心理系大学院生のバイト事情を徹底調査!忙しい?おすすめバイトは?

心理系大学院生のバイト事情を徹底調査!忙しい?おすすめバイトは?

こんにちは!皆さんは今アルバイトをしていますか?

今回は心理系大学院へ通う方向けのアルバイト事情についてご紹介します。

心理系大学院に通っていると、授業や実習で忙しく、なかなかアルバイトをするといったことに一歩踏み出せないかと思われます。そういった方へ、そもそもアルバイトは可能なのか?やるとしたらどんなアルバイトがおすすめなのか?といったことをまとめていきたいと思います。

アルバイトすることは可能か?

アルバイトすることは可能か?

まず、そもそもアルバイトを行うことは可能なのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

実際、学校や研究室による

結論から申し上げますと、通っている大学院や研究室によります。ただ、多くの人はアルバイトを行うことは可能と考えられます。ただし、週に5日勤務、1日に7〜10時間勤務といったような長めのシフトで働くことは難しいです。人にはよりますが、週に1、2日程度、1日2〜6時間といった短めのシフトでアルバイトをする方が多いと思われます。

しかしながら、人によっては研究室や実習が忙しすぎてアルバイトに割く時間がないという大学もあります。ご自身の通っている大学院ではどのように働けるか今一度見直してみましょう。

1週間のスケジュール

心理系大学院生の1週間をご紹介します。

まず、週3〜5日は講義があり、実習、ケースカンファレンスといった流れで過ごします。学年、前期や後期といった時期により変動はあるかと思われますが、主な流れはこの通りです。

以上を踏まえると、

  • 授業がない平日の日
  • 授業が早く終わった日の数時間
  • 土日祝日

といった日程ではアルバイトを行うことが可能と考えられます。

アルバイトを始めるために考えるべきことは?

アルバイトを始めるために考えるべきことは?

では次に、実際にアルバイトを始めようと考えた際に、考えるべきことをご紹介します。

時間は確保できるのか

大学院に通っていると、授業を受ける、レポートを作成する、発表を行う、といったようにやるべきことがたくさんあります。そのような忙しい授業の中で、空いた時間をアルバイトに充てるということになります。

しかしながら、ここで一度じっくり考えてみてください。空いている時間は本当にあるのか?体力的にその時間を休息に充てた方が良いのか?といったように、ご自身の時間の使い方について考えてみましょう。

また、空いている時間をアルバイトに充てるということは、学習の時間が少なくなるということにもなります。例えば、大学で自習をしたり、専門書を図書館で読んだりするという時間も減る可能性があります。

以上のことを踏まえて、今の自分には時間は確保できるのかゆっくり考えてみると良いかもしれません。

実習との両立

臨床心理士・公認心理士を目指す学生さんの場合、実習に行くことが不可欠となります。実習には、実習時間はもちろん移動時間や記録の時間等を考えると、拘束時間がかなり大きいことが考えられます。大学にもよりますが、週に何日実習に行く日があるのか、どれくらいの時間が取られるのかといったことを考え、その中でアルバイトを行う時間は確保できるかじっくり考えてみる方が良いでしょう。

おすすめのアルバイトは?

おすすめのアルバイトは?

では、ゆっくり考えてみた結果、アルバイトを行う余裕があるとわかったならば、次はいよいよアルバイト探しに入ります。実際に心理系大学院生へおすすめのアルバイトはどのようなものがあるでしょうか。具体的にご紹介します。

TA

Teaching Assistant(TA)は、ご自身が通う大学で授業の補佐を行うことです。具体的には、

  • 授業のレジュメを印刷する
  • 授業中の補佐

といったことが挙げられます。

大学によっては、大学院生は必ずTAをやらなければならないという所もあります。時給は低めのことが多いですが、大学内でアルバイトができるというところが大きなメリットです。空きコマなどのスキマ時間で効率的にお金を稼ぐことができるうえ、上手くいけば授業の先生と仲良くなることもできます。

TAに関連する大学内で行うアルバイトであれば他には、オープンキャンパスの手伝い、学会の手伝いなどのアルバイトもあります。

教授の手伝い

TAと少し似ていますが、大学によっては教授の手伝いをアルバイトで行うことも可能です。具体的には、

  • データ整理・データ入力
  • 先生が関わる勉強会やセミナーのスタッフ
  • 研究室の電話番

といったことが挙げられます。

定期的な仕事ではないため安定した収入を得ることはできませんが、短時間で行うことが可能なのでスキマ時間を有効活用することができます。また、教授の研究内容を近くで勉強することができますし、データ入力など比較的楽な仕事が多いということもこのアルバイトのメリットになります。

心理職関係

心理職関係のお仕事は、将来心理系の職に就職したいという学生さんであれば未来のご自身がイメージしやすくなります。具体的な職場としては、

  • 病院・クリニック
  • 放課後デイサービス

などが挙げられます。
詳しく見ていきましょう。

病院・クリニック

実際の現場で働くことにより、クリニックや病院の仕組みを見て学ぶことができます。また、実際の患者さんと触れ合えることはとても貴重な体験となるでしょう。

インテークや面接等をやらせてもらうことはありませんが、心理検査(テスター)を任せてもらえる所もあります。他には、医療事務として働くことも可能ですので、そこで現場の雰囲気をつかむのも良いかもしれません。

求人によっては、「資格必須」と記載されている場合学生での採用は難しいですが、「資格取得見込み」の場合は院生でも問題ない所があります。求人をしっかりとチェックして応募してみましょう!

放課後デイサービス

放課後(夕方)の時間が中心となるので比較的柔軟にシフトが組みやすい職場となります。色々なタイプのこどもと関わることができるので、臨床像がイメージしやすくなります。

高単価でのアルバイトが多いことがメリットの職種です。また、こどもと関わることができるので、発達具合などを見ることができて勉強にもなります。

中には障害を持つ子をメインとする塾などもあるので、自身が興味のある分野に合わせて塾選びをするのも良いかもしれません。

心理職と全く関係ないバイト

心理学関連の実践なら実習で十分、もっと視野を広げたいという方には、心理と全く関係のない職種でのアルバイトも実はおすすめです。

社会全体の雰囲気をつかむことができますし、ある程度の礼儀を学ぶこともできます。また、様々な人と関わることによりクライエントとの理解にもつながると考えられます。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は心理系大学院へ通う方向けのアルバイト事情についてまとめていきました。

アルバイトを始める前にまずは、時間は確保できるのか・授業や実習との両立はできるのかといったことをゆっくり考えてみることが大切になります。
そのうえで、自分に向いている職種・将来どうしたいかといったことを踏まえてアルバイトを探してみてください。

皆さんのアルバイト探しの一歩となれば幸いです。それでは良い学生生活をお送りください!