みなさんはフクロウカフェを知っていますか?
フクロウと触れ合えるカフェがあることは知っていても、アルバイトをするとしたら一体どんな仕事をするのでしょうか?
「フクロウカフェとはどんなカフェ?」から、具体的な仕事内容、やりがいや大変なことなど、詳しくお伝えしていきます。動物好きで動物カフェに興味のあるあなた、ぜひ参考にしてみてください。
フクロウカフェとはどんなカフェ?
「フクロウカフェ」では、フクロウとの触れ合いを楽しみながら好きなドリンクやデザートをいただき、癒しの時間を過ごすことができます。
具体的に何ができるの?
- フクロウと触れ合える(肩や膝・頭に乗せる、そっと撫でる、など)
- 一緒に写真が撮れる
- エサをあげられる
- カフェとしても楽しめる
他にも、専属のカメラマンが撮影したフクロウとの2ショット写真をポストカードにしてくれる、動画撮影OK、プラス料金で貸切プランや鷹匠体験が可能、など店舗ごとに独自のプランもあります。
また、フクロウにちなんだオリジナルデザートをいただけるカフェもあります。
フクロウカフェの利用料金は?
東京都内のフクロウカフェの利用料金は、 1時間あたり1人¥2,000~¥3,000が平均相場です。追加料金で延長可能な場合もありますが、1時間程度で入替制のカフェが多いです。エサ代は利用料金に込みの場合と、別途¥300~¥500程度かかる場合があります。
現在、日本にはどんな種類の動物カフェがあるの?
猫、犬、ウサギ、カワウソ、フクロウ、鳥、アルパカ、ハリネズミ、マイクロブタなどその種類は幅広く、犬カフェなどは柴犬、豆芝犬、大型犬、など種類別に特化したものもあります。最近では、韓国で人気のある「サモエド犬」のカフェが日本にも出来てSNSなどで話題になっていますね。また、複数種類の動物と触れ合うことの出来る動物カフェもあります。
フクロウカフェの人気度は?
東京地区の動物カフェランキング(じゃらん)では上位30位中6件のフクロウカフェがランクインしています。また、過去にはTVに紹介されていたことも多数あったため、行ったことはなくても存在は知っている方も多いのではないでしょうか。銀座や原宿、池袋といった都心部にいくつもフクロウカフェがあり、HPやじゃらんの口コミ評判・写真から外国からの観光客にも人気があることがうかがい知れます。
フクロウカフェでの仕事内容や待遇は?
それでは、フクロウカフェでの仕事内容をご紹介します。
フクロウカフェの具体的な仕事内容は?
- 掃除(カフェ内、フクロウのケージ内、糞の始末等)
- フクロウのお世話(エサ作り、エサやり、体調チェック等)
- カフェでの接客:フクロウに関して(受付、お客様がフクロウと触れ合う際のサポート)
- カフェでの接客:カフェに関して(ドリンクやデザートの注文取り、飲食物の準備、配膳)
全体の仕事の中で、フクロウに関する業務が8割、カフェ業務が2割といった感じのようです。フクロウに関する接客については知識や経験も必要となるため、アルバイトは裏方的業務からスタートします。
フクロウカフェバイトの一日の仕事の流れ
ここでは、早番・遅番の二交代制をとっているフクロウカフェの場合をご紹介します。
- 【早番】開店前:店内とケージの掃除、エサやり
- 【早番】日中:オンラインショップ用とカフェのフクロウ用のエサ作り
- 【遅番】閉店後:店内の掃除、フクロウのお世話(ケージに戻す、水替えなど)
このカフェでは分業制になっていて、アルバイトスタッフは裏方業務を、カフェでの接客や会計は基本的に社員がメインで行うそうですが、アルバイトスタッフでも経験によって接客も行うカフェもあります。
フクロウカフェバイトの時給や待遇、求人はどれくらいあるの?
時給は@¥1150~。土日や祝日に出勤出来る人が求められています。未経験でも大丈夫で、研修制度を設けている場合もあります。
ただ、今回の調査で検索出来た東京地区でのアルバイト募集案件は1件と、求人は多くありませんでした。アルバイト求人サイトだけでなく、フクロウカフェ各公式HPの求人欄もチェックするとよさそうです。
フクロウカフェバイトのメリット(幸せポイント)
実際にフクロウカフェで働くみなさんが感じているメリットには、どんなことがあるのでしょうか。
- とにかくフクロウが可愛い
- 見ていても接していても癒される
- なついてくれる
- なかなか飼うことができない珍しい動物のお世話ができる
- フクロウについて詳しく知ることができる
「とにかく可愛い」「癒される」といった評判が多く見られ、ここにフクロウカフェバイトの魅力が詰まっていますね!ヒナの時期のフクロウは、遊びたがってスタッフの肩に乗ったり、靴ひもを引っ張ったりもするそうです。小さくてふわふわしたフクロウが寄ってきてくれるのは、想像しただけで可愛いですね!大きくなってもスタッフを覚えてなついてくれたり、モフモフの羽と実は細い首とのギャップなど、知れば知るほどフクロウの魅力は深まりそうです。
また、フクロウの世話をする方法を学び、生態についても理解することができるので、フクロウに関心がある方にとってとても有益なアルバイトだと思います。
フクロウカフェバイトのデメリット
それでは、フクロウカフェで働くみなさんが感じているデメリットはどうでしょう。
- 体力が結構必要
- 長時間で丁寧な掃除が必須(糞の始末やガラス磨きも)
- エサの準備が大変(冷凍の動物を捌く、など)
実際のアルバイト募集欄にも、
「フクロウの糞との戦いになりますので、抵抗なくふんなど掃除できる方」「フクロウの餌は肉食ですので、餌を毎朝捌きます(冷凍ウズラ・冷凍ひよこ)ので、餌に抵抗ない方」この2点は絶対に避けて通れません。
と書かれていました。
可愛く皆を癒してくれるフクロウとハードな仕事内容にギャップもありますが、元気に過ごしてくれるためのお世話は生物と一緒に働く上では欠かせない、大切な仕事ですね。
こんな人がフクロウカフェのバイトに向いている!
それでは、どんな人がフクロウカフェバイトに向いているのでしょうか?
生き物が好きな人
これは大前提ですね。フクロウの知識や飼育経験はなくても、「フクロウが好きでお世話をしながら働きたい」という気持ちを持っていることが大切です。
観察力や細かな気遣いが出来る人
フクロウの体調の変化に細やかに気づいて報告や相談が出来る人には、安心してお世話をお願い出来るからです。
段取りを考えられる人
フクロウがいる中で掃除や作業をこなす必要があるため、フクロウにストレスを与えずにいかに早く作業を終えられるかがとても大切だからです。
接客があまり苦にならない人
アルバイトスタッフは主に裏方業務を担当することが多そうですが、経験を積むと接客業務にも仕事の幅が広がる場合があります。お客様とも、スタッフ同志でもコミュニケーションが取れることは大切なポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
可愛いフクロウと実際のフクロウカフェでのハードな仕事内容に、ギャップを感じた方も多いかもしれません。
今回の調査で、大変な仕事も多いけれど、フクロウの可愛さや癒してくれる存在であることが、フクロウカフェバイトの大きな魅力であると感じました。
「カフェ」とはありますが触れ合いの場としてカフェがあって、メインは「フクロウ」に置かれていることも分かりました。大切な命を守るお手伝いをしながら、なかなか自分で飼うことは難しい可愛いフクロウと過ごし、深く知ることが出来る貴重なアルバイトです。
フクロウカフェでのアルバイトに興味を持っている方々に、少しでも参考になれば幸いです。ここまでお読みいただきありがとうございました。