昨今、様々な働き方がある中で、副業を考えている方も多いのではないでしょうか?
副業をするにも、副業の種類は多いし、どんな副業がいいか悩みますよね。
そんな悩まれている方におすすめの副業は、パワーポイントの資料作成です。
副業の中でも、パワーポイントの資料作成はニーズがあり、案件が増えています。
オフィスワークの方であれば、新たなスキルは不要ですので、挑戦しやすいと思います。在宅ワークで、しかも好きな時間に仕事ができるのも魅力的ですね。
今回こちらのサイトでは、案件の取り方から相場までをご紹介しています。パワーポイントの資料作成の副業に興味がある方は、是非参考にしてみてください。
パワーポイント資料作成の副業の需要
プレゼン資料、企画書、マニュアルなど、ビジネスシーンに置いて、パワーポイントの資料作りは必要不可欠ですが、実際に副業としての需要は高いのでしょうか?
パワーポイントの資料作成の副業需要について調べてみました。
オンライン化により外注増
結論からお話すると、パワーポイントの資料作成の副業は、需要があります。
むしろ、パワーポイントの資料作成の副業は、増加傾向にあります。
その理由の一つは、コロナ禍や働き改革によるオンライン化が要因とされています。
新型コロナウイルスの影響や近年働き方改革が進み、オンライン・在宅勤務に移行した方も多いのではないでしょうか。オンラインでやり取りするようになったことにより、わかりやすい・伝わりやすい、高度な資料作成を求められる傾向になってきています。高度な資料を作成するには、それなりの時間が必要ですよね。
では実際に、プレゼン依頼~発表までにかかる時間を、皆さんはご存じですか?
1時間のパワーポイント資料(プレゼンテーション)を作成する場合にかかる時間は…約50時間と言われています。
リサーチ | 13時間 |
ニーズのリサーチ | 1時間 | 具体案作成 | 2時間 |
具体案まとめ | 1時間 |
パワーポイント資料の構成作成 | 2時間 |
パワーポイント資料のスライド作成 | 40時間 |
リハーサル | 3時間 |
合計 | 49時間 |
パワーポイントの資料作成と聞くと、簡単なように思われるかもしれませんが、作成以外にも時間がかかり、トータルで50時間もの時間を必要とします。
パワーポイントの資料作成に50時間費やすのは、本来時間を割くべき業務に、支障が出てしまうため、パワーポイントの資料作成の外注が増えているのです。
資料作成の料金相場
パワーポイントの資料作成のニーズが高まっていることはわかりましたが、実際にどのくらい稼ぐことができるのでしょうか。
実際に始めたいけど、どのくらいの収益になるか気になるところですよね。
様々な資料作成の料金相場を、資料の特徴と合わせて、種類ごとに見ていきましょう。
各種マニュアル
【外注費用相場】
マニュアル1点あたり 20万円~
業務・システム・ツール・取扱説明書など様々な種類のマニュアルの作成を外注する場合は、企画構成から原稿作成、画像作成などの費用も掛かります。ページ数によって料金も変動しますが、初期費用は20万円~が平均的です。
企画書
【外注費用相場】
企画構成が決まっている場合 5万円~
企画構成から依頼する場合 8万円~
デザイン費用(1ページ) 1万円~
企画書へ挿入するグラフ作成費用(1点) 5,000円~
パワーポイントの企画書で使用するアニメーションの作成費用 1万円~
企画書とは、新しい事業を始めたり、新商品の開発をしたりするときに、具体的な計画をまとめ、伝えるための資料のことです。スケジュールや予算、収益性などを資料にまとめ、社内または社外へ提出し、企画を通すことが目的です。
企画の段階から外注する場合は8万円~、パワーポイントで使用するアニメーションを追加する場合は、1万円~場合によって単価も変化します。
プレゼン資料
【外注費用相場】
既存資料のブラッシュアップ 1.5万~2万円(1ページ5,000円~7,000円)
新規資料の作成 3~4万円(1ページ7,000円~1万円)
プレゼンテーションの資料を外注する際、すでにある既存のプレゼン資料をもとにブラッシュアップを依頼する場合と、新規のプレゼン資料を1から依頼する場合があります。プレゼン資料のページ数や内容やクオリティによって単価も変動します。
Excel(エクセル)資料
【外注費用相場】
Excel資料のデータ入力 100文字あたり20円~
VBAを使用したブックの開発 5~10万円
Excel(エクセル)を用いた資料は、マクロや関数、VBAを使用した様々な種類の資料があります。
単純なデータ入力~グラフや表作成など資料の種類によって単価も変動します。
PowerPoint(パワーポイント)資料
【外注費用相場】
パワーポイント資料作成 1スライドあたり3,000円~1.5万円
PowerPoint(パワーポイント)ではだれでも簡単に資料を作成することができますが、クオリティの高い資料を求める場合は外注することをおすすめします。
アニメーションやデザインにこだわるほど単価が高くなります。また、納期やスライド数によっても価格が大きく変動します。
案件の取り方
資料作成の料金相場が分かったところで、実際にパワーポイント資料作成の副業を始める際に、どのように案件を獲得していくか、案件の取り方をご紹介します。
初心者がパワーポイント資料作成の副業を始めるには、クラウドソーシングサービス・スキルシェアサービスを利用するのがおすすめです。
クラウドソーシングとは、インターネット上で業務を依頼するビジネスのことです。
副業初心者がゼロから案件を獲得する行為は、はっきり言って無謀です…。
しかし、クラウドソーシングサービスを利用すれば、好きな時間に好きな場所で仕事ができます。
また、サービスを通してやり取りするので、クライアントとのトラブルになりにくく安心して副業ができます。
サイトごとの特徴を理解して、自分に合ったクラウドソーシングサービスを登録しましょう。
今回は、代表的なクラウドソーシングサービスを3件ご紹介します。
- クラウドワークス
- ココナラ
- ランサーズ
クラウドワークス
【特徴】
クラウドワークスは、業界最大手のクラウドソーシングサービスです。登録者数は410万人に上り、仕事の種類も200以上の案件があります。初心者向けの案件も豊富にあるのが特徴です。
【依頼形式】
- プロジェクト形式
- コンペ形式
- タスク形式
【システム手数料】
契約金額に応じて、5%~20%の範囲で変動。
ココナラ
【特徴】
ココナラは、「経験・スキル・知識」を出品出来る、クラウドソーシングサービスです。フリーマーケットのように、自分の長所を売って、買ってもらうようなサービスです。
【依頼形式】
- プロジェクト方式
- 自分のスキルを出品する方式
【システム手数料】
販売総額の22%
ランサーズ
【特徴】
ランサーズは、日本初のクラウドソーシングサービスです。2008年からサービスが開始し、これまでの依頼総数は200万件以上と案件も豊富にあります。
作品の品質向上のためのユーザーサポートなども充実していて、初心者でも安心して仕事ができるサービスです。
【依頼形式】
- プロジェクト形式
- タスク形式
- コンペ形式
【システム手数料】
契約金額 の16.5%
パワポ資料作成の副業に必要なスキル
実際にパワーポイント資料作成の副業には、どの程度のスキルが必要なのか気になると思います。
先ほど紹介した、クラウドソーシングサービスで紹介されている案件の多くは、
- WEB記事の要点をまとめたスライドを作成する作業
- PDF資料をパワーポイントに転記する作業
- グラフや画像をデザインする作業
など、基本的な操作が理解できていれば問題なく取り組める案件です。わかりやすいパワーポイントの資料作りをすることを心がけましょう。
また、社会人として当たり前のスキルである、
- 取引先とのコミュニケーションをしっかり取ること
- 期日厳守
などは、しっかり守りましょう。
パワーポイントの資料作成副業のまとめ
新型コロナウイルスや働き方改革の導入で、副業を選択する人が多くいると思います。副業未経験でもクラウドソーシングサービスなら安心して副業が始められます。
普段からパワーポイントの資料作成をしている人や、パワーポイントの操作が得意な方は、パワーポイントの資料作成副業に挑戦してみてはいかがでしょうか。
パワーポイント資料作成の副業で+αの収入を目指しましょう!