ワーホリでバイトって?できる仕事は?探し方や職種まで徹底調査!

ワーホリでバイトって?できる仕事は?探し方や職種まで徹底調査!

 「海外で働いてみたい」「語学力を向上させたい」という方におすすめのワーキングホリデー制度。実際にどんな仕事があるのか、収入はどのくらいなのか、資格がなくても働けるのかなど疑問がありますよね。

 本記事では、その疑問の答えを実際に海外で生活経験がある方の体験談を交えてまとめてみました。
 今後、「ワーホリに行きたい」「海外で働きたい」と考えている方への参考になればと思います。

ワーホリとは?

 そもそもワーホリとは何でしょうか?
 ワーホリとは、ワーキングホリデーの略語です。海外旅行とは違い、長期滞在が許されているビザのことです。18歳〜30歳の日本国民であれば1〜2年の滞在許可が下り、その間に就学、旅行、就労と生活することができる制度です。ワーホリでは、アルバイト、正社員、インターンシップなど多様なポジションで働くことができ、職種も様々、特殊なスキルを持っている人はそれを活かした仕事でスキルアップも可能です。

どんな仕事があるの?

どんな仕事があるの?
  まずは、ワーホリ先で日本人がどんな仕事に就くことができるのか?について語学力、保有スキルや経験別に紹介していきます。

  1. 語学力に自信がない人
  2. 高収入を目指したい人
  3. スキル・経験を活かして仕事がしたい人

①語学力に自信がない・・・

 【日本食レストラン】
仕事内容:接客を伴うウエイター・ウエイトレス、皿洗いや料理の下ごしらえなど裏方の作業を担当するキッチンハンドなど。
メリット:シフトの融通がききやすい。また、まかないが出るところも多く食費を抑えることもできる。日本人の同僚に困ったときサポートを得やすい。
デメリット:スタッフが全員日本人というレストランも多く、接客以外は日本語環境になってしまい、英語の上達には不向き。また、給料もほかのバイトと比べ安いところが多く、ブラックな企業を選んでしまうと給料を払ってくれないということもあるので注意。
・経験不問
・必要な英語力:TOEIC400~550点

②高収入を目指したい!

【ツアーガイド】
仕事内容:人気観光地やハイキング、マリンスポーツなどのアクティビティの案内。
メリット:サービス業の中でも比較的給料が高い。
デメリット:空港の出発のお迎えやお見送り業務もあり、勤務時間が早朝や深夜など時間が不規則。シフトが固定されていないため、収入が安定しない。
【ホテルインターン】
仕事内容:お客様対応や基本的な清掃業務、洗濯、ルームサービスなど就くポジションによって異なる。
メリット:ワーホリの有給ホテルインターンシップというプログラムに申し込み、参加できれば、様々なサービスを受けられるので安心して働ける。
デメリット:英語力や職務経験、その方のホスピタリティが審査されるなど参加条件が厳しい。
・経験不問(働いた経験があると優遇される)
・必要な英語力:TOEIC500~700点

③自分のスキルや経験を活かして働きたい!

【バリスタ】
仕事内容:コーヒーを淹れることや接客など。
メリット:英語での労働環境のため語学力を鍛えられる。現地の人との交流を深めやすい。
デメリット:求人の競争率が高く、働ける可能性が低いです。
【美容師】
仕事内容:お客様のヘアセットやヘアカットなど。
メリット:スキルアップ。
デメリット:日系サロンで働く場合、スタッフも日本人が多いため語学力向上には劣る。
・経験、資格必須
・必要な英語力:TOEIC650~750点

【その他の仕事例】 

       

  • スポーツインストラクター
  • 日本語教師
  • ベビーシッター
  • ファーム
  • お土産屋さんのショップ店員

 日本で資格取得や働いた経験があると採用の確率はアップします。また、職種によってはしっかりとした接客英語が必要になるので、日常会話ができる程度の英語力では厳しいかもしれません。
 オーストラリアでは、政府が指定する地域で農作業をする「ファーム」という職種に就くことも多いです。これは、働くとワーホリの期間を1年延長することのできる制度で、より長くオーストラリアに移住したいという方におすすめです。

仕事の探し方

仕事の探し方
 次に気になっている方が多いワーホリでの仕事の探し方について紹介します。
 渡航前にしっかり貯金できていても、徐々に生活費でお金は尽きてしまいます。せっかくの海外なので旅行したり現地の友達と遊んだり、お金に左右されずに体験したいですよね!ただ、日本にいる時とは違ってバイト探しは難しいのが現実です。以下にバイト探しの方法とポイントを話したので是非参考にしてみて下さい!

①求人サイトから探す

 求人サイトでバイト先を探すのが一番多い方法です。オーストラリアやカナダなど人気のワーホリ国であれば、日本人向け求人サイトがあります。ただし、インターネット応募の場合、応募者が多く倍率が高いため、返信が来ないことも多いです。

②お店に直接飛び込み

 履歴書を事前に準備して、気になるお店に直接飛び込むという方法です。募集を出そうと考えているお店に運よく飛び込めば、すぐに働ける可能性もあります。
 

③知人から紹介してもらう

 一番効率的な探し方が知人に仕事を紹介してもらう方法です。信頼のおける社員からの紹介ということで採用確率が高いです。積極的に友達に仕事探しをしているということを伝えてみると、仕事情報を得られるチャンスが広がるかもしれません。

採用までの流れ

採用までの流れ
 1つ前の項目でバイトの探し方についてお話ししましたが、採用までの流れも日本と海外では異なる点があります。事前に就職先の契約や条件など間違いがないように確認したうえで履歴書や面接の準備をしましょう!
採用までの流れ

 採用までの流れを説明しました。
 ポイントは履歴書は国によって様式が違うこと、簡潔な文章で作成することです。文章の長い履歴書は読んでもらえないことがあるので注意が必要です。また、友人や学校の先生に書いた履歴書を添削してもらうのもおすすめですよ!
 面接では、応募理由やいつから働けるか?、自分のプロフィールなどの簡単な質問が多いようです。事前に自分の回答をまとめて練習しておくと良いでしょう。

まとめ

まとめ
 いかがでしたでしょうか?ワーホリでできる仕事はたくさんありますね。ただし、バイトを探す際は今の自分の語学力や保有資格、経験、どのくらいお金が必要なのか、また優先する条件や目的は何なのかを明確にして求人を探すことが大切です。バイトは倍率が高く企業からの返信がなかなか来ないということもありますが、なるべく多くの企業に履歴書を送ってみましょう。
 ワーホリ生活が楽しく充実したものにできるよう、英語に磨きをかけたり必要書類を揃えたり渡航前の事前準備をしっかり行いましょう!