いいバイト先って?ブラックバイトとホワイトバイト見分け方まとめ

いいバイト先って?ブラックバイトとホワイトバイト見分け方まとめ

ホワイトバイトとブラックバイトについて、
言葉はよく聞くけれど、具体的な違いや良さ悪さってどういうものなの?

と、求人を探している時に悩んだことはありませんか。

そんなあなたに、今回は
いいバイト先の見分け方・ポイントをご紹介します。
これを知ればあなたもホワイトバイトを選べるようになりますよ。

続けられるいいバイトの条件とは

続けられるいいバイトの条件とは

まずは「働き続けやすいバイト」について考えてみましょう。

  • 労働基準法を守っている企業
  • 適切な労働時間、労働に見合った対価が支払われる
  • シフト調整がしやすい
  • 職場の雰囲気、評判が良い
  • お客様はもちろん、働く人も大事にする職場
  • 新人を大事に育てようとしてくれる職場
  • 極端な人格攻撃をする人がいない
  • 自分と職場との相性が良いと感じる

これらは「基本で当たり前」のように感じるかもしれません。

しかしながら
「部分的に守られていない」もしくは
「大幅な労働基準法違反である」企業も、残念ながら存在します。

そうした
「厳しい労働環境と待遇のブラックバイト」以外の
「労働環境と待遇のよいホワイトバイト」を判断しましょう!

ブラックバイトとホワイトバイトを見分けるポイント

ブラックバイトとホワイトバイトを見分けるポイント

せっかく働くなら貴重な時間をムダにしたくない!
ブラックバイトとホワイトバイトを見分けるポイントは、どこにあるのでしょうか。

求人情報をよく調べる

  • 募集している担当業務の内容について
  • 契約内容……賃金、勤務地、勤務時間(シフト体制)、休日
  • 社会保険、待遇 (社割、まかない等の法定外福利厚生)
  • 会社情報 (事業内容、信頼性、評判)

「求人情報・公式サイト」から得られる情報は
気になったタイミングで徹底的に調べてみましょう。

その企業が扱っている「商品・サービス・関連キーワード」についてはもちろん、
「企業名 口コミ」なども調べてみましょう。

労働基準法違反でないかどうかは特に、重要なポイントです。

情報には真偽があるのですべて鵜呑みにするのはよくないですが、
あまりに悪い評判が多すぎる場合は、検討材料になるでしょう。

劣悪な労働環境ではないか

  • 職場環境(人間関係、騒音、臭いなど)
  • 労働条件
  • 労働時間
  • 激務かどうか

実際に働いていた人の口コミで、
職場環境が非常に悪かったり、事前情報・面接と違った
という話があるかどうか、チェックをしてみましょう。

労働者に負担が大きい職場は、
学業などとの両立を考えているなら、避けるべきでしょう。

労働基準法違反ではない事が大前提ですが、
少し厳しい条件でも個人的メリットが大きい場合は、
気にならないかもしれません。

賃金関連

もし以下の条件に当てはまる場合は、ブラックバイトに近いでしょう。

  • 残業代が反映されない
  • 不当な罰金がある
  • 店の商品を強制的に自腹購入させられる
  • 業務上必要な物は実費負担

基本給からのマイナスがあればある程、実際にもらえる手取り額が減ってしまいます。
低賃金は働くモチベーションが下がりますし、ボランティア状態で働く必要はありません。

逆に、正当に評価された給与が支払われる企業はホワイトバイトと言えるでしょう。
各種手当がついているなら、よりベターです。

シフト関連

もし以下の条件に当てはまり、書面と条件が異なる場合は、契約違反です。

  • 入社時の規定とは違う出勤回数
  • 会社都合で勝手に出勤日が強制される、増減される
  • 試験期間に休めない
    • 「お店が忙しい時はシフトを多めに入ってもらうことがある」など
      「特定下における条件」が記載された書類を確認し、自ら契約書にサインをしたなら、
      納得し了承したという意味になるためご自身の責任になります。

      しかし、書面に何も書かれていないのに
      「うちではこうするルールだから」と口頭のみでいうのは「契約に違反」しています。

      強制せざるを得ない程の人数でシフトを回しているのは、明らかに人手不足。
      これは働く人の問題ではなく「経営者の問題・経営能力不足」です。

      来客数、業務量などを含めて
      「その曜日の適正出勤者数を計算できない・人員確保できない」企業は、ブラック体質です。

      実際に現場へ行ってみる

      実際に現場へ行ってみる

      • 職場の雰囲気
      • お客さんの雰囲気
      • 働く人同士の雰囲気
      • 後輩へ丁寧に業務を教えているかどうか
      • 忙しそうな時、ヒマそうな時の雰囲気

      自分自身で感じ取ったものはすべて「自分専用の情報」になります。
      行ってみないとわからないことは多いです。

      お店の雰囲気を確認した上で
      「ここで働きたいな、働きやすそうだな」とイメージできるなら、
      自分にとってホワイトバイトである可能性が高く、ベストな環境と言えるでしょう。

      上司や同僚らしき人々を見て、
      もしも暴言、暴力、嫌がらせ、パワハラ、セクハラがありそうな雰囲気を感じた場合。
      下見の時点でよく観察し、本当に該当するようであれば、別のバイト先を探しましょう。

      重くてつらそうな雰囲気よりも、
      明るく楽しそうな職場の方が働きやすそうですよね。

      自分が想像する「仕事内容・雰囲気の良さ」に近い職場かどうか、検討してみましょう。

      友人や知人に聞いてみる

      「評判のよいお店」ほど、お客さんにも印象がよいもの。

      気になっているお店で、
      実際に働いたことのある人や店を利用した友人や知人がいれば、お話を聞いてみましょう。
      具体的なエピソードが聞けるはずです。

      もしくは「オススメのお店(企業)」をそのまま聞いてみるのも参考になりそうです。
      きっとあなたらしさをイメージしながら、お店との相性を考えてくれるでしょう。

      闇バイトは論外

      世間ではその内容を「犯罪に加担する」と言います。
      高収入の代価が「あなたの人生」だなんて「割に合わなさすぎるバイト」筆頭です。

      「カンタン高収入!」「詳細はDMやLINEで!」
      といった定番のアヤシイ言葉が、近年SNSでよく流れるようになってしまいました。

      しっかりした企業は「メール類、電話、口約束のみでの契約」をしません。

      契約条件が記載された書類の受け取りや、自筆でサインする機会があるはずです。
      あまりに良すぎる条件は少し疑って、調べてみましょう。
      例え親しい人から話を持ちかけられても、冷静に判断しましょう。
      場合によっては、警察を頼りましょう。

      ブラックどころではない闇バイトには決して、手を出してはなりません。

      条件はもちろん自分との相性も考えてみる

      条件はもちろん自分との相性も考えてみる

      ブラックバイトはともかく、ホワイトバイトや普通環境のバイトであっても
      「自分の生活ペースと合っているかどうか」は最優先事項です。

      また「自分にとってのホワイトバイトこだわり条件」もあると思います。
      いろいろな方向から総合的に考えてみましょう。

      「自分にとっての」ホワイトバイトを考える

      一般的にホワイトバイトと言われている条件をこれまで見てきました。
      では自分にとってホワイトバイトになる条件にはどんなものがあるでしょうか?
      例として、考えられるものをあげてみました。

      • 休みを取りやすく、シフト調整がしやすい
      • 働きやすい (業務の相性がよい、自分の裁量でできる仕事など)
      • 仕事が楽 (試験監督など、一定時間の拘束だけで済む)
      • 業務内容に興味、関心が持てるか
      • 労働条件が良い上に、時給が高い (同業でも他より時給が高め・ボーナスがある)
      • 社割がある
      • 企業体質が「古くない」
      • 学生らしく過ごせるバイトである
      • 将来性があり、キャリアやスキルの成長に繋がる

      バイトは「自分の生活ペースと合っているかどうか」が最優先事項。

      自分にとって「妥協や我慢ができる、できない範囲」を考えてみましょう。

      こだわり部分は人それぞれです。
      気にしない人がいる半面、自分には耐え難い苦痛、なんてこともあります。

      つまり「ある人にとってはホワイトに感じる業務、自分にはブラックに感じる業務」があります。

      こればかりは、自分自身でよく考えないと見えてこないもの。

      自分にとって「ブラック」ならそれは「ブラックバイト判定」になるでしょう。
      ブラックバイトであるなら、ご自身のためにも避けねばなりません。

      一度、上記項目を参考に「自分が重視したい理想的な条件」を書き出してみましょう。
      きっと発見があるはずです。

      職場は「自分で選べる」

      • 求人情報検索時の内容
      • 面接時の印象
      • 「労働条件書類」と「求人情報・面接内容」に齟齬がある
      • 研修期間中の印象、イメージの違い

      自分が「ブラックだ」と感じたら「職場を変える」こともできます。
      慎重な判断も大切ですが「自分が我慢しすぎる必要」はありません。

      ネットなどの情報や聞いた話から「ちょっとおかしいぞ」と、
      自分の中で違和感があった場合、
      まず立ち止まって問題点を列挙してみるとよいでしょう。
      それが本当に冷静な判断による結論なのか、じっくり検討する価値があります。

      一人で状況把握するのが難しい場合には、
      友人、知人、同僚など、話しやすい人に相談してみましょう。
      ただし、相手と話す内容は、よく選んでからがオススメです。

      何はともあれ、無理はしない

      何はともあれ、無理はしない
      ブラックバイトは論外ですが、
      ホワイトバイトや普通環境のバイトであっても
      「自分の生活ペースと合っているかどうか」は最優先事項です。

      無理しすぎていた場合にはちゃんと休んで体調を整えて、
      業務に問題点を感じたら職場で上司とシフトの相談をしましょう。

      日々を忙しく過ごしていると、つい忘れそうにもなりますが
      バイトというのはあくまでも「お金を得る手段」です。
      バイトすることを決めたあなたには「稼ぎたい理由と目的」があったはず。

      「自分の中での優先順位」を見失わないようにしましょう。

      まとめ

      まとめ

      ブラックバイトとホワイトバイトを見分けるためには
      「労働基準法を守っている」事を大前提として、
      口コミを含めた情報を、ネットでよく調べてみましょう。

      「職場環境、労働条件、賃金、シフト、勤務時間」に問題が無いかを事前に考え、
      実際に現場へ行ってお客さんや働く人の雰囲気を確認したり、
      友人知人に勤務時の情報を聞いてみましょう。

      「自分にとっての」ホワイトバイトがどういったものかを考えるのも大切です。
      最終手段として、バイトというものは「職場を変える」こともできます。

      自分自身とライフスタイルに無理のないように、
      できるだけ実りと収入のあるバイトを長く続けたいものですね。