牧場のバイトと聞くと、どんなイメージをもっていますか?きつい、臭い、大変等というイメージが強い方も多いと思います。実際に検索をしても、きついや大変といった言葉や意見を多く聞きます。
そういったイメージの一方で、環境を変えるために牧場で働いてみたいと思う方や動物が好きだからやってみたいと思っている方もいます。
では、実際のところ牧場のバイトはどうなのか徹底調査をしました!
牧場バイトはきつい?きついと言われる理由は?徹底調査!
牧場のバイトがきついと言われる理由は、こちらになります。
- 朝が早い(牧場によりますが、5時、6時始業)
- 糞尿等による臭いがきつい
- 夏場は暑く、冬場は寒い
- アクセスが悪い
- 肉体労働
などといった意見があげられています。こういった意見を見る限りは、本当にきつい仕事だということを感じます。
牧場の仕事って何するの?
牧場の仕事は、朝が早くて、牛や馬の糞尿は臭くて、夏は暑く、冬は寒くて、本当に厳しい仕事なんだということを知ることが出来ました。
では、実際に牧場では、どんな仕事をしていて、一日はどのような流れで過ごしているのかをまとめました。
仕事内容
- 牛の乳を絞る搾乳
- 牛舎の清掃
- エサやり
- 牛の子供への哺育
- エサの為の畑仕事
- 牧草刈り
それ以外にも土木作業や、除雪作業等も牧場によっては行うようです。地域や牧場によっても仕事内容は異なりますが、牧場内のことは全て実施するということです。
なので、ここに記載した以外にも牧場で何か起きれば、その対応は必要となるということです。
牧場によりますが、約100頭近くの牛や馬を育てて、管理するということは、本当に大変なことだと改めて感じました。
しかし、きつい、大変だからやりがいのない仕事という訳ではありません。
牛の出産や死に立ち会って、命の大切さを感じる仕事でもあります。
牧場バイトの一日
一日の流れも牧場によって異なりますが、こちらが一日の流れになります。
3:30 | 牛舎の清掃 |
---|---|
5:00 | 搾乳 |
7:00 | エサやり |
9:00 | 朝食 |
10:00 | 畑仕事 |
15:00 | 牛舎の清掃 |
18:00 | 搾乳・エサやり |
牛に合わせた時間になるので、朝早くからの始業になります。
なので、規則正しい生活を送れるようになります。
牧場で働くにはどんな人が向いている?
きつくて、大変な仕事ですが、牧場の仕事に向いている人は一体どんな人なのでしょうか。
ここでは牧場の仕事に向いている人とやめておいた方がいい人をまとめました。
むいている人
- 自然が好き
- 動物や生き物が好き
- 体を動かすのが好き
- 朝が得意
- チャレンジ精神がある
牧場は、基本的に自然に囲まれた場所が多く、虫や植物が好きで、都会よりも緑がいっぱいある自然がある方が好きという方には働き安い環境になります。
そして、牛や馬などの生命、生き物を扱うため動物や生き物が好きというのは非常に大切です。
動物が中心の生活になる為、この気持ちがあるかないかで牧場の仕事が好きになれるか
好きになれないかの判断軸になります。
朝は、非常に早い為、得意でないと続けていくのが困難になってしまいます。
肉体労働なので、普段から体を動かすことが好きな方のほうが、牧場の仕事にはむいています。
最後のチャレンジ精神ですが、どんな仕事にも共通する部分ではありますが、失敗を恐れずチャレンジすることが大切ということです。失敗しながら、学んでいける姿勢が大切です!
やめておいた方がいい人
- 根気強くない人・コツコツできない
- 精神的に弱い人
- 体力がない人
- トレンドが好きな人
牧場の仕事は、基本的には日々同じ作業の繰り返しなので、コツコツ作業をできない人には向かない仕事になると思います。肉体労働も多く、牛や馬の糞尿の処理や小屋の掃除などもやるため根気がないとできません。
生命の死や誕生にも多く立ち会うため、そういった場面でメンタルを崩す方もいます、なので精神的に弱い人はきつい仕事になってしまう可能性があります。
自然の多い場所で、ショップや人も少ない場所での生活になる為、流行やトレンドに敏感でそういった物が好きな人にも不便な場所なので、ストレスがかかる可能性があります。
牧場バイトの時給やシフトはどうなってる?
それでは、最後に牧場でバイトした場合にもらえるお給料はいくらになるのか、時給はいくらなのか調査をしていきます。
お給料
時給は約1,000~1,300円で、牧場や時間帯、資格の有無で時給に差は出ています。
これが時給1,300円で週3で4:00~8:30で出勤した場合は、月給約7万になります。
ファーストフードやコンビニでアルバイトするのと金額はあまり差はないです。
給料面は他のアルバイトと同程度になります。
なので、牧場でアルバイトを選択する場合は、給料面ではなく、他のアルバイトにはない、牧場バイトでしかできない体験を考えて、アルバイトの検討をしてみてください。
シフト
こちらも牧場によりますが、共通しているのは、午前中、午後、フルタイムになります。
- 4:00~8:30
- 15:00~18:30
- 8:30~17:00
時間帯は、多少前後はありますが、このような時間帯分けでのシフトが多いです。
なので、学校帰りのアルバイトとしては不向きなアルバイトになると言えます。牧場までのアクセスにもよります。
夏休みや冬休みといった長期休みの際に短期アルバイトとして行うのが牧場バイトをすることをお勧めいたします。
まとめ
牧場のバイトはきついということは、多くの意見から本当に厳しい仕事だということが分かりました。
ただ厳しい中でも、牧場でしか体験できないことも多くあるということも分かりました。
出産や哺育、または死に立ち会うことは普段生活していては、経験できないことです。
それは、必ずしも楽しい経験となるかは分かりません。
牧場では、私たちが普段から食べている牛肉、牛乳といったものを作る過程を経験します。
その経験は、素晴らしい経験と言えます。
単にきつい仕事と括ってしまえば、そうなのですが、一方でこの仕事に情熱を注ぎ、やりがいや生きがいを持って、働いている方々もいます。そういった方々は、全国においしいものを届けたいという思いや、喜ばせたいという思いで働いています。
動物が好きだからという一点で、牧場の仕事を始めてしまうときついと感じてしまいます。
自然が好きだから、人間関係に疲れたからといって牧場の仕事を始めてしまうのも同じです。
牧場を調べて、仕事内容や環境を調査してから、牧場の仕事を始めることをおすすめします。
興味があり、牧場の仕事をやってみたいと思う方は、短期のアルバイトから初めることをおすすめいたします!