バイト面接でよく聞かれる質問は?答え方や聞くべき質問も徹底解説

バイト面接でよく聞かれる質問は?答え方や聞くべき質問も徹底解説

バイトの面接 事例をもとに 「よくある質問と答え方」

 

      

  • 志望動機は?シフト時間は?自己PRは?長所短所は?
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  • 答えるときは「ハキハキと結論から」
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  • 分からない事は「わかりません」
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  • 初めての面接でもポイントをもとに解説します。

面接のときにおさえておきたいポイント

面接のときにおさえておきたいポイント
  バイトの面接は限られた時間で行われるため第一印象がとても大切です。
  この短い時間内に面接官に、話した内容以外にも、表情やしぐさ、声のトーンか         ら好印象を与えるために、ポイントを抑えましょう

  • 笑顔で明るくハキハキと
  • 答えるときは結論から
  • シンプルにわかりやす

笑顔で明るくハキハキと

 面接の時は、表情は基本、「笑顔で明るくハキハキと」を心がけましょう。

いつもよりも少し大きめのボリュームで、早口にならないように、落ち着いて、面接官の目を見て話しましょう。元気よく自然な笑顔で受け答えができると、「コミュニケーションがしっかりとれる活発は人」という好印象を面接官に与えることができ、良い評価につながります。

 緊張すると表情が固くなることもあるかもしれませんが、面接前に、鏡の前に立ち、少し口角をあげてみるなど、表情をやわらげてほぐしておくと良いでしょう。

 また声が小さすぎると、面接官が聞き取りづらく、マイナスの印象につながってしまうので、いつもより少し大きめの声で、落ち着いて早口にならないように心がけましょう。目線がキョロキョロと泳いでしてしまうと、「自信がない」「余裕がない」といった印象を与えてしまいまいます。

ポイント!!できるだけ面接官の目を見て話すようにしましょう!!

答えるときは結論から

 面接官からの質問に答える時は、まずは「意識して結論から答えるようにする。」を心がけましょう。

 理由を後から述べ、結論から話すことにより、自分が伝えたいことがより相手に伝わりやすくなります。先に根拠やエピソードなどを話してしまうと、結局何を伝えたいかわからない状況になってしまいます。相手に最後まで話しを聞いてもらう事が前提の話し方になってしまうと、要点がつかめず、時間のロスにつながります。

 結論から話すことで、話す内容が相手に先に伝わるので、話しの展開の予想がつき、面接官がストレスなく話しを聞くことができます。

 ポイント!!面接時には意識して結論から話しましょう!!

答えるときは分かりやすくシンプルに

 面接官に聞かれたことには、「分かりやすく・シンプルに」を心がけましょう。

 面接官は自分がどのような人材か見極めるために、色々な質問をします。質問にはそれぞれに面接官の意図があり、その意図を汲み取った内容の答えを伝えられるかがポイントになります。

 面接時間は限られているため、自分をアピールするために、質問に関係ない内容をダラダラと話してしまうと、質問の意図が汲み取れないと思われ、マイナスの印象となってしまいます。質問に対してシンプルに答えることで、面接時間を短くするという事ができます。逆を返すと、回答がダラダラと長くなってしまうと、決められた質問事項を聞いてもらえないという事にもつながります。

 ポイント!!質問には分かりやすく・シンプルに返答するようにしましょう!!

バイトの面接 事例をもとに 「よくある質問と答え方」

バイトの面接 事例をもとに 「よくある質問と答え方」
 バイト面接でよく聞かれる質問はだいたい決まっているので、面接を受ける前に、あらかじめ答えを考えて準備しておくと、緊張していても答えることができます。よく聞かれる質問の例をご紹介します

志望動機はなんですか?

 志望動機は色々な職種・業種のバイトの面接で聞かれる質問内容です。

 面接官はこの質問でバイトに対するモチベーションやどの程度の志望度なのか?長期的に働く意欲があるか?などを確認するために、質問します。前向きに働きたい意欲が伝わるような返答をしましょう。

 「接客がすき」「家から近い・学校から近い」「時給が高い」なので、働く環境としても自分自身にあっていて、長く続けることができると思っている。など、前向きに働く意欲があることを伝えられるようにしましょう。素直な等身大の理由と受け止めてもらえ、説得力が増します。

 ただし、「学校から近い」「時給が高い」という条件面を理由にしている場合、応募先によっては条件だけで選んでいると思われ、あまり良い印象を持たれない場合もあるため、「学校から近いので、時間調整がつきやすく、シフトに入りやすい」、「時給が高いので、モチベーションを高く持つことができる」など、前向きにとらえてもらえる言葉を付け加え、応募先に採用したいと思ってもらえる言葉に変換して答えるようにすると良いでしょう。

 なぜそのバイトに応募したのか、具体的な理由を答えられるようにしましょう。「人と接する仕事がしたい」や「スキルアップのため」などの志望時だと、そのバイトの応募した具体的理由にならないため、具体的な理由を答えるようにしましょう。

「学校でも人と接する事が好きなため、接客のアルバイトを探していました。以前、家から近いこちらのお店に立ち寄らせて頂いたところ、スタッフの方の雰囲気がとても良かったので印象に残ってました。今回、バイトの募集があるのを知り、家からも近いため、土日祝日や平日の遅い時間まで働けることから、応募させて頂きました。」

自己PRをしてください

 自己PRは、応募者が今回のバイトの職種に合っているかの適正や、人柄、バイトへの熱意、などを見るためにする質問です。

 バイトの仕事内容や、バイト先が求める人材の人物像をふまえ、自分が求められている能力や適正があることをアピールできるように答えましょう。自己PRはバイトの応募先の特徴に合わせ、伝える内容を考えましょう。

例 飲食店

「人と接することが好きです。またコミュニケーション力にも自信があります。人の顔と名前を覚えるのがとても得意で、初対面の人にもこちらから声かけをさせて頂き、コミュニケーションをとることが出来ます。こちらのお店でも早く仕事を覚えて、ひとりひとりのお客様に丁寧に接しながら働き、お客様にまたこのお店に来たいと思って頂けるように頑張りたいと思います。」

例 データ入力

「丁寧にミスすることなく作業をすることが得意です。以前もデータ入力のアルバイトをしていました。そこでも持前の集中力を発揮し、短時間で業務をこなすことが出来たことから、上司から「とても仕事が早く進んだ」と言って頂きました。こちらでも、丁寧にミスなく業務に取り組ませて頂けるように頑張りたいと思います。」

長所・短所を教えてください

 長所・短所も、自己PRと同様に、応募者が今回のバイトの職種に合っているかの人柄や適正を見るための質問になります。自分の短所を客観的に理解できているかなども判断されますが、あまりにも素直に自分の短所を言ってしまうと、面接官が不安に感じてしまう可能性もあるので、短所も前向きにとらえて良い形に変換し、短所をどのようにカバーしているかも伝えるようにしましょう。エピソードを添えながら、長所や短所を伝えるようにすると、面接官の方へ伝わりやすくなります。

「私の長所は、周りを見る力があることです。また、初めての人にも臆することなくコミュニケーションをとれることから、困っている人に気が付いた時には、すぐに声をかけることが出来ます。

大学では高齢者支援のボランティアサークルに所属しており、高齢者施設へ訪れた際も、困っている利用者さんに気が付くことができました。
最初はどのように接したらよいか不安もありましたが、施設の方からアドバイスを頂き、積極的に話しかけさせて頂いていたら、「来てくれるのを楽しみにしていたよ」と声をかけて頂くことができ、とても嬉しく思いました。

 短所は少しせっかちなところがあるので、ひとつひとつ、計画を立て、何から進めたらよいか一度整理してから取り組むように心がけています。」

これまでの経験を教えてください

 今までのアルバイト経験は、応募先で即戦力になるか確認をしたいためにされる質問になります。

同業種の経験がある場合はアピールポイントになります。しかし、感想ばかりではなく、アルバイト先で経験した中から得られた内容などを、伝えられるようにすると良いでしょう。

また、アルバイト経験がない場合は、「アルバイトの経験はありませんが、教えて頂いた仕事を早く覚えて、一生懸命頑張ります。」など、前向きに仕事に取り組みたいという熱意が伝わるような言葉を添えると良いでしょう。

「アルバイト経験は初めてですが、以前ボランティアで保育園を訪れたことがありました。その時に、保育園のこどもたちと一緒に遊びながらも、危険がないか気を配りながら接しておりました。こちらの施設でも、園内の案内などで小さなこどもたちが沢山来られると思うので、お客様が安全に楽しめるように、一日も早く仕事を覚え、来てくださった方が安心して過ごせるように、精一杯頑張りたいと思います。」

いつから働けますか

 アルバイトとして採用された場合、いつから働き始められるか聞かれるのは、実際に働き始められる日を確認したいからです。
 面接に合格したいからと無理をして早めた日にちを伝える必要はありませんが、可能な範囲で、できるだけ早く出勤できる日にちを伝えるようにしましょう。

「即日、勤務可能です。」、「今度の日曜日から出勤することが出来ます。」

勤務時間の希望・週何日はいれますか?

  
 アルバイト先で、シフトに入れる日数や時間を確認するための質問です。
勤務時間の希望や、週何日や何曜日に入れるか、土日祝日もシフトに入ることができるかなどを確認したいための質問になります。夏休みなどの長期休暇なども勤務が可能かなど、自分のスケジュールをあらかじめ確認して答えられるようにしておきましょう。

「平日は17時以降、週3日可能です。週末は土曜日の午後でしたら勤務が可能になります。」
「通常は週3~4日可能ですが、9月と2月は試験期間のため、お休みを頂きたく、ご相談させてください。」

通勤時間はどれくらいですか?通勤手段は何ですか?

  
 通勤時間や、通勤手段は、アルバイト先へ無理することなく通える場所に住んでいるかなどを確認するための質問になります。
 業種によっては、帰宅時間が深夜になってしまうこともあるため、徒歩や自転車で来られる範囲かどうかを確認されている場合もあります。通勤経路や、おおよその通勤時間、通勤手段などは、面接の前に事前に調べて、聞かれた時には、できるだけ詳しく答えられるようにしておきましょう。

「自宅から自転車で15分程度です。」
「自宅から電車を利用して30分程度かかります。最寄り駅は〇〇〇駅になります。」

前のバイトの退職理由はなんですか?

 アルバイトの面接では、前のアルバイトの退職理由を教えてください。など、答えにくい内容の質問をされる場合もあります。

 前の退職理由を聞かれる場合は、短い期間で辞めてしまった場合などに聞かれやすくなる質問です。採用してもすぐに辞めてしまわないか等を判断するためになります。「自分にあわない仕事だった」や「人間関係」など、ネガティブな事を伝えるのは避けるようにしましょう。例えば、他の業種でスキルを磨きたいなど、向上したい前向きな気持ちが感じられる理由を答えるようにするのがおすすめになります。また、引っ越しや閉店など、やむを得ない理由の場合は正直に伝えても問題は無いでしょう。

「以前のアルバイト先が閉店することになり、グループ店舗への異動も打診されましたが、自宅から遠くなってしまい、通うのが難しくなったため退職しました。」
「コンビニエンスストアでレジのアルバイトをしていましたが、服飾関係の学校に通っていて、アパレル関係のお仕事に興味があったので、前の職場を退職し、自分の好きなブランドのこちらのお店に応募させて頂きました。」

ほかに面接を受けているバイトはありますか?

 応募先でこの質問をされる理由は、他のアルバイトの面接も受けている場合、どちらも受かった時に、どちらのアルバイト先を選択するか、把握するために質問することが多いです。
 他のアルバイトの面接を受けていると、応募先にマイナスイメージにならないかなど心配になってしまうかもしれませんが、正直に伝えておかないと、後から辞退する際、言いずらくなってしまうので、正直に答えておくのが良いでしょう。

「はい。なるべく早くアルバイトを始めたいと考えており、他に1か所応募しております。ただ、どちらも内定選考して頂いた場合は、こちらで働かせて頂きたいと思っております。」

何か質問はありますか?

 アルバイトの面接で「何か質問はありますか?」と聞かれる場合があります。

 応募先の面接官がこの質問をするのは、応募者の疑問や不安に感じていることを解消するためや、応募者の仕事に対してどのように考えているか意欲をはかるため、などといった意図がありますが、質問をしなければマイナス評価につながるといった事はあまりないので、特に聞きたいことが無い場合は、無理に聞かなくても大丈夫です。質問がない場合は、丁寧に質問はないです。という旨を伝えるようにしましょう。

 また、質問がある場合は、率直に聞くのは良いのですが、面接中に話しに出た内容や、求人票に載っている情報、知っていて当たり前と思われる内容の質問をしてしまうと時間の無駄につながるため、基本情報は事前にチェックしておくようにしましょう。

まとめ

まとめ
 面接の質問内容はある程度決まった内容になるため、志望動機や自己PRなど、事前に準備しておけば緊張した場面でも答えることができます。
 
 そして面接の時は「笑顔で明るくハキハキと相手の目を見て」答えましょう。

 口角をあげることに意識をし、緊張をほぐして、自分の言葉で答えましょう。初めての面接や、あまり慣れていない場合、緊張してしまい、あまり上手く伝えることが出来ないこともありますが、少しくらいの失敗で採用・不採用がきまるわけではないので、緊張している時こそ、口角をあげることに意識し、焦らずゆっくり、事前に準備した答えをおちついて答えるようにしましょう。