理解があるのか、お休みしたい時には自分で交代スタッフをお願いしなければならない、などルールがあるのか尋ねてみましょう。また、在宅ワークでも育児中であることを伝えて働くことは大事です。
幼稚園選びにもポイントあり?ママが働きやすい幼稚園とは?
「いざ入園したら行事参加や保護者会などが多く、頼れる人もいなくてパートは難しい」と悩むママも多くいるようです。これから幼稚園に通う予定でパートを考えているママに幼稚園選びのポイントをご紹介します。
働くママが多い幼稚園
働くママが多い幼稚園は働きやすい雰囲気があり、働くママに協力的なシステムがあることが多い。
バス通園可能
送り迎えの時短になることで働く時間を長くできる。特に在宅ワークのママは仕事時間に活用できる。
保護者参加の行事が少なめ、お弁当の日が少なめ
園が働くママの負担を考えてくれる。役員の仕事が少なく、行事の準備をほぼ幼稚園がしてくれる。
延長保育、幼稚園で習い事ができる
延長保育のほか、ピアノや体操教室など幼稚園で実施している。子どもに習い事をさせたいママは習い事の送り迎えがなく嬉しい。
パートと育児の両立のサポート情報
働くママをサポートするサービスです。登録が必要なサービスが多いので、ホームページを確認しましょう。
自治体
- 一時預かり事業)保護者の仕事など、さまざまな理由で家庭においての保育が一時的に困難となった乳幼児を預かってくれる。
- 病児保育事業)子どものいる保護者が就労している場合に、子どもの病気の際に病院・保育所等において一時的に預かってくれる。
- ファミリー・サポート・センター)地域の子育てをサポートしてほしい依頼会員とサポートできる地域住民の架け橋となっている。幼稚園の送り迎えや一時預かりなど依頼できる。
地域の自治体のホームページでサービスの内容、手続き方法を確認しましょう。「保育コンシェルジュ」を置き、各家庭のライフスタイルに合わせた利用方法を相談できる自治体もあります。
子育て支援サービス
- ベビーシッター会社
説明会参加や面談後の登録が多いのでホームページでの申込みや問い合わせをしましょう。
WEBサイト、アプリ
- 家事時短テクニックのサイト、動画
- スケジュール管理アプリ
料理や片付けなどの家事時短テクニックを紹介するサイトや動画を参考にしたり、スケジュール管理アプリを活用してみましょう。
コミュニティ
- 幼稚園のママ友との情報交換
無理せず、少しずつ気の合うママ友ができると心強いのではないでしょうか。幼稚園の役員、行事など情報を共有して助け合えます。
自分に合ったパートを見つけるステップとは?
これまでの内容をまとめてパート選びの順序をみていきましょう。
幼稚園ママのパート選びのステップ
ステップ1. | パートを始める前に自分の周囲の環境や働き方を考えリスト化する |
ステップ2. | 考えたリストをもとに求人情報を見てみる(職種の具体化) |
ステップ3. | ママが働くことに家族の理解、協力をもらう |
ステップ4. | 働きやすい職場を見つけていく |
ステップ5. | いろいろなサポートを利用し、コミュニケーションを大切にする |
最後に
幼稚園ママもパートはできる!あなたに合ったパートを見つけよう!
幼稚園ママのパート選びのポイントをまとめてみました。まずは自分の考えをリスト化してみましょう。きっとあなたに合ったパート選びができます!