【2023年最新】うつ病の人もできるおすすめバイト6選!探し方も解説

【2023年最新】うつ病の人もできるおすすめバイト6選!探し方も解説

社会人でうつ病を患い退職、暫く貯金を使いながら休んでいたけれど、そろそろ収入を得ないと不安。でもすぐに以前のように働くことは難しいし、自信もありませんよね。無理のない範囲のバイトから徐々に社会復帰を目指すための指標や心構えをお伝えします。

無理なくできるバイトの探し方

無理なくできるバイトの探し方
具体的にこのバイトがおすすめですと紹介させていただく前に、まずはどういう内容のバイトであれば『自分は働ける』のかイメージしましょう。続けられる/失敗しないコツは「〇〇がしたい、〇〇ならできる」ではなく「〇〇は無理」を基準として選ぶことです。

『今の自分』が働いた時のことを想像して、これは無理かもしれないといった条件を整理してそれらを排除した条件のバイト先に応募することで、実際に働き始めた時のミスマッチによって病状を悪化させたり、上手くいかなかったことによる自信喪失を防ぐことができます。

重要なのはうつ病の自分にとって何ならより負荷を軽くして働くことができるかを考えることです。すべての条件を満たした仕事を見つけるのは難しいかもしれませんが、それでもいくつかの条件を満たしているものを優先して応募していきましょう。自分ファーストに『今は無理でもバイトから慣れていく』ことが、次への準備段階と考えていくことが大切です。

勤務時間で考える

ここでいう勤務時間は通勤時間なども含めて考えましょう。応募したいバイトはどういった勤務形態でしょうか?週何回の出勤を要請されるものでしょうか?出勤であれば家から職場までの移動時間と就業時間も込みでどの程度時間がかかるでしょうか?

それに対して今の自分は働くことに耐えうる体調でしょうか?長時間の集中力はもつでしょうか?服用しているお薬や寒暖差や気圧等の気象による頭痛なので突発的に体調不良などがある心配はあるでしょうか?

もしひとつでも条件に対して不安があるのであれば、頑張れたらできると思うと無理はせず近くの職場であること、時短出勤・短期バイト・在宅ワークなどを検討してみましょう。

作業内容で考える

こちらも自分の体調を基準として考えましょう。服薬しているお薬の作用によっては動けるけども眠気があったり、複雑な作業内容を理解することは難しいかもしれません。それらを加味した時にできる作業/できない作業をピックアップするとよいでしょう。

例えば工場などのライン作業では飽きがきて続かないと思う、寝てしまうかもしれない不安がある。ということであればピッキング(品だし)などダンボールから物品を出すという体を動かす作業があるバイトを検討してみましょう。

あるいは突発的な体調不良がまだ心配で、移動があるような仕事は事故などが発生するかもしれないという不安であれば、座り作業など体調に融通を利かせて働くことができる仕事内容を選ぶほうがいいでしょう。

対人関係で考える

最後に対人関係としてあげさせていただきましたが、うつ病の時でなくとも対人関係の気遣いや悩みは働くにあたってストレスとして作用することが多いです。仕事内容や勤務時間が自分に耐えうるものであると思っても、接客対応など対人関係が多く内容に含まれる仕事であれば避けたり、すぐにやめることのできる環境であるかを確認しましょう。

それではいつまで経っても病状の快方に向かわないのではないか?と不安に思うことはありません。対人関係の少ないバイトでも少なからず仕事仲間という他人と関わる機会は生じるので、その機会から自分を慣らしていくと考えていきましょう。

うつ病でもできるおすすめバイト6選

うつ病でもできるおすすめバイト6選
それではいよいよ本題のおすすめバイト6選へと入って行きます。ここで紹介させていただくのはあくまで業種の大雑把なくくりでの内容紹介となりますので、前述の無理なくできるバイトの選び方と絡めてこの仕事の方向性が自分に向いてないか、できなさそうかを考える指標に使っていただければ幸いです。

倉庫の軽作業

荷物の積み下ろしなどはフォークリフトの操作など免許などが必要になる場合がありますので、商品仕分けや検品、梱包・出荷作業などといった軽作業のバイト募集がおすすめです。リストや端末を見て商品を集めたり、それらをダンボールに詰めるといった複雑ではない作業が多く、多くは1人で黙々と作業ができます。

体力仕事かと身構えてしまうかもしれませんが、生活用品系を商材として取り扱う倉庫であれば物品自体の重量はそれほどありませんし、倉庫の軽作業では台車やカートを使って荷物を運ぶことが多いので体力がなくともできることが多いです。

工場の軽作業

いわゆるライン作業といった軽作業です。例えば「ベルトコンベヤーから流れてくる商品の向きを変える」「商品の袋に商品名のシールを貼り付ける」といった検品や梱包の過程の単純作業の求人ですね。簡単でシンプルな作業を反復するのですぐに作業速度が早くてもすぐに慣れて仕事に取り掛かることができます。

未経験でも応募できる仕事が多く、1人でこつこつと作業にだけ集中すればこなせる仕事が多いのでうつ病の人でもこなすことができるでしょう。多くは立ち作業になるので、倉庫の軽作業で歩き回るのとはまた違った体力を使うことにはなります。

清掃業

一口に清掃業といっても商業施設やマンション、オフィスビル、公共施設などでまた形態などは様々ですが作業内容は既定の箇所の掃除といった反復作業であることが多いため、こちらも作業自体は深く考えずに地道に体を動かせば着実に仕事を達成することができるでしょう。

大規模な清掃ではチーム作業になることもありますが、接客等に比べれば密なコミュニケーションの必要性は低いため気負うことはありません。規則的な時間に体を動かすことはうつ病の平癒には重要なことです。清掃術を身に着けてみたい人は一度チャレンジしてみるといいでしょう。

データ入力

入力フォームに沿って必要な情報を打ち込んだり、予約情報を登録するといったようなPCを使った事務仕事などのバイトです。PCスキルが高くなくてもこなすことができるものも多く、オフィスがあれば出社するところもありますが在宅勤務が可能な所もあります。

基本的には座り作業になるため、うつ病によって体力が落ちている方でも安心して自分のペースで働くことができます。三か月程の短期や成果が日払いの求人も多いため、PCの入力くらいならできる自信がある方、事務職の経験を身に着けたい方には気軽にチャレンジすることができておすすめです。

配達(フードデリバリー)

こちらはまだ規則的な生活を恒常的に続けるのは難しいかもしれないという方におすすめしたいのですが、Uber Eatsなどの個人事業主になるフードデリバリーの仕事は登録が完了すれば働きたい時に働くことができるため、自分の体調に融通を利かせながら体を動かしたい方は一考の価値があると思われます。

ただし給料は完全歩合制のため成果に応じて支払われ、時給という概念がありません。歩合制だから一気に稼ぐためにと長時間労働して体力が戻るまでは丸々休むといった働き方はより体調を崩してしまう原因になります。隔日でもいいので働く日と始業と終業の時間を定めて働くことに徐々に慣れていくためのステップにしましょう。

ライター業

こちらもまだ本格的に体調が万全ではないけれども徐々に働く時間を設けて体を慣らしていきたい人におすすめです。ライターといっても様々ありますが、文章を考え発信をすることが好きということであればWebライティングは在宅でこなせることも多く手軽に始められる分野といえます。

バイトとして募集している求人もありますが、クラウドソーシングサイトなどで経験を問わずにできる依頼に応募するとよいでしょう。こちらも成果に応じた相場額が支払われる形になります。まずは自宅で働く時間を決めて、そのなかで仕事をこなす練習として自分の興味のある分野の執筆構成などに挑戦していき、生活リズムと自信を整えていきましょう。

まとめ

まとめ
うつ病の人もできるおすすめバイトまとめ

  • 倉庫の軽作業
  • 工場の軽作業
  • 清掃業
  • データ入力
  • 配達(フードデリバリー)
  • ライター業

いかがでしたでしょうか?うつ病では健常者の方と比べてより普通のフルタイムで働くことが難しいと感じることが多く、そのような実際にできなかった経験が積み重なることでより自信を喪失してしまう悪循環に陥ってしまいます。

ですが人と比べず、できなかった自分を責めすぎないことが大切です。自分に最適な環境は必ずあり、そこを見つけるために手助けしてくれる機関はたくさんありますので1人で悩まず助けを求めましょう。

筆者もうつ状態となり前職を退職して、現在再就職に向けて勉強に励んでいる真っ最中です。この記事を見てくださった皆さんもどうかご自愛しつつ、紹介させていただいたおすすめのバイトを元に次のステップに踏み出せる自信を身に着けられますように。