初めてアルバイトをされる方や、久しぶりにアルバイトを始める方など、新たなスタートへの期待と同時に、初日をどう過ごしていいかという不安を抱く方もいるのではないでしょうか?
特に初日の挨拶は、初めて会う方々を前にとても緊張しますよね。
この記事では、そんな初日の挨拶が成功するために準備しておくべきことや、マナー、注意点などを細かく解説します!
バイト初日に向けて準備することは?
まずは当日職場に行く前に準備しておくこと、確認しておくことを紹介します。
完璧に準備をしておけば、当日への不安や心配が軽くなるかもしれません。
アルバイト先によって異なる場合がありますので、採用の連絡を受けた際、必要だと感じる項目を担当者に確認しておきましょう。
採用のうれしさのあまり、お礼だけ述べて電話を切ってしまわないよう注意です!
集合場所
アルバイト先にもよりますが、面接会場と実際の職場が異なる場合があります。
初日はどこに出勤すべきか確認しましょう。
集合時間
指定された約10分前には到着しておくことがマナーです。
遅刻することはもちろん厳禁ですが、あまりに早すぎると、担当者も準備ができていないなど、迷惑がかかるので気を付けましょう。
到着については余裕を持って行動することが基本ですが、万が一電車の遅延などでやむを得ず遅刻する場合は、わかった時点ですみやかに担当者に連絡しましょう。
担当者の名前、連絡先
出勤した際、受付やその場にいる方に尋ねることがありますので、必ず把握しておきましょう。(尋ね方の例文は、後ほど紹介します。)
また前述した通り、緊急時に連絡することもありますので、連絡先も確認しておくとよいでしょう。
服装や髪型
アルバイト先によって指定の服装や髪型がある場合もありますので、事前に確認が必要です。
指定がない場合でも、面接時と同様、清潔感のある服装や髪型を心がけましょう。
その後の勤務については、周りの方を見て職場にあったものに合わせていけばよいです。
またメイクやネイルをする際も、初日は控えめにし、周りの状況をみましょう。
持ち物
指定されるものがあれば必ず持っていきましょう。
またメモをとるためのメモ帳やペンは必ず持っていきましょう。
教えてくれる先輩によっては、メモをとらないだけで「この子は仕事をやる気がないのか」と判断されてしまうこともありますので注意が必要です。
職場にもよりますが、スマートフォンのメモ機能などを利用することも、初日は控えた方が良いです。
また書類を渡されることもありますので、A4サイズのファイルを持参することをおすすめします。
間違っても、小さなカバンにくしゃくしゃと入れることがないよう注意しましょう!
場面別に紹介!アルバイト初日の挨拶例文集!
アルバイト初日、職場に着いてからの流れと、それぞれの挨拶の例文を紹介します。
かたい表現を使っていますので、職場の雰囲気に合わせてアレンジしてくださいね。
また内容はもちろんですが、挨拶をするうえで一番重要なことは「明るく元気に話すこと」と、「相手の目を見て話すこと」です。
「この人となら楽しく仕事ができそう!」「何か困ったことがあれば助けてあげたい!」と思ってもらえるよう、第一印象はとても大切です。
人前で話すことが苦手な方は、長く話すより、短くても明るく元気に話せる方を優先したほうが良いかもしれませんね!
職場に到着したとき
受付がある場合
「こんにちは(おはようございます)。
お忙しいところすみません。
本日からアルバイトでお世話になります、〇〇〇と申します。
採用担当の×××さんをお願いいたします。」
受付がない場合
「はじめまして。お忙しいところすみません。
本日からアルバイトでお世話になります、〇〇〇と申します。
ご担当の×××さんはどちらにいらっしゃいますか?」
担当者と対面したとき
面接担当者と同じ場合
「こんにちは。〇〇〇です。
先日は面接をしてくださりありがとうございました。
本日より一生懸命がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
初めて会った場合
「はじめまして。
本日からアルバイトでお世話になります、〇〇〇と申します。
一生懸命がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
従業員の方々と対面したとき
従業員の方々に挨拶をする際、どうしても緊張してしまう方は、「すごく緊張しています!」と挨拶を終えた担当者に伝えることもひとつの手です。
「分かってくれている人がいる」と思うだけで少し気持ちが安らぐかもしれません。
職場を回りながらそれぞれに挨拶する場合
「はじめまして。今日からアルバイトでお世話になります、〇〇〇と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。」
回りながら挨拶をする場合、業務中の方が多いため、挨拶は簡潔にまとめましょう。
接客中であったり、電話で話されている方には無理にしようとせず、タイミングをみて後からするようにしましょう。
朝礼の時など、皆の前で挨拶する場合
学生の場合
「はじめまして。今日からアルバイトでお世話になります、〇〇〇と申します。
△△△大学の3年生です。大学では経済を勉強しています。
趣味はキャンプで、休日は山にこもっていることが多いので、もし同じ趣味の方がいらっ しゃったらお話できると嬉しいです。
1日でも早く仕事に慣れて、戦力となるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
趣味やサークル、地元についての話題を加えた自己紹介をすることで、話しかけてもらいやすいきっかけとなります。
長くなりすぎないようにバランスを見ながら、簡潔にまとめると良いです。
主婦、パート、フリーターの場合
「はじめまして。今日からアルバイトでお世話になります、〇〇〇と申します。
△、〇曜日以外の夕方からシフトに入ることが多いです。
以前はスーパーでレジ打ちのバイトを3年ほどしていました。
例) 新しいことを始めたいと思い、心機一転、こちらのアルバイトに応募しました。
例) 育児が落ち着いたので、新しいことに挑戦したく応募しました。
接客以外は経験がなく、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、
ご指導のほどよろしくお願いします。」
多く入るシフトの曜日や時間、前職、家族構成などを話すことで、親しみやすい印象を与えやすいでしょう。
もちろん無理に話す必要はありませんので、自分の話しやすい内容でまとめてみましょう!
メールやLINEでの挨拶
アルバイト先によっては、対面での挨拶とは別にメールでも送るよう指示されたり、ライングループに入るよう促される場合があります。
それぞれの注意点を紹介します。
メールで送る場合
アルバイトでの採用の場合、前述の挨拶例を文字で起こす程度のカジュアルな挨拶と自己紹介で大丈夫です。
しかし、文章として残りますので敬語の使い方や誤字脱字に注意して入力しましょう。
また「件名」は、「ご挨拶」や「はじめまして」などが良いです。
ライングループで送る場合
近頃はライングループを使ってシフトやお知らせを共有している職場も多いようです。
招待されてグループに入った場合は、「〇〇〇さんが参加しました。」といった通知がメンバー全員に共有されます。
可能であれば一言挨拶をするようにしましょう!
ラインでの挨拶例
「はじめまして。/招待ありがとうございます。
今日からお世話になります、〇〇〇と申します。
△、〇曜日以外の夕方からシフトに入ることが多いです。
一日でも早く仕事を覚えて、皆様に追いつけるよう頑張りますので、よろしくお願いします!」
大人数でのライングループの場合、通知の連続を避けるため、既読していても返事がないこともあるでしょう。
「無視された…」と落ち込まないようにしてくださいね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
誰でも初めてのことや、場所、人には緊張してしまうものですよね!
それでも事前準備をしっかり行うことで、緊張や不安を和らげることができるかもしれません。
自分の第一印象を決める挨拶では、マナーを守りつつ、自分らしさが出せるようがんばってくださいね!