カメラマンアシスタントは辛いってホント? 体験談から徹底調査

カメラマンアシスタントは辛いってホント? 体験談から徹底調査

カメラマンのアシスタント辛いと聞いて当サイトに訪れたあなたへ
こちらではカメラマンアシスタントの辛い事、きつい事やカメラマンへ目指そうと思ってる方へまとめたものになります。

※こちらの記事は5分で読める記事となっております。

  • この記事でわかること
  • カメラマンのアシスタントが辛い理由
  • カメラマンのアシスタントの仕事内容
  • カメラマンに向いてる人の傾向
  • カメラマンアシスタントの業種紹介

カメラマンアシスタントが辛いってホント?

まずは結論から申し上げるとアシスタントの仕事はとても辛いです!
ただ、カメラマンアシスタント中にも色んな業種があり、それによって
辛い理由が少し変わってきます。中でも共通して辛い理由を3つ解説し
ながら、どんな仕事内容なのか併せて解説していきます。

カメラマンアシスタントが共通して辛い3つの理由

カメラマンアシスタントが共通して辛い3つの理由
冒頭でも説明いたしましたが、辛かったり、きつい理由はそれぞれ業種
によって異なってくる場合があり、中でも共通する辛い理由をまとめて
みました。

肉体労働である

カメラマンアシスタントとしての仕事は重たい機材を運んだり、セット
したり撮影終了後には撤収作業もしなくてはならないのでとにかく
朝から夜まで大変
です。また、ロケーション現場の撮影となれば夏
の炎天下での撮影、冬は雪の中での撮影もあるので、とても過酷な環境
下で仕事をしなくてはならないため、肉体的疲労は避けられません。

給料が安い

アシスタントということもあり、新人という扱いになるため給料は安く
平均月給は16万円~18万円が相場です。昔のお話
にはなりますがですが、プロの専属アシスタントは平均を下回るケース
が多くあり、賃金すら頂けない時代もあったようです。労働面で厳しく
なった現代では考えられない光景ですね…。おまけに、ワークライフバ
ランスを重視する方が多いこの時代、カメラマンアシスタントの年間休
日を求人サイトをもとに統計してみた結果が企業の約90%以上が年間休
日120日でした。参考求人サイト(求人サイトスタンバイ)

労働時間が長い

ロケーション現場へ向かうことが多い業種は朝から機材の準備、撮影終
了後も撤収作業があったり事務所に戻って機材のメンテナンスやデータ
の確認作業や一日の中でやることが多いため労働時間が長くなるのは必
然とも言えます、企業に所属しているカメラマンのアシスタントとなれば七五三など行事ごとの撮影も多いので繁忙期は特に残業が多いです。

カメラマンアシスタントの主な仕事内容

カメラマンアシスタントの主な仕事内容

カメラマンアシスタントの仕事内容は、業種によって異なるため
とあるフォトスタジオを一例としてリストにまとめてみました。

撮影時のサポート

  • 照明セッティング
  • 背景のセッティング
  • ポージングの指示
  • 声かけ、雰囲気作り

フォトスタジオ運営のサポート

  • 受付
  • 予約対応
  • 来店されたお客様の接客
  • 着付けの準備
  • ヘアメイク

フォトスタジオとは?七五三等で馴染みがあるようなスタジオですね。

馴染みがあるフォトスタジオへ行ったことがある方もおおいのではないでしょうか?カメラマンを含めスタッフの方が力を併せて形になったものをお客様にお渡しして、喜ぶ顔が思い浮かびますね。
それがまたカメラマンとしてアシスタントとして
やりがいを見出せるのではないでしょうか。

次はカメラマンに向いてる人の傾向をご紹介いたします。

カメラマンに向いてる人の傾向

カメラマンに向いてる人の傾向

カメラマンに向いてる人の傾向を簡潔にまとめた物になります、ご覧ください。

カメラや写真が好きな人

当たり前と言えばあたりまえなのですが、大前提としてカメラが好きな
人、写真を編集したりするのが好きな人、普段から撮影を趣味として嗜
んでる人には向いているでしょう。

体力がある人

ロケーション撮影となれば、機材の搬入から搬出、常に機材を持ち歩か
なくてはならない、軽いものも少なくカメラの機材は重量があるものが
多く、慎重に扱わなくてはならないのでそれだけでも体力が必要になっ
てきます。機材のセットやカメラのレンズ交換、照明のセッティング、
撮影機材のメンテナンス、撮影データの確認等の絶え間ない作業に追わ
れる日々です。企業に所属しているカメラマンの場合だとさらに雑務が
増えるため、忍耐力、体力がとても重要視される。

根気がある人

カメラマンが撮影を行う際には、必ず理想通りにシーンを撮影したいという目的を持って撮影に取り組んでいます。撮影中は集中力を持続し
て、大事な決定的なシーンを撮り逃さないようにする必要があります。
また、撮影は長時間に及ぶ場合もあるため、根気強さが大切な要素にな
ると言えます。

コミュニケーション能力がある人

スタジオで行う撮影でも、ロケーション撮影を行う場合でも、写真撮影
をする際には人とのコミュニケーションが必須です。
人の笑顔を引き出すのも表情を引き出すのも、コミュニケーションが
あって成り立つものでコミュニケーション能力は切っても切り離せな
い、必要不可欠な能力です。
あなたの傾向はいかがでしたでしょうか、当てはまる傾向はありましたか?
次に、業種ごとの違いについて説明します。

業種ごとによる働きかたの違い

業種ごとによる働きかたの違い

カメラマンのアシスタントと言っても、業種によって業務内容や役割が異なります。詳しくこちらで説明していきましょう。

企業に所属しているカメラマンのアシスタント

出版会社、新聞社、広告代理店、写真館、フォトスタジオといった企業に所属して、社内のカメラマンのアシスタントを行います。業務内容
は、セットの入れ替えや小道具のセッティング、ポーズの指示、声か
け、 撮影現場の雰囲気作りを主に行います。着付けや、ヘアメイク、受
付などの雑業務を行う事もあります。

ロケーション撮影のカメラマンアシスタント

こちらは、たまに街中で見かけるモデルの撮影や結婚式の撮影、成人式
の前撮り等の撮影アシスタントです。主な業務内容はクライアントとの
打合せ、機材の搬入、搬出、持ち運び、モデルのサポート、撮影全般のアシスタントを行う事が多いです。

スタジオ撮影のカメラマンアシスタント

カメラマンのアシスタントはもちろん、スタジオの機材管理、メンテナ
ンス、スタジオ撮影の裏方を支えるお仕事です。スタジオでは毎日違う
カメラマンと接することができたり、プロカメラマンの技術を間近で見
ることができるため、沢山の得られるスキルがあり、繋がりを増やす絶
好の場所とも言えます。

プロカメラマンの専属アシスタント

プロカメラマンの専属アシスタントの業務内容は一人のプロカメラマン
にだけついてアシスタント業務をします。こういったアシスタントは求
人情報に掲載されることは少なく、スタジオで経験を積んだ後に専属ア
アシスタントになる流れが最もセオリーである。また、上司、部下の関係ではなく師匠、弟子という関係性になる。仕事内容はもちろん、打合せから納品まで一連の流れがすべて学べるので、最も骨が折れるアシスタント業務ではあるが、プロのカメラマンになるのに必要なスキルを徹底的に学ぶことができる。

まとめ

ここまで見ていただき、ありがとうございます。
カメラマンにまつわること、アシスタントにまつわること
少しでも理解を深めるお手伝いが出来たのなら光栄です。

カメラマンアシスタントは辛いことが多いです、きつい事も沢山ありま
す。ですが一人前のカメラマンになるためには、その辛い思いも、きつ
いなと思う気持ちも、一つの経験値になりますし、スキルアップにも繋
がります。どんな職種でも辛い経験なくして一人前にはなれないのです。

カメラマンになろうと悩んでる方やアシスタントからスタート切ろうと
検討している方の参考になれば幸いです。