理学療法士のバイトは掛け持ち出来る?メリットや副業を紹介します!

理学療法士のバイトは掛け持ち出来る?メリットや副業を紹介します!

リハビリ職である理学療法士に今回は重点を置いて副業をするメリットや注意点、おすすめな副業について紹介していきます。

現在、年金制度の基準も変更しており65歳以上からの受給となっています。少子高齢化社会のため、給料が低く貯金が無い人は老後も働き続ける必要があります。物価上昇、税金増加、低給料と日本の社会は貧困家庭が増えていくと思われます。

政府も副業を推奨しており、老後の資金は国民へと任される時代になりました。
副業で給料UPし、今後の生活を豊かにしていきましょう。

理学療法士の仕事とは?

理学療法士の仕事とは?
理学療法士の仕事とは、病気や事故で歩けなくなった人や動けなくなった人のためにリハビリをするお仕事です。社会的貢献度が高い反面、年齢を重ねても年収UPに繋がりにくい職となっています。

理学療法士に向いている人

  • 優しい人
  • コミュニケーション力が高い人
  • 臨機応変に対応できる人

優しい人

理学療法士に向いている人の1つ目は優しい人です。事故や病気で辛い、苦しんでいる人に対応する仕事なので励ます、共感する事が重要になってきます。患者様優先に対応でき、自分の仕事は後回しにすることが出来る人が向いていると思われます。

コミュニケーション能力が高い人

2つ目はコミュニケーション能力が高い人です。患者様との話す事で普段の体調の変化に気づく事やご家族様との会話で不安を軽減させる事が必要になってきます。

臨機応変に対応する人

3つ目は臨機応変に対応する事が出来る人です。患者様は身体状況が人それぞれなため、リハビリ中に意識消失、尿便失禁、転倒のリスクがあります。その際に医師や看護師の指示に従い、迅速に対応する事が必要になってきます。患者様の状態を常に把握し小さな変化を見逃さず、臨機応変に対応する事が必要です。

理学療法士の働く先

理学療法士の働く先

  • 医療施設
  • 介護施設
  • 小児・福祉施設

病院

理学療法士の就職先として、全体の6割程度は病院やクリニック等、医療施設に就職しています。この事から理学療法士は医療現場で必要とされており、少子高齢化が進む日本にとって必要な存在となっています。また学生が就職先を選択する際に求人応募が医療関係が多い事や技術を早く身に着ける事を優先とし総合病院を選ぶ人が多くいます。

介護施設

医療職の次に就職率が高い就職先は介護老人保健施設や特養老人ホーム等が挙げられます。介護老人保健施設とは在宅での介護が難しい高齢者を受け入れる施設です。特養老人ホームとは在宅生活を目指してリハビリを行う施設です。近年、高齢者増加傾向の日本では需要が高まりつつある職場です。

小児・福祉施設

小児施設では生まれつきの病気や怪我、事故で運動機能に障害をもつ子供にリハビリを行う仕事です。保護者にとってこれから生活する上で少しでも出来る事を増やしたり障害を軽くし、生活が楽に出来るサポートが必要になってきます。対象者は子供なため大人より繊細な部分が多く寄り添う気持ちが大事になってきます。

理学療法士が就職先を選ぶコツ

理学療法士が就職先を選ぶコツ

  • 給与・待遇・休日
  • 施設見学
  • 離職率

給与・休日・待遇

最初に確認したい部分が給与かと思われます。基本級+資格手当(その後資格を取る事で増える可能性があるか)また年間休日の把握やシフト性なのか土日休みなのか等、モチベーションに関わる部分なので待遇についてもきちんと把握しましょう。副業の有無についての確認も必要です。

施設見学

次に施設見学が就職先を選ぶコツに挙げられます。人間関係は実際会社に入るまでわからないと言われています。しかし、施設見学をする事で医療職種との連携具合や患者様に対応するスタッフの様子を観察できます。施設の雰囲気を知る事は重要です。

離職率

次に離職率が挙げられます。一括採用で何十人と求人応募をしている所は離職率が高く入れ替わりが激しい職場であると考えられます。研修制度や新人に対し先輩が1人就く・手厚い等の記載が書かれていても離職率が高いです。離職率が高いとブラック企業であると考えられます。

理学療法士は副業できる?

理学療法士は副業できる?
理学療法士は、勤め先の職場で副業OKとの事であれば副業は可能です。
職場が副業NGであった場合、黙って副業を行う事は違法行為となります。最悪の場合、離職や賠償金を支払う事になります。副業を行う場合は上司に相談しましょう。

副業のメリット

副業のメリット

  • 収入UP
  • スキルUP
  • 選択肢UP

収入UP

リハビリ職の年収は平均350万程度であり、平均年収を下回っており生活が厳しい人も多いと思われます。仕事を増やすことにより収入を増やすことができる事が1つ目の副業のメリットです。

スキルUP

2つ目のメリットは副業の種類によって、本業では得られない知識や経験を得ることができ、スキルアップ・キャリアアップにつながる事が挙げられます。本業+副業の収入を得ながら、転職や起業などの準備を、余裕をもって進めることができます。

選択肢UP

3つ目のメリットは職の選択肢が増える事が挙げられます。近年、政府も副業を推奨しており医療や福祉業界でも寛容的な働き方を進めている所も増えてきています。ワークライフバランスはとても重要で自分のペースで働きたい人やバリバリ働きたい人等、副業を始める事により視野が広がります。

副業の注意点

副業の注意点

  • 過重労働
  • 生産性低下
  • 情報漏洩のリスク

 

過重労働

本業と副業の両方の仕事を両立させる事が負担になる恐れがあり、労働時間が延長する事により、体調不良や過度なストレスを抱えるリスクがありえます。

生産性低下

同時処理が苦手な人は複数の課題や問題を抱える事によって処理が追いつかない事があります。1つの課題に集中する事によってどちらか一方の仕事に影響が出てしまう事が挙げられます。

情報漏洩のリスク

医療業界では患者様のカルテ記載等も多く、資料等を持ち帰る事が禁止されていますが、意図せず持ち帰る事も考えられます。紛失及び情報漏洩の危険性があります。

おすすめの副業5選

おすすめの副業5選

  • Webライター
  • 訪問リハビリのパート
  • パーソナルトレーナーやインストラクターの業務委託
  • 講師やセミナーの仕事
  • 独立・企業

Webライター

Webライターは自分の知識を反映させる仕事であり、在宅で自分のペースで行える副業といえます。医療の知識やリハビリの知識等、今まで培った知識を書く事によってWebライターを本業とする理学療法士の方もいます。

訪問リハビリのパート

休日や週末等、非常勤のパートに就くことによって副業が可能になります。
病院と仕事内容は同様で、自宅に訪問する事や患者様のリハビリ意欲の違い等はあると思われます。医療職を数年経験したのちに技術向上を目的とし、副業を始める方が多いです。

パーソナルトレーナーやインストラクターの業務委託

理学療法士の技術を活かし、パーソナルトレーナーやインストラクターとして働くこともできます。 仕事先を見つけるには、地元のスポーツチームなどに声をかけると良いでしょう。 日々スポーツに励むアスリートのサポートは、経験を活かしてやりがいを感じられる仕事です。

講師やセミナーの仕事

これまでの臨床経験などを活かして同業種向けに行うセミナーや、一般の方に向けた健康講座などがあり、収入を得ながら技術向上や視野拡張を感じることができます。

独立・起業

理学療法士としての経験・知識などを生かし、独立してデイサービス・セミナーの運営会社を開業する方法もあります。理学療法士の資格には「開業権」がないため、起業する際には開業権のある資格の取得(柔道整復師・針鍼灸師)が必要です。