物産展のバイトは楽?口コミ評判から仕事内容まで徹底解説します

物産展のバイトは楽?口コミ評判から仕事内容まで徹底解説します

百貨店などで時折見かける物産展、その土地土地の特産品が所狭しと並べられとても賑やかで楽しい催しですよね。

しかし外から見た印象と働く側の実態は大きく異なる場合も多いでしょう。

短期で稼げるなどと噂される物産展のバイト、実態を調べてみました。

物産展バイトの仕事内容は

それではまず最初に物産展における雇用形態の種類を見ていきましょう。

  • マネキン紹介所契約しているプロの販売スタッフマネキン
  • 派遣会社から派遣される派遣社員
  • 出店する百貨店やスーパーが直接募集し簡単な作業を任されるアルバイト

プロの販売スタッフのマネキンは陳列している商品の味や調理法などを事前に研究し専門性の高い接客をこなします。アルバイトの指導なども担い、店長などと並び現場指揮官的な立ち位置にある方々です。

派遣社員はマネキンとアルバイトの中間にある形態で、そこそこの給与ながらプロとしての意識も求められます。その方のスキルによってアルバイトの指導を行ったりレジ打ちをしたりとまちまちです。

そしてこの記事の主題であるアルバイトですが、接客からレジ打ち、ラッピング、配送対応品出し、清掃など何でも屋です。その人の適正や傾向を見て割り振られますが、繁忙期対応のため人数を多く募る場合もあり、あまり仕事を教えてもらえず即実践という場合も、臨機応変さが求められます。

1日の流れ

1日の流れは下記のような様子です。

午前~正午:朝の清掃→開店準備→開店→午前の業務→昼休憩
9時ごろから開店に向けて店内の清掃や商品の品出しレジの準備などを行います。

13時~15時:午後の業務

まだ客足の少ない時間帯、嵐の前の静けさといった様相です。

15時~17時:混雑する時間帯

客足が最高潮に達する時間帯で、接客、レジ対応、品出しと目まぐるしく動く事となります。特に休日などは大変な混雑となる場合が多いでしょう。

17時~20時:混雑の解消→閉店準備→閉店

混雑が解消したタイミングから清掃などの閉店準備が始まります。店舗にもよりますが大体が8時頃には閉店するので早い時間に帰れますね。最終日などは撤収作業のため17時頃に閉店します。

仕事内容としては15時~17時の混雑する時間帯を除けばあまり大変な作業も無く、比較的楽な内容だと言えると思います。

ちなみに百貨店や催事場にもよりますが、お昼には売っている食品類を買って試食してみることができたり、まかないが出る場合もあります。ちょっとした楽しみになりますね。

主催者によっていろいろ

この他にも主催者や催事場の設備によってさまざまな仕事があります。ラーメンやスープ類の販売があったりソフトクリームメーカーが持ち込まれていたり、これらの出し物で出た食器類を洗う仕事などもあります。

勤務の際の服装は?茶髪はOK?

勤務の際の服装についてですが、店から支給されるのはエプロンと三角巾くらいで後は自分で用意することになります。清潔で動きやすい恰好であることはもちろんですが、百貨店の催事場などであると襟のある服装が望ましいでしょう。上は白のシャツやポロシャツ、下はスラックスや紺や黒のチノパン、靴はビジネスシューズや地味な色のスニーカーなどが指定されます。

また茶髪などの髪染めは百貨店などの催事場ではNGである事が多いです。

短期で稼げる?物産展バイトの時給は?

短期で稼げる?物産展バイトの時給は?

比較的早くに帰宅でき数時間の混雑時間帯を除けば割と楽な物産展のバイト、時給の方はどうなのでしょうか?気になりますよね。

調べてみたところ他の接客系バイトとくらべて100円から高いところで200円ほど高いようでした。特に勤務地が百貨店の場合高い事が多いです。さらにレジ経験者や他の接客業経験者は特に優遇されます。

日給1万円の求人なども見られ、物産展のバイトは稼げる仕事であると言えるでしょう。

ちなみに期間は2週間程度のものが多く見つかりました。短期で働きたい人にはうれしいですね。

実際どうなの?口コミと評判

実際どうなの?口コミと評判

ここまで仕事内容や時給などを書いてきましたが、ここではネット上の口コミや評判をいくつか抜粋して紹介したいと思います。twitterやSNSでは貴重な現場の生の声が伺い知れますよね。

まずは大手質問サイトの回答です。

大手スーパーの九州物産展での体験談では

「セルフサービスのラーメン店担当になり、食券制の店舗で働きました。調理や配膳をしたりして、楽しんで働けました。」

昆布売り場に配属になった方では

「人があまり来ず売れないのをアルバイトのせいにされてしまった。」

などの意見があるようです。

ここからはtwitterの口コミと評判です。

スタッフ間の関係が良好だと働きやすくて良いですね。

こちらもスタッフの人間関係の良好さが伺えるツイート。

以上が口コミと評判でしたが、皆さん楽しく働けている方が多いように感じます。この他にも「お土産をもらえた」とか「まかないが嬉しかった」なんていう意見もありました。

物産展のバイトは40代以降でも大丈夫?

物産展のバイトは40代以降でも大丈夫?

ここまで物産展のバイトについていろいろと書いてきました。

ところで物産展のバイトには年齢制限などはあるのでしょうか?現在主婦(夫)をやっていて、短期であるなら働いてみたいという方も多いのではないかと思います。調べてみました。

求人サイト等で検索をかけてみると、年齢制限があるものはほとんどありません。
それどころか中高年歓迎や主婦(夫)歓迎なんていう求人もありました。

これには理由があって、物産展に来店するお客様の多くが30代~50代の女性であるという事、若い販売員よりも落ち着いた接客のできる同年代の販売員が欲しい、という店側の意向が大きく関係しています。特に百貨店などの催事場ではこの傾向が強いです。

またシフトについても求人によって週3日であったり早番遅番に分かれていたり様々です。

自分のライフスタイルに合った求人に出会えるといいですね。

物産展のバイトに向いているのはどんな人?

物産展のバイトに向いているのはどんな人?

どんなバイトでも自分に向いていない環境では能力を発揮できずつらいですよね。ここではどんな人が物産展バイトに向いているのか見ていきましょう。

立ち仕事が平気な人

物産展のバイトは基本的にずっと立ち仕事です。特に品出しに配置されるとバックヤードと店舗の往復になります。基礎的な体力は必要でしょう。

臨機応変な対応ができる人

物産展に来店するお客様はある程度の傾向はあるにしろ嗜好も年齢も様々です。その方に合わせた臨機応変で的確な接客が求められます。

コミュニケーション能力のある人

はっきりとハキハキとした接客は気持ちのいいものですよね。接客業の基本ではありますがこういう人は向いているでしょう。

主催者の地元に興味のある人

好きこそものの上手なれ、主催者の地元や特産品に興味があれば、商品の情報を覚えるのも苦ではないでしょう。興味のあるものの話は自然と明るくできるものです。これが良い接客につながるでしょう。

ある程度打たれ強い人

買ってもらえなかった、声をかけたのに無視されてしまった。いちいち気にしていては持ちません。気にせず次へ気持ちを持っていける人が物産展のような回転の速いバイトでは重宝されます。

最後に

ここまで物産展のバイトについて見てきましたがいかがだったでしょうか?百貨店や催事場によって差はあれど、短期である程度稼ぐことができる物産展のバイトはかなりおすすめだと思います。

記事はここで終わりですが、皆さんに良い求人との出会いがあることを祈っています。