著作者:usertrmk/出典:Freepik
この記事では、食品工場にはどのようなバイトがあるのか、仕事内容や働く上でのメリット・デメリット、実際の口コミ情報や一日のタイムスケジュール例まで知ることができます。皆さんが気になるバイトの時給についてもおすすめポイントを含めてお伝えしていきます。
食品工場ってどういう職場?
食品工場の内部を実際に見たことはありますか?
まずは「食品工場」の簡単な説明からお伝えします。
「食品工場」とは言葉の通り、食品を製造する工場のことです。
食品工場では、弁当やお菓子、パン、ケーキ、冷凍食品、調味料、コンビニやスーパー、ファーストフード店等の店頭に並ぶ食品を製造しています。
ラインで流れる単純作業で食品を作っていくので、料理ができない方や未経験者でも誰でも働くことができます。
食品工場の種類
食品工場は大きく分けてパン工場・弁当工場・冷凍食品工場・食肉加工工場等の種類が
あり、それぞれ扱う食品と製造する商品が違います。
パン工場
コンビニやスーパーに卸すパン商品を製造する工場です。
パンだけでなくケーキやお菓子の製造も行うところもあります。
弁当工場
スーパーやコンビニに卸す弁当を製造する工場です。
食材の下処理、調理、盛り付けの作業を手作業で行う業務が多く、スピードと正確さが大切になります。
冷凍食品工場
冷凍食品工場では、基本的に製造や調理は行いません。
既に完成している商品が冷凍倉庫に保管されていて、主に検品や梱包、出荷等をします。
食肉加工工場
肉を店舗で販売できる状態に加工する工場です。
手作業で肉を切ることもあったり、冷凍肉を切る工程が多く、工場の規模や取り扱う肉の種類によってはスライサー等の機械を使います。
肉の鮮度を守るため、室温が低く涼しい環境で仕事をするケースも多いです。
水産加工工場
魚や魚介等の海産物を切ったり、魚の頭や内臓を除去したりする作業を行う工場です。
生の海産物は傷むのが早く、保存性を高めるためにさまざまな加工が施されます。
ワードを見ているだけでお腹がすいてきそうですね。
興味のある食品は見つかったでしょうか。
食品工場での仕事内容とは?
主に食品の製造や加工、仕分け作業になります。
ライン作業
ベルトコンベヤーで流れてくる食品に具材を載せる、カットする、盛り付ける等の作業。
検査・検品
ベルトコンベヤーで流れてくる食材や食品に不純物が混ざっていないか目視で確認し、取り除く作業。
梱包・出荷
出来上がった商品を梱包、出荷する作業。
食品工場のバイトのメリット・デメリットとは?口コミは?
食品工場のバイトは、きついのかな?難しいのかな?と想像がつかない方のために、実際の口コミをまとめたものを、メリットも含めて紹介していきます。
メリット
まずはメリットからお伝えします。
おしゃれに気をつかわなくてもいい
食品工場のおすすめポイントは、おしゃれや服装に気を使わなくてよいところです。
工場バイトに着いたら、衛生服・帽子・ビニール手袋・マスク・長靴に着替えます。
見えるのは目元だけなので髪型や服装は何でもOKということです。
仕事内容が覚えやすい
食品工場は、ライン作業や流れ作業が多いので覚えることが多くないです。作業内容が単純なのですぐに覚えやすいです。
コミュニケーション能力を求められない
コツコツと作業に取り組むので話すよりも手を動かすことに集中しましょう。
出来上がるまでの製造工程を見ることができる
普段食べているものがどんな風に作られているのか実際に知ることができます。
作っている製品を食べられたり、低下で安く買えたりする
食品関係のバイトの嬉しいあるあるですね。
幅広い年代の人との関わりが持てる
20代~50代まで年代問わずいろんな方と出会うことができます。
デメリット
次にデメリットをお伝えします。
轟音やにおいから逃れられないところ
常に機械が大きな音を発していて業務連絡でも声を張り上げなければなりません。食べ物のにおいが常にするのもきつい方には辛いです。
同じ作業の繰り返しで飽きる
単純作業の繰り返しが苦手な方にとってはきついかもしれないですね。
スピード勝負で余裕がない場合もある
流れるラインのスピードが速くて常に両手を動かしていました。
動かない立ち仕事が疲れる
ずっと立ちっぱなしで特に足腰が痛くなります。
工場内が寒い
インナーやカイロを用意した方が良さそうです。
口コミを元にメリット・デメリットをまとめてみました。
仕事が覚えやすい、幅広い年代の方と関わりがもてるというメリットがあり、同じ作業の繰り返しで飽きてしまう、工場が寒いといったデメリットもありましたね。
いろいろ評判ランキング
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もっと詳しい口コミを見たい、という方は上記のサイトに詳しいレビューが多く載っていてとても参考になります。
食品工場のバイトの時給は?シフト調整は?
食品バイトの時給は900円~1,450円と金額に幅があります。
交通費や支払時期などはさまざまなので、事前に確認した方が良さそうですね。
食品工場は24時間稼働しているところが多いため、日勤や夜勤、深夜などシフト制の勤務が多く、自分の都合に合わせて働きたい方におすすめです。
稼ぐためのポイント
思っていたより安いじゃん!と思った方。稼げるポイントを紹介します。
食品工場のバイトでは、
- 大きな肉を包丁で切る
- 冷蔵庫内で作業をする
- 夜勤
など危険やきついものであったりすると、時給が1,450円と高めに設定されます。
1番の稼ぎ時は年末年始です。時給が1,600円と一気に跳ね上がります。
短期間で稼げるバイトになるのでおすすめです。
食品工場の一日のスケジュール
☀一般的な日勤のスケジュール例を紹介します。
8時 | 出勤、衛生服に着替える |
---|---|
8時30分 | 朝礼・業務内容確認・衛生チェック |
9時 | 作業開始 |
12時 | 昼食休憩 |
13時 | 衛生チェック後に作業開始 |
17時 | 退勤 |
☾一般的な夜勤のスケジュールを紹介します。
20時 | 出勤、衛生服に着替える |
---|---|
20時30分 | 朝礼・業務内容確認・衛生チェック |
21時 | 作業開始 |
24時 | 夕食休憩 |
翌1時 | 衛生チェック後に作業開始 |
翌5時 | 退勤 |
食品工場バイトが向いている人とは?
では、食品工場バイトにどんな人が向いているのか紹介していきます。
- 食に興味がある
- 食品の調理が好き
- 衛生管理への意識が高い
- 単純作業でコツコツと取り組むが好き
- 人とあまり話さずに仕事をしたい
- 一人で黙々と作業したい
食品工場で最も重要視されること
食品工場でバイトをする上で知っておいていただきたいことを紹介します。
衛生面に気をつかうことです。
おしゃれに気を使わなくていい=不衛生でも良い(清潔感がない)わけではありません。
食品工場での仕事は、消費者が口にする商品を扱うので、従業員一人ひとりに衛生管理の徹底が求められます。入念な手洗いや消毒、エアーシャワーでほこり取り、粘着ローラーを使って徹底的に綺麗な状態にしてから作業に入ります。作業時はヘアネットや白衣、手袋、マスクを着用することが基本となります。
まとめ
食品工場でのバイト勤務は、単純作業が苦にならず、黙々と仕事をこなしたい人にはおすすめのバイトです。作業も覚えやすく、慣れてしまうと仕事内容としてはとっても簡単です。
食品工場と言っても、お弁当、お菓子、パンやケーキ、肉などさまざまなものがあるので、自分が興味のある職場を探してみるとモチベーションアップに繋がりますね。
特に稼ぎたい方は、夜勤や深夜の時間帯、年末年始が穴場です。
シフト調整もしやすく、資格がなくても大丈夫。
バイト未経験や初心者の方にもおすすめです。
初めてでも大丈夫。興味が湧いたら、ぜひ食品工場の求人を探して応募してみましょう。