「働きたくないけどお金は欲しい」「ごろごろしてる間に稼げたらなぁ」
皆さんも一度は思ったことはありませんか？
そんな思いを叶える、待つだけで稼げるバイトがあるんです。
ここでは、待機要員のバイトについて詳しく紹介していきます。
待機要員のバイトとは？
待機要員のバイトは、派遣会社が派遣したアルバイトが当日欠勤した場合、代わりに出勤するバイトのことです。
欠員待機、現場待機、当日待機など呼び方は様々ですが、ここでは待機要員に統一します。
欠員が出なければ、その日は待機するだけで給料がもらえます。もし欠員が出たら、働いた分と待機した分の二重でもらえるので、かなり割がいい人気のお仕事です。
待つだけで稼げるって本当？
待つだけとはいえ、具体的にどんなことをするのでしょうか。
基本的には急な人手不足に備えて指定された場所で待機するだけです。もし欠員が出て出勤の連絡が来たら、指示に従い現場に向かいます。少し遅れて現場に合流する形で業務をこなしていきます。
なぜ待機要員が必要なの？
予期せぬ欠員や人手不足に対応するために必要です。控え、保険、ヘルプとも言えますね。
単発のバイトが多い現場は毎回違うスタッフが現場に行くことが考えられます。そうなると欠員が出やすくなります。
絶対に欠員で穴を開けてはならない時や人材不足による業務の滞りを最小限に抑える役割を果たしているのです。
待機中は何をして過ごす？
大きく二つの待機業務に分かれます。
- 現場待機の場合
- 事務所待機の場合
現場待機の場合、働くかもしれない現場に実際に行き、欠員が出たらすぐに仕事に取り掛かります。
事務所待機の場合、「欠員あり」の連絡を、派遣会社の事務所で待ちます。
社員さんから連絡があるまでひたすら待機です。
たまに自宅待機もあるようです。気が楽ですね。
基本的に何をしてもいい
スマホで映画を観たり、音楽を聴いたり、本を読むのもいいですね。パソコンを持っていって本業や副業もできます。学生さんだと課題なんかもできますね。念の為充電器があれば安心です。自宅待機の場合は連絡が取れるようにだけ注意しておきましょう。
実際の出動率は？
業界や現場の状況によって異なりますが、「20％〜ほぼ１００％の確率」とかなり幅があります。
長期のバイトが多い現場や安定して働ける業務は出動率が低い傾向にあるようです。信用できる働き手が多いから欠員が出にくい、ということですね。
初めから出動する心持ちでいて、欠員が出なかったらラッキーと捉えるのが良さそうです。
待機要員のバイトは稼げる？
待機要員バイトの時給は、一般的には他のバイトと比べて時給は高い傾向にあります。
時給は？
待機のみの時給は1,400円前後が多いようです。
出勤した場合、プラスで労働分の時給1,000円程がもらえます。この時、給料から現場までの交通費が引かれることもあります。
現場が遠い時と近い時で交通費も変わってくるので、給料が左右されるポイントかもしれません。
勤務時間は？
待機時間はかなり差があり、２時間～９時間が多いようです。２時間待機して連絡がない場合は勤務終了のパターンと、現場の勤務時間まるまる待機するパターンがあります。後者だと１日予定を空けておく必要がありそうですね。
実労働時間は9時～19時と一般的です。欠員の連絡が入ると、この通常業務に遅れて参加するといった感じです。
待機要員バイトのメリット・デメリット
メリット
- 暇つぶししながら稼げる
- 労働＋待機分の給料がもらえる
やはり待つだけで稼げることが一番のメリットでしょう。それでいて給料も高い。こんな魅力的なバイトは他にないのではないでしょうか。
待つことが苦にならない人、出動するかしないかのドキドキを楽しめる人、急に予定がなくなってすぐにでも働きたい人に向いている仕事です。
デメリット
- 事前に仕事内容がわからない
- 予定を空けておく必要がある
当日の欠員の状況次第になってくるので仕事が選べるわけではありません。
また、待機時間は2時間と短くても、出勤となると夕方まで拘束されることになるので、その日1日の予定を空けておかなければいけません。
待ち時間が気が気でない人は不安を感じるかもしれないですね。
待機要員のバイトに応募しよう！
待機要員バイトの求人例
ここでは実際に募集のあった求人を紹介します。
①待機要員の警備スタッフ
- 時給1,250円(日給11,250円)
- 9：00～19：00（休憩1h、実質9時間）
緊急でガスの工事があった場合、現地に向かい、現場で交通誘導をするお仕事。
緊急現場がなければ自宅待機です。
１日自宅で過ごしたままでも、日給11,250円支給されるのはアツいですね。
②キャラクタータオル・ハンカチの仕分け
- 時給2,000円
- 8：00～9：00（待機1時間）、8：00～17：00(通常業務8時間）
朝の１時間の間に欠員の連絡がなければ、その日の業務は終了です。丸一日ではないので隙間時間に上手に稼ぐことができます。
出動になったとしても時給2,000円は嬉しいですね。
求人の探し方は？
基本的に待機業務はあくまで本業務に付随して発生するものですから、タウンワークのような求人情報サイトで募集がかかることは少ないでしょう。
まずは単発に強い派遣会社に登録して求人メールが来るのを待ったり、求人を探す方が良さそうです。派遣会社によっては一般公開されていない非公開案件を所有しているところもあり、スタッフ登録することでそれらの案件を見られるようになります。
おすすめの派遣会社
①フルキャスト
短期人材サービス業界でトップクラスのシェアを誇っており、短期・単発の仕事が豊富です。特に倉庫内軽作業や工場内単純作業の仕事が充実しています。
②リクナビ派遣
株式会社リクルートが発行している派遣求人サイトです。日本最大級の求人数を掲載し、さまざまな業種のバリエーションを揃えています。たくさんの情報の中から自分に合った仕事を選べます。
おすすめの求人サイト
①スタンバイ
待機要員のバイト・パートの求人を約1000件掲載する、国内最大級の求人検索エンジンです。インターネット上に公開されている求人を自動的に集めて掲載する仕組みなので一度にまとめて探すことができます。
②バイトレ
株式会社バイトレが運営する求人サービスです。派遣・単発をメインに扱っているので、期間を設けて働きたい人や隙間時間を有効に使いたい人におすすめです。
まとめ
待機だけでも給料がもらえて、働いたらプラスでもらえるという良さがあります。また、予定外の休みや空いた時間に働くことができる点も魅力の一つです。
前日に求人が出ることもあるので、急に予定が空いた際などは要チェックですね。
興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。
