遺跡発掘調査バイトはきつい?経験者の評判や募集の探し方大調査

遺跡発掘調査バイトはきつい?経験者の評判や募集の探し方大調査

発掘現場のアルバイトと聞いて興味を惹かれる方は少なからずいるのではないでしょうか?
歴史や考古学に興味がある方や、発掘を身近に感じ体験してみたい方など。
私自身も考古学に興味を持ち、発掘の仕事は何から調べればいいのか? はたして何の知識もなく好奇心だけで何処までできるのかを調べた事があります!
そこで今回は『レアバイト』と言われる、遺跡発掘調査のアルバイトについてまとめてみます。

『レアバイト』発掘の仕事とは?

発掘調査の仕事とは、読んで字の如く遺産や遺跡を発掘する作業の事を言います。
主にアルバイトで募集がされているのが、「遺跡が出る前の工事をする業務」の事になります。
 発掘と聞くと、エジプトなどで良くハケを使い発掘作業をしている姿を思い浮かべる方もいると思いますが。実際は土木作業に似てスコップなどを使い、土にまみれになりながらする仕事が多いです。

未経験者でも興味さえあればできる!ロマンあふれる発掘現場の仕事

 未経験者に嬉しいポイント!

  1. 健康で体力さえあれば誰でも出来る。
  2. 専門的な知識が無くても、興味さえ有れば出来る。
  3. 知的好奇心を活かせる。
  4. 遺跡を掘りあてるという、ドキドキとロマンを味わいながら働ける
  5. 日給、短期応募が多い

 発掘バイトでは遺跡がゴロゴロ出てくる事はめったに無い為。退屈な作業や時間が長くなることの方が多い事は確かです。その分自分の手で発掘出来た時の感動は大きな喜びとなるでしょう。そして、興味があるロマン好きにはこの上ない仕事だと言えます。

発掘の仕事はきつい?本当はどうなの?

発掘の仕事はきつい?本当はどうなの?

発掘作業には大まかに分けて2グループあります。
 

  1. 発掘現場の野外で土を堀ったりする、肉体労働のグループ。
  2. 調査室に入り土器の洗浄や接合・記録を行う、デスクワークのグループ。

まず、一つ目は発掘現場で発掘作業に当たる人となります。
土木工事と似た、いわゆるガテン系の作業内容となり。炎天下や寒空の下での作業となる為、身体的にも肉体的にも体力がないと厳しい事は間違いないでしょう。

続いて、二つ目は発掘物の土器などを、洗浄・接合・記録を行う仕事です。
こちらのグループは体力仕事と違い、神経を使う仕事と言えるでしょう。

主にアルバイトでの応募は1番の肉体労働系が占めます。
現場や配置場所にも寄るとは思いますが、体力に自信が有る事が必須となってきそうですね。

仕事内容はきついがロマンと好奇心をくすぐられて

やはりこの仕事の醍醐味は土器や石器などが出てきた瞬間にあるのでしょう!

発掘現場の近所に住むのおじいちゃん、おばあちゃんが多く働いている現場も多いといいます。
地方自治体など大々的に求人を載せない事でそのような状況にあるのでしょう。ですが、WEB上でも多くの求人が掲載されているのは事実です。

平均的な時給は 700円~1,200円前後と地方により幅があります。

ここで気を付けたいのが、勤務先!
お役所のアルバイトなどは労働環境もきちんとしています。
基本9時~17時(昼1時間)と残業はない事の方が多いです。
現場仕事も45分おきに15分の休憩が定められていたりと、実際の労働時間も短い方向にあります。
設備(プレハブ小屋、テント)も設けられており、飲み物が用意されてる事もあり休憩などにも利用できます。

アルバイトの応募をする際、勤務先は必ず確認した方がいいでしょう!

それを踏まえれば、実際の労働時間の短さなど、アルバイトとしてとても魅力的ではないでしょうか。 本業と言うよりは、ロマンと好奇心から空いた時間に副業感覚で初めて見るのも良いと思います。

発掘現場の仕事内容

発掘現場の仕事内容

発掘現場の仕事内容

基本的には発掘調査の終了後は埋め戻し作業をする現場がほとんどとなります。
現場での作業期間は長くても半年~1年ぐらいであり。現場責任者(自治体勤務の学芸員)の指示のもと発掘作業が進められていきます。

 
     

主な業務内容、粗掘り、検出、精査、記録!

 まずは、大型の重機などでおおまかに土を掘り返し、その後作業員が少しずつ削っていくという流れになります。

  • 粗掘りとは・・・スコップなどを使い、発掘物がないかを確認しながら土を除去していく 仕事。一番の肉体労働となります。除去した土は一輪車に乗せ決まった保管場所まで運びます。
    初めての一輪車の使い方など、慣れるまで少し時間がかかる作業になります。
  • 検出とは・・・粗掘り後、見つかったものをじゃれんや移植ごてと言った専用の道具で表面を綺麗に洗浄する作業になります。
  • 精査とは・・・検出作業や土の微妙な違いから、竪穴住居などを探し当てる仕事になります。 器用さと注意深さが求められる仕事でしょう。神経を使う仕事と言えます。
  • 記録とは・・・発掘した遺跡を写真にとり、大きさなどを図面に記録する専門的な作業になります。

 主にアルバイトでの作業は粗掘りとなり、稀に経験が長いと記録などの仕事の補佐を頼まれる事もあるそうです。

 粗掘りや精査で見つけた土器や石器・住居跡などを検出係が綺麗にし、記録係が写真に撮り、図面におこし、保管する流れとなります。 修復などはこの後に専門家などにより行われます。

このような流れを遺跡発掘調査と言い、具体的な仕事内容となります。

1日の仕事の流れ

1日の仕事の流れを見てみよう!

9時  集合(朝礼なども)お仕事開始
 
→10:30頃 休憩(20分)

12時   昼食(1時間)

13時 お仕事再開

→14:30頃 休憩(20分)

15時 片付け

16時 お仕事終了  

7時間勤務ですが、休憩なども入れると実質5時間という現場も少なくありません。
そして発掘調査現場のいい所は残業がない事、終了時間が4時か5時と早い所が多いことです!

はたしてこの仕事はどんな人が向いているのか?

はたしてこの仕事はどんな人が向いているのか?

手先が器用な方や、淡々と集中して何かに取り組む事が好きな方、歴史や発掘に興味があり体力にも自信が有る方。
そして、黙々と作業をする時間が多いため、比較的ゆるい職場も多くコミュニケーションが苦手な方にもおすすめ出来る仕事だとも言えます!

発掘作業員のメリット・デメリット

 

メリットから上げていきましょう。

  • やっぱり何と言っても、歴史のロマンを追える仕事である事!
    歴史好きには仕事自体が楽しいと思えるでしょう。
  • 健康で体力さえあれば、なんの知識がなくても始められる事。
  • 仕事を覚えたり、顔を知ってもらえるようになったら、さらに多種多様な仕事を任される事もあ ります!
  • 休憩もしっかりあって、労働時間が実質短いこともおすすめの理由です。
  • 基本野外作業にため、夕暮れまでのお仕事が多く、早めの仕事終わりや残業の無さもポイントとなるでしょう!
  • 短期の仕事、日給などうれしい求人も多いです!

デメリット

  • ガテン系の肉体労働である事は人によっては、やはりデメリットとなるでしょう。。
  • 仕事のほとんどが野外での作業の為、夏は炎天下、冬は極寒。 熱中症など準備は必須になります。
  • 長期的に仕事がしたい人には、不安定な仕事状況が最大のメリットとなりえます。

このようにメリット・デメリットはやっぱりあるもの。仕事に興味を持った時点で調べて参考にすると良いでしょう。

面接での攻略法

まずは第一に健康で体力がある事が求められます。
次に、コツコツとする作業が好きと言うのもアピールポイントには最適です!

接客業やお勤め仕事ではないので、髪形や髪色、服装などは特に決まりはありません。
また、作業時の服装も自由ですが、基本土や泥などで汚れることを想定した服装が好ましいでしょう。

基本やる気と、体力、好奇心があれば、資格や難しい事は一切必要はありません。

まとめ 発掘の仕事のおすすめ度

 
まとめ 発掘の仕事のおすすめ度
健康で体力とロマンを追いかけられる方なら!       
おすすめ度 90パーセントごえ!! 

 今回のまとめは発掘調査のアルバイトという話題でまとめてみましたがいかがだったでしょう?
興味がある方が読んでいただいてるとは思いますが、世の中にはまだまだ知らない『レアアルバイト』があるのでしょう。

今回の記事が発掘調査バイトに応募してみる、第一歩になって頂ければ幸いです。