バイトに応募する際に必ずと言っていいほど提出が必要となり、面接と同じように大切なのが履歴書!
今回は主に大学生向けにバイトの履歴書の書き方について解説していきます!
履歴書作成前に知っておきたい基本ルール
- 鉛筆や消えるボールペンは使わない!黒のボールペンで書こう。
- 修正テープや二重線での訂正はしない。間違ってしまった場合は書き直そう!
- 手書きの履歴書をコピーして使いまわさない!
- パソコンで作成する場合、写真はデータで添付せず印刷してから貼り付けよう!
- 年表記は履歴書全体を通して西暦か元号のどちらかに統一して書きましょう!
履歴書は手書きじゃないといけない?
結論からお伝えすると、履歴書は手書きとパソコンどちらで作成しても大丈夫です!
応募先から指定がある場合は指示に合わせて作成しましょう。
手書きもパソコンで作成するのもそれぞれにメリット・デメリットがあるので、特に指定がない場合には字を書くことに自信があるかや応募するバイトの業界などによってどちらで作成するのかを決めてもいいですね!
パソコンスキルをアピールできるとプラスになるようなバイトの場合にはパソコンで作成した履歴書の方が良い場合もあります。また字を書くことに自信がない人でもパソコンで作成すると見やすい履歴書が作成できるというのもメリットです。
しかし、採用担当者によっては手書きの文字を見て人柄や熱意を判断する為の参考にする人もいるので、字を書くことに自信がある人はアピールできる1つのポイントとなる場合もあります。
最終的には採用担当者の判断による部分なので、どうしても迷って決められない場合は手書きとパソコン作成のどちらがよいか応募する際に確認してみてもいいでしょう。
項目別!履歴書の書き方解説
①日付
日付は面接時に履歴書を直接手渡しする場合には面接日を記入します。
郵送する場合には投函日を記入するようにしましょう。
元号で書く場合には「令和」を「R」の様に省略して書かないように気を付けましょう。
②氏名、住所、印鑑
氏名は苗字と名前の間に少しスペースを空けて書きます。
そして「ふりがな」の場合にはひらがなで、「フリガナ」の場合にはカタカナで振り仮名欄に記入しましょう。
住所は都道府県名から建物名や部屋番号まで省略せずに書くこと!
印鑑を押すところがある場合は忘れず押印してください。かすれや欠けがないように注意してくださいね。
③写真
写真は証明写真機や写真館等で3ヵ月以内に撮ったものを使用しましょう。
サイズは4cm×3cmが一般的です。
また万が一写真がはがれてしまった時でも応募先の担当者さんが困らないように写真の裏側に自分の名前を書いておくことをおすすめします。
④電話番号
採用に関する連絡が来ることになるので連絡がつきやすい電話番号を間違えないように記入しましょう。
⑤メールアドレス
応募先からの連絡をメールで受け取る場合には記入が必要になります。
電話番号と同じように連絡のつきやすいメールアドレスにしておきましょう。
もしも迷惑メール設定をしている場合は、メールが受信できない可能性もあるので事前に設定を確認しておくようにしましょう。
⑥上記以外の連絡先・緊急連絡先
自宅以外の連絡先が特にない場合は「同上」でOKです。
緊急連絡先は自宅や保護者の電話番号を記入しましょう!
⑦学歴
まずは1行目の中央に「学歴」と書いてから始めていきましょう。
中学校は卒業年のみで大丈夫です。それ以降は入学年・卒業年の両方を記入します。学校名は正式名称で書いてください。
大学は学部や学科まで記載し、入学年を書いた次の行に「現在、〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年次在学中」と書きます。
⑧職歴
学歴とは1行空けて次の行の中央に「職歴」と書きます。
学生の場合、バイト歴がある場合は入社年月と退社年月を記入しましょう!バイト経験がない方は「なし」で大丈夫です!
例
20xx年 | 〇月 | 〇〇カフェ〇〇店 アルバイト入社 |
20xx年 | 〇月 | 〇〇カフェ〇〇店 アルバイト退社 |
20xx年 | 〇月 | 株式会社〇〇 アルバイト入社 |
飲食店や小売店などでのアルバイト経験がある場合は、運営会社名だけでなく店名で記載したほうが伝わりやすいので店名も記載しましょう。
会社名は「(株)」と省略せずに「株式会社」と書きます。
※学歴と職歴を書き終えたら、右端に「以上」と書いておきましょう。
⑨免許・資格
取得している免許や資格があれば書きましょう!
運転免許やTOEIC、簿記など応募先によっては有利になることがあります。アピールできるポイントにもなるためしっかり記入しましょう。記入する順番は取得年月が古いものから順に書いてください。
※年表記は履歴書全体を通して西暦か元号のどちらかに統一して書くようにしましょう!
志望動機の書き方
今回なぜこのバイトに応募したのか?なぜこの会社・お店なのか?といった理由をもとに仕事に対する意欲ややる気が伝わるような志望動機が書けるといいでしょう。
例えば「時給が良いから」という理由も志望動機ではありますが、その理由を伝えられても採用担当者に「うちで働いてほしい」とは思ってもらえないと思うので、採用担当者の気持ちになって考えてみるのもいいかもしれません。
たくさんあるバイトの中から今回のバイトを選んだ理由をなるべく具体的に伝えられるといいですね。
自己PRの書き方
自己PRでは自分の強みや長所・得意なことをアピールしましょう。
今までの学校生活や部活動、バイト経験などを振り返って、自分の良い所がアピールできるような具体的なエピソードを盛り込んだ内容を考えてみましょう。エピソードを合わせて伝えることができれば、あなたの強みがより伝わりやすくなるでしょう!
こんな場合はどう書いたらいいの?
Q.転校したことがある場合の書き方は?
A.「転入学」と書きましょう。
例
20xx年 | 4月 | 〇〇県立〇〇高等学校 入学 |
20xx年 | 11月 | ▢▢県立▢▢高等学校 転入学 |
20xx年 | 3月 | ▢▢県立▢▢高等学校 卒業 |
Q.浪人や留年期間も書いた方がいいの?
A.特に書く必要はありません。学歴欄の入学と卒業の年次を見て判断されることになります。
Q.留学経験がある場合の書き方は?
A.留学期間が1年以上ある場合は学歴欄に記入しましょう!
1年未満の短期留学の場合は基本的には記入しないことが多いですが、短期間であったとしても留学経験が応募求人に関連がある場合は書いてもいいでしょう。
Q.休学したことがある場合の書き方は?
A.ケガや病気、家庭の事情など様々な理由があって休学を選択したケースも多いと思います。現在はバイトをするにあたって支障がないことを履歴書に書いておき、面接の時に説明できると良いでしょう。
例
20xx年 | 4月 | 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学 |
20xx年 | 12月 | 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 休学(病気療養のため) |
20xx年 | 4月 | 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 復学(現在は完治) |
Q.中途退学したことがある場合の書き方は?
A.「〇〇大学〇〇学部〇〇学科中途退学」のように書きます。
退学理由については面接で聞かれることが多いので答えられるようにしておきましょう。
Q.短期間や単発のバイト経験も職歴に書いた方がいいの?
A.自己都合で短期離職してしまったバイトは職歴にかかなくても大丈夫です。
今回の応募求人に経験が活かせるものがあれば書きましょう!
Q.応募求人に関係のない資格でも書いた方がいいですか?
A.運転免許やTOEIC、簿記など有効な資格や免許は仕事に関係なく書いておいてマイナスになることはありません!
場合によってはいくつか資格を持っていると「資格を取るために努力ができる人」「継続する力がある人」といった思わぬプラスの評価を得られることもあります!今回の仕事とは直接関係がない資格や免許であっても、取得の為に努力したアピールに繋がる可能性もあるので迷うくらいなら書いておくことをおすすめします。