今はパック詰めバイトといってもたくさんの種類があります。
主に食料品のパック詰め作業が多く、人がすべて手作業するものや作業工程で機械を使って自動パック詰めさせるものまであります。
私たちが日頃、目にするパック詰めバイトには、いったいどのような種類のお仕事があるでしょう。
「どんなパック詰めバイトがあるのか？」、「その仕事内容はどんなものか？」、
そして実際にバイト先で行う「作業は楽なのか？意外と難しいのか？」バイトをされた方の体験談をもとにパック詰めバイトを調べてみましょう！
どんなパック詰めバイトがあるの？
よくスーパーやデパ地下の食品コーナーに「お惣菜のパック」が並んでいますね。
アルバイトがスーパーのバックヤードでお惣菜をパック詰めしてスーパーの売り場に並べています。あれもパック詰めバイトの一つです。
扱う商品によって、さまざまなパック詰めバイトがあります。
他にはどんなパック詰めバイトがあるか、よくある仕事内容をご紹介します。
- 青果のパック詰め
- 生鮮のパック詰め
- 精肉のパック詰め
- お惣菜のパック詰め
青果のパック詰め
野菜や果物をパック詰めするお仕事です。
あらかじめ決められた量の野菜や果物を機械にのせて自動でパック詰めする作業や
野菜を決められた大きさにカットしたり、手作業で袋詰めしたり、専用のパックに詰める作業です。
野菜や果物の種類によって、専用のパックや袋も変わってきます。
手作業で重量をはかったり、既定の個数を数えたりします。
生鮮のパック詰め
魚介類をパック詰めするお仕事です。
スーパーのバックヤードで魚や貝、魚卵などを専用の容器（トレー）に盛り付けてラップする作業です。魚介類のパック詰め作業は、あらかじめ、魚や介類の種類によって容器に盛る量や個数が決められています。既定の量にしたがってパック詰めしていきます。
バイト先によってお刺身の盛り付けをする仕事もあるかもしれません。
仕事に慣れてくると、魚介類のパック詰めだけでなく、お魚をカットする作業を任されることもあります。
精肉のパック詰め
精肉をパック詰めするお仕事です。
ここではスーパーマーケットで販売する前の精肉の加工や包装、配送を行っている精肉工場の作業を紹介します。
精肉工場のパック詰めバイトは、部位ごとにお肉の塊を量ってトレーにのせてパックする作業です。
作業を始める前に、専用の作業着に着替えて手洗いや消毒を行ってからゴム手袋を装着し、作業台でお肉をはかりで量ってトレーにのせていきます。
作業は簡単でも、お肉の種類（部位）によって規定されている量が異なります。
はかりで丁度いい重さに量るのにはコツがいるでしょう。
工場内で精肉を扱うため、衛生面は厳しく管理されています。
お惣菜のパック詰め
スーパーやデパ地下でお惣菜のパック詰めをするお仕事です。
売り場のバックヤードでお惣菜の調理や専用容器に盛り付けし、パッキング後に
値札を付ける作業です。
パック詰めしたお惣菜を売り場へ陳列したり、消費期限の迫った商品の値引きシールを貼ったりする作業もあります。
お惣菜を買うお客様が多い時間帯は、11時～12時頃のお昼前と16時～18時頃の夕方です。このピーク時間はお惣菜の補充作業で忙しくなるところが多いでしょう。
お惣菜のパック詰めは簡単な調理をする場合もあります。
複雑な調理作業は少なく、マニュアルが用意されていることが多いです。
調理する食材もあらかじめ加工してあるものも多いので、あまり料理をしたことがない人でもチャレンジできるお仕事です。
シゴト別～みんなの体験談
- 体験談1～青果編
- 体験談2～生鮮編
- 体験談3～精肉編
- 体験談4～お惣菜編
体験談1～青果編
野菜や果物は手作業でパック詰めするので、虫がついていることもあるため、虫が苦手な人には向いてないようです。バイト先によっては、パック詰めした商品を段ボールに入れ、荷運びする作業がありますが、パック詰め作業自体は単純で難しくなく、誰でもできるバイトです。
バイト先にもよりますが、果物や野菜が痛んでいるものは売り物にならないので、
通常は廃棄しますが、持って帰れるところもあるようです。
お持ち帰り可能なところでバイトしている場合、悪天候で野菜が高騰したときは、
主婦のバイトさんは大喜びです。
体験談2～生鮮編
お魚を扱うので、生臭い匂いが苦手な人には向いてないです。
パック詰めのトレーを用意したり、大根の妻を用意したり、ラップしたり、
値札シールを貼る作業など色々ありますが、言われたことを淡々とやれば良いので
難しいことはないようです。
慣れてくるとお魚を捌かせてもらえることもあるので、興味があればチャレンジすると魚が捌けるようになるので自慢できるようです。
体験談3～精肉編
精肉工場のバイトは衛生面が厳重に管理されていて、作業を始める前にやることが多く、作業着を着て、作業靴を履き、手の消毒だけでなく全身をきれいにします。
作業着についている埃や髪の毛などを除去するのに全身にコロコロをかけ、その後にエアシャワーを浴びてから作業場へ移動する工程があります。
一緒に働くベテランのパートさんがアドバイスしてくれるので、初めてのバイトでも心配なく作業できるそうです。規定量をはかってトレーにのせる作業なので、
作業自体は簡単なようです。
作業する工場内の温度が10℃前後と低いため、寒さが苦手な人は、あらかじめ、
動ける範囲で寒さ対策に肌着や衣類で調整が必要であるという口コミが多いです。
体験談4～お惣菜編
スーパーやデパ地下では、お盆や年末年始、ゴールデンウィークなどの繁忙期と
お客様の来店率が多い夕方のピーク時間は忙しいようです。
美味しそうなお惣菜に囲まれて仕事をするのが楽しい、調理補助をするようになると、お料理に興味が出てくるという声があります。
多くのスーパーマーケットやデパ地下では、従業員の社割があり、アルバイトも
仕事が終わった後にお惣菜や他の売り場の商品を安く買い物が出来るので喜ばれています。
まとめに
こうして、仕事内容や口コミ、体験談を調べていくと、扱う商品によってパック詰めの仕事内容が変わってくるのがよくわかります。
パック詰めバイトのパック詰めをするという作業自体は簡単そうでも、扱う商品の種類により、その仕事に付随する別の作業が伴ったり、作業を始める前の準備が必要なところもあります。それぞれ注意点も異なります。
パック詰めバイトは誰にでも出来る楽なバイトでありますが、取り扱う商品やバイト先の特徴や注意点があるので、自分に合ったパック詰めバイトか、よく吟味してチャレンジしてみると良いでしょう。
この記事がパック詰めバイトをこれから始められる皆さんの参考になれば嬉しいです！
