ラウンダーのバイト徹底調査！仕事内容・給料や向いている人は？

ラコットを見てみる

『ラウンダー』は、年齢に関係なく、働く時間の自由度が高いため、育児や家事で忙しい主婦に人気のお仕事です。育児中の空き時間や家事のすき間時間などを有効に活用できます。
普段、あまり聞き慣れないラウンダーについて、どんな仕事なのか、よく分からないかもしれません。本記事では、始めにラウンダーの仕事内容について詳しく解説した後、メリット／デメリット、向いている人／向いていない人などついて紹介させて頂きます。

ラウンダーについて

ラウンダーの仕事内容について、詳しく解説していきます。

ラウンダーとは

ラウンダーとは、営業担当者に代わって取引先店舗を巡回し、売り場やお客さまのサポートを行い、売上につながる店頭活動を行う人のことを言います。店舗を巡回するため、ラウンダーと呼ばれるのかもしれません。

仕事内容

営業担当者に代わり取引先店舗に伺い、商品の説明、商品の補充、在庫チェック、及び陳列方法の提案などを行います。主な取引先店舗は、スーパーやドラッグストア、百貨店などの消費者向け店舗になります。
店舗巡回後、営業担当者と情報を共有して売上向上を目指すとともに、場合によっては新商品発売キャンペーンやイベントの企画を営業担当者と一緒に行うこともあります。

ラコットを見てみる

営業担当者との違い

一番の違いとして、ラウンダーは営業担当者のように商談を行いません。
ラウンダーの主な業務は、商品説明や販売、陳列の方法などになります。営業担当者も取引先店舗を巡回しますが、販売や陳列方法などの提案までなかなか手が回りません。営業担当者がカバーしきれない部分をサポートして、営業担当者と協力して売上向上を目指します。

給料

求人ボックス給料ナビ『ラウンダーの仕事の年収・時給・給料（求人統計データ）』（更新日：2023年10月31日）によると、ラウンダーの年収・時給・給料、及び地域別給料は次の通りです。

飲食店等のバイトと比較すれば、多少高めな時給設定となっていますが、パート・アルバイトの場合でいえば、地域間で最大時給300円弱の差があるため、注意が必要です。

必要なスキル

ラウンダーに求められるスキルは次の通りです。

１．コミュニケーション力

一番大事なスキルがコミュニケーション力になります。
ラウンダーは何より、人と関わる仕事なので、コミュニケーション力は不可欠です。商品の売上向上を目指すには、取引先店舗の協力、サポートが必要になります。取引先店舗の担当者と何度も会話を重ね、誠実で丁寧な対応を心掛けることで、少しずつ信頼関係を構築していくことができます。

２．観察力と情報収集力

地域、性別、年代など客層により、売れる商品は違うため、担当する地域住民の買い物の傾向や特性に詳しくなると、仕事に役立ちます。担当地域に特化した消費者の視点に立ち、売上向上を目指して店頭レイアウトなどを提案します。一方で、競合商品の情報収集やライバル店舗のリサーチなども行います。

３．体力

商品の在庫を店頭に出すため、店舗のバックヤードから店頭までを何度も往復することがあります。商品によっては重量があるものもあるため、ある程度の体力は必要になります。

服装、髪形

服装や髪形について、特に細かい規定はありませんが、ジーパンやスニーカーなどのカジュアル過ぎる格好は避けたほうが無難です。スーツまでは必要ありませんが、派手過ぎないソフトカジュアルな恰好であれば問題ありません。髪形も清潔感があり、きちんとまとまっていれば大丈夫です。

ラコットを見てみる

メリットとデメリット

ラウンダーのメリットとデメリットを紹介いたします。

メリット

未経験でもOK

特別なスキルや経験の無い主婦でも応募可能です。仕事上必要となる知識やスキルは、仕事を通して少しずつ覚えていけば問題ありません。

勤務時間の自由度が高い

自由に勤務時間を設定できることは、毎日、育児や家事で忙しい主婦とって大きなメリットだと思います。突発的な出来事や急用が発生しても柔軟に対応できます。

やりがいがある

ダイレクトに仕事の成果を実感できることは、ラウンダーの大きなメリットです。
提案した販売方法が成功するかどうかは、すぐに売上結果として示されるので、売上アップした時などはモチベーションが上がります。売上アップに直接影響を及ぼすことを体感できる分、通常の販売員と比べて大いにやりがいがあります。

デメリット

移動に自家用車が必要

一人で複数店舗を担当するため、店舗間の移動には自家用車が必要になります。運転免許証は必須です。車の運転が苦手だったり、不慣れな人は厳しいかもしれません。

初対面の人とのコミュニケーション

初対面の人とコミュニケーションを取ることが多い仕事なので、人見知りや人と話すことが苦手な人は苦労するかもしれません。会話することが好きな人は問題ありませんが、そうでない人は難しい仕事だと言えます。

意外と体力が必要

1日数店舗を車で廻るだけでも意外と体力を使います。特に夏の猛暑日は外に出るだけで体力を消耗します。店舗展示や販促イベントの際、重量のある商品を運ばなければならない事もありますし、商品在庫を出すために店舗のバックヤードから店頭まで何度も往復することもあります。

ラコットを見てみる

向いている人、向いていない人

ここまでの話を踏まえた上で、ラウンダーに向いている人、向いていない人について、箇条書きでまとめました。

向いている人

• 初対面の人と気軽に話せる人
• 会話するのが好きな人
• 色んな人に対して柔軟に対応できる人
• ある程度の責任感がある人
• 観察力や提案力がある人
• 車の運転が好きな人、車の運転を苦にしない人
• やりがいのあるバイトを求めている人
• 営業経験のある人
• よく気が付く人

向いていない人

• 人見知り
• 人と話すのが苦手な人
• 車の運転が苦手、不慣れな人
• 体力がない人

まとめ

未経験でも問題なく、勤務時間を自ら調整できるラウンダーというお仕事が人気あるのは分かって頂けたでしょうか。仕事の成果が、ダイレクトに売上結果として示されるため、他のバイトよりやりがいを実感できます。人と会話することが苦で無く、バイトにやりがいを求めているのであれば、一度挑戦してみることをお勧めいたします。

ラコットを見てみる