競馬場のバイトがきついって本当?仕事内容・時給などを徹底解説

競馬場のバイトがきついって本当?仕事内容・時給などを徹底解説

皆さんは競馬場にどんなイメージを持っているでしょうか。

「怖いおじさんがたくさんいそう」

「地面にゴミが散乱していて汚い」

昔はそうだったかもしれませんが、今は競馬場もかなりキレイになり、女性客や親子連れでも楽しめるスポットに変貌しているのです。

そんな競馬場でバイトしてみたい!という方に向けて、仕事内容や給料について詳しく解説していきます。

競馬の知識がなくても大丈夫です!

仕事内容はしっかりと丁寧に教えてもらえます。

また、「競馬場のバイトはきつい」と言われているようですが、その理由を挙げるとともに競馬場バイトのメリットについてもご紹介します。

競馬場のバイトがきついと言われる理由3つ

競馬場のバイトがきついと言われる理由は、大きく分けて3つあります。

なぜ、競馬場のバイトがきついと言われているのか、その理由について詳しく解説していきます。

天候に左右されず、ずっと立ち仕事である

競馬のレースは1年中行われており、災害レベルの天候でない限り開催されます。

そして、バイト中はほぼ立ち仕事でかなりきついです。

特に、改札担当の女性になると、ヒールを履いたままの状態で6時間から8時間立ちっぱなしになります。

また、競馬場の清掃は範囲が広いということもあって、かなり移動するまでの距離を要します。

どんな職種であれ、休憩時間以外はずっと立ち仕事になると知っておいた方がよいでしょう。

バイト中はレースも見られないし馬券も買えない

最初に言っておきますが、競馬が好きでバイトに応募したいと考えている方はやめておいた方がいいでしょう。

競馬場で仕事をする以上は、バイトの休み時間であってもレースを観ることはおろか、馬券を購入することもできません。

その理由は、競馬が公平であることを保つために、競馬法によって職員及びアルバイトは馬券を購入できないと規定されているからです。

スマホでこっそり馬券を買えば大丈夫だと思っていても、バレてしまったら逮捕される可能性もあるので注意しましょう。

競馬場の客層が悪く、時には絡まれることも?

最後に、一番きついのが競馬場の客層が悪いことです。

現在の競馬場は女性客や家族連れも増えてきており、昔の悪いイメージは減ってきていますが、中には”昔ながらのガラの悪いお客さん”もいます。

競馬に負けてむしゃくしゃしている人が競馬場のスタッフに絡んでくる、なんてことも無きにしも非ずです。

お客さんに絡まれた場合は警備員が対応してくれますが、特に女性は気を付けた方がよいでしょう。

競馬場のバイトはきついだけではない!メリット4つ紹介

競馬場のバイトはきついと言われていますが、もちろんメリットもあります。

競馬場バイトの主なメリットを4つご紹介します。

休憩が多く、勤務時間通り帰れる

実は、競馬場のバイトって休憩時間が多いのです。

90分仕事して20分休憩、また90分仕事して20分休憩というサイクルで行われています。

立ち仕事が多い競馬場のバイトでは、休憩時間が多いのはとても大きなメリットです。

また、勤務時間も土日祝日で行うアルバイトの場合は夕方5時には終わります。

制服のデザインがかわいい

競馬場に行った方なら分かると思いますが、競馬場で仕事されている女性の制服ってかわいくないですか?

実際に競馬場の制服がかわいいという理由でバイトに応募した方もいるくらいです。

制服を着てバイトしたいと考えているなら、競馬場のバイトはおすすめです。

馬がたくさん見られて競馬の知識が身につく

競馬場にはたくさんの馬がいますが、近くで見ると、とてもかわいい目をしています。

また、競馬場での臨場感を肌で感じることができ、競馬に興味のある方はいろいろと教えてもらえます。

バイトを大量募集するためバイト同士で仲良くなることも?

競馬場のバイトは、職種によって大量に募集をかけているところがほとんどです。

お互いに初対面であっても、仕事をしていくうちに仲良くなることもあるようです。

募集する年齢層も幅広いので、いろいろな人と知り合うことができます。

競馬場バイトの仕事内容

競馬場内でのバイトは様々で、次のような仕事があります。

  • 競馬場の改札の仕事
  • インフォメーションの仕事
  • 清掃の仕事
  • 馬場整備の仕事
  • 警備の仕事
  • 売店・飲食店の仕事

上記以外にも、競馬関係者席での接遇業務や駐車場内での車両誘導、スタートゲートの点検作業など、特殊な職種の募集もあります。

競馬場の開催日は、地方競馬の場合は平日に開催されますが、中央競馬の場合は土日祝日に開催されます。

勤務する競馬場によって平日か休日かに分かれるので、あらかじめ勤務日を確認しておいた方がよいでしょう。

勤務時間は、中央競馬の場合は午前8時から午後5時までが基本的ですが、来場者数の多いG1レースが開催される日は、始まりと終わりの時間が延びることもあります。

地方競馬でナイター開催される場合は、午後0時から午後9時までが勤務時間となることが多いです。

職種によって時間や日程はシフト制であることが多いので、面接時などに確認しておきましょう。

競馬場の改札の仕事

いわゆる”チケットもぎり”の仕事です。

バイト複数人で入場門のゲートに並び、お客様の入場チケットを確認した後にチケットもぎって競馬場内へ誘導します。

お客様が通るたびに「ご来場ありがとうございます。」「いってらっしゃいませ。」と元気よく挨拶し、帰りは「ご来場ありがとうございました。またお越しください。」と声をかけます。

G1レースなど大きなレースが開催される日は、競馬場には10万人ほどの来場者があるので、迅速かつ的確にチケットを捌くスキルが重要です。

インフォメーションの仕事

インフォメーションの仕事は、お客様の受付やご案内、投票サービスの使い方などの説明を行う仕事です。

また、会員の入会に関する対応を行うこともあります

競馬場によっては、改札の仕事と併用することもあります。

難しい作業もなく、女性向きのレアなバイトとして人気がある職種です。

清掃の仕事

清掃の仕事は、競馬場内の入場門や観覧席、売店、駐車場など共用部分を清掃します。

家の掃除と同じ掃除道具を使うので家事の延長のようなものです。

競馬場内はとても広いので、複数人で担当する場所を持ち回って清掃します。

馬場整備の仕事

馬場整備の仕事は、レース終了後に競走馬が走ったコースを整備します。

切れた芝を取って集め、穴が空いた箇所を埋める作業です。

場合によっては馬糞の回収も行います。

競走馬が安全に、トレーニングの成果を発揮して走れるように行うとても重要な仕事です。

警備の仕事

競馬場内外での警備を行う仕事です。

日中の警備と夜間警備に分かれていることが多いので、事前に勤務時間を確認しておいた方がよいでしょう。

仕事をする前に基本的な業務内容や警備業法の法律について研修があります。

競馬場内での警備は雑踏警備と呼ばれており、雑踏警備員は多くの人が集まる場所で事故が起こらないように警戒し、防止することが主な仕事です。

売店・飲食店の仕事

競馬場内の売店や飲食店で、販売、調理などを行う仕事です。

売店では接客から品出し、レジ打ちなどを行います。

飲食店では、調理担当とホール担当に分かれて仕事をします。

ホール担当は接客全般、調理担当は厨房での調理と皿洗いが主な仕事です。

競馬場バイトの時給・日給はどれくらい?

競馬場のバイトの時給・日給は次の通りです。
バイトをする競馬場によって地域差があるため、金額には若干変動があります。

職種給料金額
競馬場の改札時給920円から1,100円日給8,000円から10,000円
インフォメーション時給1,000円から1,350円日給7,900円から12,000円
清掃時給1,000円から1,200円日給7,900円から11,000円
馬場整備時給1,100円から1,300円日給10,000円から13,000円
警備時給880円から1,600円日給7,500円から11,000円
売店・飲食店時給1,100円から1,400日給11,000円から14,000円

交通費は全額支給されているところがほとんどです。

勤務時間帯によって給料も変動します。

特に、夜間警備のバイトは時給が高くなっています。

短期のバイトで考えているなら、競馬場のバイトは時給も高いのでおすすめです。

競馬場のバイトに求められる人は?

競馬場のバイトで一番求められるのは、コミュニケーション能力が高い人です。

たくさんのお客様に関わることが多い職種では、大混雑になった場合でも臨機応変に対応しなければなりません。

また、機械操作や場所などを的確にご案内することも必要です。

次に、体力に自信があることが重要視されています。

仕事中は立ったままでいることが多く、職種によっては広い競馬場内を歩き回らなければなりません。

面接時にコミュニケーション能力が高いこと、体力に自信があることをアピールできれば問題なく採用されることでしょう。