今、話題の仮歌バイト!
「歌って稼げるってホント・・・?」
経験者談から、仕事内容や注意点を詳しくご紹介。
「好き歌を仕事にできたら…」スキマ時間でのバイトからプロ志望まで、どういうお仕事なのか
気になる点を詳しく解説します。
歌が仕事の「仮歌バイト」とは?
「仮歌バイト」とは作曲家さんが作ったメロディーを代わりに歌うバイトです。
どのような種類や需要があるのかみていきましょう。
「仮歌」とは?
- 新曲作成のコンペ用
- アーティストが新曲を覚える為の暗記・練習用
- 作曲家のデモ用
作曲家自身で歌入れまでできる方は、そう多くないので歌のうまい人への依頼・募集をしたい。というわけです。
コンペともなると、作曲家の求めている声質に寄せた歌い方ができると、なお需要が高まります。
AKB48などのアイドルや声優などは、ほぼコンペで新曲を決定しています。
また、アーティストが新曲のレコーディングをする前に、練習するための音源として使用する場合でも、仮歌の需要があります。
仮歌の仕事って何するの?
まだ最終形態となっていない曲に、”仮で”歌入れをするお仕事です。
曲の歌っている長さや、ハモリや作詞もできるかなど能力により収入に差が出てきます。
作曲家さんからのお仕事依頼や、事務所に所属して仕事をもらうパターンがあります。
いずれにせよ、最低限の歌のうまさと表現力は必要になります!
自分で機材を用意し、録音したものを作曲家さんに提出する工程があるので
どういった物を揃えればよいかも、チェックしておかなければなりません。
仮歌バイトに必要なポイント
どんな事ができればいいのか、どんな機材があればいいのか、必要なポイントをおさえて
ご案内します。
やはり歌唱力は必要。仕事にするためのポイント
実際、どれだけの歌唱力が必要なのか。。。
目安となる基準をお伝えします。
- ピッチ(音程)が安定している
- リズム感がある(リズムにズレがない)
- 聞きやすい声
- 声質にレパートリーがある
歌入れを仕事する場合、いかに要望通りに歌うことができるかが重要になってきます。
自分のオリジナルで歌うのではな作曲家の要望に応えることができる能力は最低限は必要です。
プラスαで楽譜読みや、モノマネできるとよし。
楽譜を読めることに越したことはありません。
モノマネができると、作曲家さんとしては要望通りに歌ってくれる歌い手さんとして評価がかなり良くなります。
男性は、ジャニーズっぽい歌い方。女性は可愛らしい歌い方、など。
また、仮歌の段階の曲は、まだ世に出ていない曲なので知りえた情報は絶対に漏らしてはなりません。
なので、機密情報を漏らさないという約束を守れることも、この仕事では非常に重要です。
必要機材を準備しよう。最低限おさえておきたいモノ。
機材やその予算目安はどれくらいでしょうか。
- パソコン
- マイク
- DAW
- ヘッドフォン
- 歌の練習になる
- すき間時間でできる
- 在宅でできる
- プロの道にすすめる
- ミュージックジョブネット
- ココナラ
- クラウドワークス
- アルバイトEX
- Alpha-Enterprise
- AQUA CUBE
パソコン
音楽系ならMac?っと、WindowsかMacかで悩むことが多いですが
Windowsでも全く問題ありません。
10~15万円くらいの、メモリが8G以上で新品をおすすめします。
マイク
マイク周りの機材だと、コンデンサーマイク、ポップガード、マイクスタンド、マイクケーブルとありますが、
コンデンサーマイクは2~3万円ほどしますが、その他周辺機材は各2,000円前後で揃えられます。
DAW
パソコン上の録音ソフトです。
個人で録音する場合には、必須のソフト。
インターフェイスを購入すれば付いてくるので、現時点で何も持っていない!という方には
インターフェイスをおすすめします。
ヘッドフォン
5,000円~数万するものまで、こちらは予算に合わせて購入してみてください。
おすすめはこちら。
パソコン以外だと、必要経費は6万円くらいです。
仮歌バイトで回収できる金額にはなるので、事前投資として検討の余地ありです!
仮歌バイトのメリット・デメリット
詐欺も横行しているのでは、と怪しまれることが多いこの仕事。
危険な目にあわないためにも、メリット・デメリットをしっかり把握しましょう。
仮歌バイトのメリット
歌う機会が増えるので練習になりますし、作曲さんからの指摘をいただいて上達できるチャンスとなり、
機材がそろえば、すき間時間に家でサクッとできる仕事です。
仮歌の仕事が増えていけば、それだけで生計をたてている人もいますし、
なかには仮歌のはずが、そのまま本人の歌声で曲を完成させてデビュー!なんてことも
起こる世界です。
仮歌バイトは危険なの?注意すべき点をおさえておこう。
詐欺が疑われるのは、以下のようなパターンがあるようです。
仮歌バイトの応募をしたが「歌唱力が足りない、でも頑張り次第では採用できる」と
事務所の登録を勧められ、バイトをするはずが事務所のレッスン料を支払う流れに持っていかれる。
という、芸能系ならよくあるパターンですね。
「デビューできる可能性があるよ」 なんて甘い言葉に騙されないようにしましょう。
仮歌を録る際、機材を揃えるのに費用がかかったり、防音設備を整えたりと、始めるのに何かとお金がかかるのも、また事実です。
体験談-実際に活動した人の声-
実際に仮歌のシンガーとして活動した人の体験談を覗いてみましょう。
Q:仮歌のお仕事で難しかったことは何ですか?
A:歌詞に表情を付けることです。
表現力が必要になるので、とりあえずは自分でやってみてそれを作家さんに調整していただく感じですね。難しいのですが、
毎回どんな曲を歌えるのかそれが楽しみでもあります。
Q:作家さんってどんな人達ですか?
A:毎回1曲1曲を大切にし、試行錯誤していると思います。
時には歌い方のアドバイスを頂けたりする。
Q:仮歌のお仕事をしてきて成長した部分は有りますか?
A:色々な歌い方を学べるので引き出しが増えたこともありますし、以前より表現力が付いてきたなと思います。
そしてなにより歌に対しての自分の気持ちが前向きになりました!
(参考元:Alpha-Enterpriss シンガー登録者の声 )
Q:作曲家さんからの依頼はどのようにくるのか?
A:メールで来ることが多く、「不動産の契約書か!」ってくらい細かい方もいれば、
「友達か!」ってくらい適当な方もいます。
Q:依頼内容はどのような項目が多いですか?
A:歌い方の注文、カラオケ音源、シンセメロディ、ハモリのメロディ、仮の歌詞、
仮仮歌(作家さんが歌詞確認用に歌ったもの)をいただくので、メロディを覚えたら
録音をしていきます。
依頼が細かかったりざっくりだったり、表現が難しいもあるようですが、歌える事が楽しいという体験談もありますね!
仮歌バイトを始めてみよう!
じゃぁ、歌ってみよう!っと、、、思っても何から取りかかればよいか分かりにくい業界でもあります。
どういう流れで仕事をゲットするかご案内します。
自分を売り込もう!デモの準備方法
まずは、作曲家さんたちに選んでもらうために、自分を紹介していかないといけません。
そこで必要になるのがサンプルとなる「デモテープ」
あなたの名刺代わりとなるものですので、デモテープの質が悪いと当然お仕事をゲットすることはできません。
コンペでよく使われそうな、声質などを意識して録音してみてください。
作ったデモは、YouTubeで限定公開の設定にしたり、Soundcloudにアップしいつもで必要な時にURLを伝えられる状況にしておきましょう。
実際どうやって仕事を探すの?おすすめサイトはこれ。
知り合い伝いに作曲家さんを紹介してもらえるのが、一番ベストです!
・・・とは言え、そんな簡単に作曲家さんと繋がりを持てるわけではないですよね。
そこで、初心者さんでも仕事を見つけやすい仮歌バイトの募集案件を探すサイト、登録会社をご案内します。
サイトにデモテープの音源をアップすることと、自己紹介文を書けばOK。
どんどん応募していきましょう。
自己紹介は、誠実さや熱意が伝わり、かつ、常識ある文章で依頼主(作曲家さん)側の立場になって、文章を考えてみてください。
適当な文章を書いている人に、依頼したくはないですよね。
歌好きさんはトライしてみよう!仮歌バイトのまとめ
ここまで、仮歌バイトについて書いてきました。
初期費用がかかることや、今の私でできるのかな?と悩まれることがあるかもしれませんが
下調べをきちんとすれば、あなたにあった方法を見つけられるはずです。
歌うことが好きで、空いた時間で、お金を稼ぎたい!という方は
ぜひチャレンジしてみてください!