看板持ちのバイトとは?なぜ人が持つ?仕事内容や時給も徹底調査!

看板持ちのバイトとは?なぜ人が持つ?仕事内容や時給も徹底調査!

看板持ちのバイトとは?なぜ人が持つ?仕事内容や時給も徹底調査!

「看板持ちのバイト」と聞いて、あなたはどのようなイメージを思い浮かべますか?

「街で見かけるけど、何をする仕事かは知らない、、」
「なんで人が持つのだろう?」
「楽そうだし自分にもできるかも!」

そう思う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、看板持ちバイトや人が持つべき理由について調査し、その魅力やメリット・デメリットを明らかにしていきます。さらに具体的な仕事内容や時給についても詳しく探っていきましょう。

もしバイト選びに迷っているのであれば、この記事を参考にしてみてください。

看板持ちバイトの役割を解説!なぜ人が持つ?

看板持ちバイトの役割を解説!なぜ人が持つ?

看板持ちバイトの主な役割は次の2つです。

  • 道行く人に見せるため、看板を持つこと
  • 法に触れないように、人の手で持つ

人に見せる、これは理解できますね。看板を見た人に認知してもらい、将来的に集客・誘導に繋げる。つまり広告塔のような役割です。
しかし、「法に触れない」とはどういうことなのでしょう。そもそもなぜ人が持たなくてはいけないのか気になりますよね。

人が持たなければいけない理由

少し難しい話になりますが、これには屋外広告物法という法律が関係しています。

屋外広告物法について

屋外広告物法は、良好な景観を形成又は風致を維持し、公衆に対する危害を防止するために、屋外広告物の表示や屋外広告物を掲示する物件の設置・維持、並びに屋外広告業について、必要な規制の基準を定めることを目的としています。

国土交通省HPより引用

ここでいう屋外広告物とは下記の4つを全て満たすものとなります。

  1. 常時または一定の期間継続して、
  2. 屋外で、
  3. 公衆に表示されるものであって、
  4. 看板などの工作物に掲出されるもの。

例えば、○○モール、○○医院、○○屋など常に屋外にあって誰もが見ることができる広告物のことです。

逆にいうと、一つでも満たさなければ屋外広告物ではないと言えます。
皆さんが街で見かける看板持ちは、人間が持っている以上、常時継続して表示しているわけではありません。バイトの勤務時間が過ぎれば看板も撤収してしまいます。ゆえに屋外広告物に該当しないということです。そうなると、この法律にも当てはまりません。

勝手に看板を設置すると法に触れるため人が持つ必要がある、ということですね。

看板持ちバイトの一日をご紹介!

看板持ちバイトの一日をご紹介!

では、具体的な仕事内容と、一日の流れを見ていきましょう。

10:00開始定刻に遅れないように10~15分前には集合場所に到着しておきましょう。現場担当者からの説明を聞き、指定場所にて看板などの受け渡しの後、指定された場所に向かいます。準備が整ったら開始です。指定された場所に看板をもって立ちます。看板と一緒に道路使用許可証を預かることもあるみたいです。その場合担当者の指示に従いましょう。
休憩休憩を挟みながら、ひたすら時間経過との闘いです。パイプ椅子がある場合は座りながら看板を支えます。看板の内容を尋ねられたら丁寧に対応しましょう。
18:00終了定刻になったら勤務終了となります。看板を返却し片づけをした後現場担当者に報告し、解散となります。

看板持ちバイトの勤務時間や給料は?

看板持ちバイトの勤務時間や給料は?

勤務時間は?

勤務時間は10時~18時の間が多いようです。時期にもよりますが、夜になって看板が見えなくなる前に終えるのが一般的なようですね。トータルだと3〜8時間と割と幅広く募集があり、自分に合った時間で働けそうですね。
また、職場によりますが、昼休憩がある場合があります。
トイレ休憩は担当者に連絡すれば好きな時に行けるので心配無用です。

給料は?

こちらも求人にもよりますが、大体1,100~1,300円が多いようです。東京都の最低賃金1,072円より少し高いくらいですね。
服装がスーツでかっちりしている感じだと給料も高い印象です。看板持ちだけでなくお客様の案内も兼ねているとさらに高くなりそうです。
しかしながら覚えることは少なそうなので、高くて割のいいバイトかもしれないですね。

看板持ちバイトのメリット・デメリット

看板持ちバイトのメリット・デメリット

看板持ちバイトのメリット

  • 覚えることが少ない
  • 人と関わらない
  • 求人が多い
  • 好きな時に働ける

基本的には看板を持って立つだけという、とてもシンプルな点が魅力です。そして、人との関わりが少ないという点も、単独行動がお好きな方にはぜひおすすめしたいです。
また、いつも決まった場所で募集があるのではなく頻繁に変わるので、意外と求人の数は多いです。バイトを始めるハードルは低いのではないでしょうか。

看板持ちバイトのデメリット

  • 単調な仕事
  • 体力面の負担
  • 案外自由ではない
  • 天候や季節に左右される

覚えることが少ないのはメリットですが、逆に単調すぎてつまらないと感じるかもしれません。なにか作業に集中していたい人にとっては辛いでしょう。そして、立っているだけ、座っているだけというのもなかなかきつい仕事です。監視係がついている職場もあるみたいですので、姿勢などにも気を配る必要がありそうです。

また、真夏・真冬の屋外、雨の中仕事をしなければならない可能性もあります。対策をしていても天候には抗えない部分はありますよね…。

看板持ちバイトに向いている人

長期のバイトのように人間関係を気にせずに働きたい人にはうってつけのバイトです。
また、単発バイトだからこそいろんな現場に行って様々な経験ができるのも魅力の一つです。「自分の適性がわからない、単純作業は苦手だ」と思っていたけど、実際にやってみると案外いけることに気づくかもしれません。自己分析という意味でも、看板持ちバイトを検討している方みんなに向いていると言えます。

看板持ちバイトに応募しよう!

看板持ちバイトに応募しよう!

ここでは実際に募集があった求人を紹介します。
看板持ちといっても、意外と仕事内容に違いがあるため、自分に合った求人を選べそうですね。

看板持ちバイトの求人例

①○○駅集合!プラカード持ち業務!

  • 時給1,100円
  • 日払い
  • 10:00~17:00(実働6時間)

不動産モデルルームの案内看板を持って立っているだけのシンプルなお仕事。
スマホ操作やイヤホン着用、読書は禁止となっています。
集合の駅から配属場所までは電車移動ですが、交通費は全額でるので安心ですね。

②看板持ちスタッフ

  • 時給1,300円
  • 月払い
  • 一日あたり3~6時間

首都圏にあるオープンルーム開催中のマンションへお客様の誘導案内をするお仕事。
スーツとネクタイ着用と指定があります。やはり接客があると服装指定される場合が多いですが、その分給料も高くなってきます。積極的にコミュニケーションを取りたい方、責任感のある方におすすめです。

おすすめ求人サイトをご紹介!

上記の求人はほんの一例ですので、他にも探せる求人サイトを紹介します。

①shotworks(ショットワークス)

こちらは日本最大級の短期・単発バイト専門の求人サイトです。
働く場所から探せるのはもちろん、業種・最低勤務日数・その他たくさんの条件から自分にぴったりなお仕事が探せます。

ショットワークスの公式サイトはこちら

②キャストポータル

こちらはフルキャストが運営する登録制アルバイトサイトです。
WEB登録なら、即登録で明日からの勤務も可能で、履歴書も不要です。手軽に登録できるのが魅力ですね。
キャストポータルの公式サイトはこちら

③Indeed(インディード)

こちらはいわゆる「求人サイト」ではなく、求人に特化した検索エンジンです。上記のサイトでは、サイトごとに条件を入力して探す必要がありますが、インディードではWEB上のさまざまな求人情報を一括で検索してくれるため、より多くの求人を簡単に探すことができます。

インディードの公式サイトはこちら

まとめ

看板持ちバイトは、単に広告を掲示するだけでなく、自身の成長や学びにも繋がる仕事です。環境への適応力、ストレス管理の方法など将来役立つスキルを身につけることができるかもしれません。単発から始められるので、気になった方は挑戦してみましょう。何事も経験ですね。