バイトを続けていると「モチベーションがなくなった!やる気が出ない」
と思う日があるかもしれません。
頑張りたい気持ちはあってもモチベーションがない時にどうすればいいのか困る人も多いのではないでしょうか。
今回はモチベーションが上がらない原因と上げるための対処法をご紹介いたします。
バイトのモチベーションがなくなる原因
モチベーションが上がらなくてやる気が出ない原因は
プライベートの理由なのかバイト先の理由なのかが
考えるポイントだと言われています。
プライベートの理由
バイトへのモチベーションを上げたい!
そう意気込んでも、私生活で気がかりなことがあれば気持ちが落ち着かないものです。
以下のような悩みごとはないでしょうか?
自分の時間が取れない
バイト、学業、日常生活に手いっぱいで、
自分がやりたいと思っていることを置き去りにしていませんか?
好きなことができてないと不満が溜まってしまいます。
嫌なことがあった
学校、日常生活、身近な人との関係などで嫌な思いをして、引きずっていませんか?
考えないようにしても頭の中でグルグルしてしまう……そんな日だってあります。
他に優先したいことができた
学業に専念したい事態になった、資格取得したくなった、恋愛に夢中、
日常生活でのハプニングやトラブルなど、
バイトをしてるどころじゃない! 自分に関することを優先したい!
やりたいことを我慢してバイトを優先しすぎるのも落ち着かないものです。
バイト先の理由
モチベーションが上がらずやる気が出ないのは、
自分自身に原因があるというよりも、バイト先に原因があるかもしれません。
人間関係
上司、同僚、お客様など、
人間関係に疲れて悩んでいるのが理由かもしれません。
自分ではコントロールできない部分なので、面倒くさく感じる時もあるでしょう。
勤務条件が悪い
勤務地が遠い、想定よりも労働時間が長い、業務量が多い、給料が安い、
あまりシフトに入れない、残業しないと稼げない、ハラスメントがあるなど。
頑張らなきゃならない忙しい時期はもちろんあると思いますが、
しんどい悪条件が長く続くのは働くモチベーションも下がりますし、
心身にもよくありません。
そして、仕事最優先の生活になってしまうのは本末転倒ですし、
普段の生活や体調にも大きく影響してきます。
業務内容が退屈
マンネリ化した単調作業、くだらなく感じてしまう仕事など。
給料のためには仕方なくやるけれど、ものすごくつまらない。
そう考えてしまうのも無理はないと思います。
また、仕事と自分との相性もあるでしょう。
ミスをして怒られた
ものすごく気まずい。できるならもう行きたくない。
そう落ち込んでしまうのもわかります。
誤解されがちですが、仕事で怒られた場合の大半は
「業務内容については反省をして欲しい、そして対策を考えてもらい、今後はミスのない業務を期待している」という意味であり、
決して「あなたの人格を否定している」訳ではありません。
落ち込みすぎずにいきましょう。
業務が覚えられない
使いやすいサイズのメモ帳を用意して、聞いたことはこまめにメモを取りましょう。
教わったけれど自信の無いことは、メモさえしておけば「辞書」のように使えます。
モチベーションが上がらない理由・やる気が出る対策を考える
モチベーションが上がらない理由については、個人差があります。
「こういう理由で自分はモチベーションが上がらない」
「こうすればやる気が出そう」
一度、理由をじっくり考えるのもよいでしょう。
逆に
マイナス要因が目立つようであれば、今後も続けるのかどうかを慎重に考える
のもよいかもしれません。
働くメリット・やりがいを考えてみる
その分野の特殊技能を習得できる、まかないが美味しい、頑張った仕事でお客様や同僚から感謝されるので嬉しくなるなど、良いと思う部分に注目してみましょう。
自分にとっておトクなポイントがあれば、モチベーションにもつながるはず。
飽きたのか苦痛なのかを考えてみる
どの理由なのかによって、考え方や対処法が変わってくると思います。
- 仕事内容に飽きている場合
- 仕事が自分に合わなさ過ぎて苦痛である場合
飽きている場合は「考える角度を変えてみる」とよいかもしれません。
オススメは「業務の先にある、サービスを受けた時のお客様の喜ぶ姿を考える」こと。
商品が「物」であれば「それを手にした時に嬉しくなって喜ぶ気持ち」を、
商品が「サービス」なら「希望通りのサービスに満足して喜ぶ気持ち」を想像すると、
自分のした仕事で喜んでもらえるならもうちょっと頑張ってみようかな、
という気持ちになれるかもしれません。
もしくは、お客様のことは考えたくない! という方には、
後述の「ゲーム感覚」で仕事をこなしていくのがオススメです。
仕事が合わなくて苦痛な場合は
「どうにか解決する方法、もしくはつらさをやわらげる方法」を考えてみましょう。
職場の同僚や上司に「うまくこなせない部分」を相談して別の業務担当にしてもらったり、同僚と協力して分担作業する方法です。
根本的な解決ではないかもしれませんが、
本人にとって合わない作業は時間がかかってしまうため、職場としても不利益になります。
少しでも向いているものを担当すれば、自分や相手にとってよい結果につながります。
業務に慣れてないのが理由かもしれない
最初は誰でも初心者。
できることが少ない結果、あまり仕事を任されずヒマになってしまうこともあります。
仕事ができなくて申し訳なかったりするかもしれませんが、
実は、新人が初期に教わるのは
「カンタンかもしれないけれど、基礎であるからこそ量や頻度が多く、率先してやってもらえると、先輩にとって地味に助かることばかり」の可能性が高いです。
まずは教わったことをしっかりこなして、
それでも手が空いてしまった時には、話しかけられそうなタイミングで
「なにかできそうなことありますか?」と聞いてみると、先輩方の力になれるかもしれません。
モチベーションを上げるコツ
モチベーションを上げて維持するにはどのような方法があるでしょうか。
対処法とコツをご紹介します。
友人やバイト仲間に、相談や愚痴を打ち明ける
愚痴を言うことでストレス発散になり、話を聞いてもらうと現状や問題点に気付けるうえに改善方法が見えるという、副次的な効果もあります。
相手は慎重に選ぶ必要がありますが、
バイト仲間に相談できれば、上司に掛け合う協力が得られるかもしれません。
目標を決める
お金の使い道を想像するのは楽しいものです。
欲しいもの、ライブやイベント代、趣味、推し活、学費、生活費……
使うタイミングや買うものを決めるとワクワクしますし、
目標があれば働くモチベーションのアップに直結しやすくておすすめです。
ゲーム感覚でやってみる
ひと仕事終えた後には「ミッションクリア!」ポンッ!と、
大きなハンコを押すイメージを頭の中で想像すると、
なんだか楽しくなる効果と達成感がありそうです。
バイトを休む
無理をしすぎていませんか?
リフレッシュ、休息を取って心からしっかり休む。
そんな自己メンテナンスも社会人に求められるスキルです。
何かと疲れやすい現代において、我慢や無理のしすぎは厳禁。
休むと決めた場合には、
職場にご迷惑がかからないようにできるだけ早めに連絡を入れましょう。
自分にご褒美をあげる
ご褒美スイーツを仕事後に食べる、出勤日にスタンプ式ポイントカードを作り、溜まったポイントに応じて好きなことができるなど、
楽しみ方を決めて自分らしい癒し時間をつくるのも大切です。
プライベートを充実させる
収入源であるバイトも大切ですが、自分の人生はとても大切です。
働くためのシフト予定だけではなく、プライベートの予定もちゃんと入れましょう。
心の潤いにつながります。
モチベーションが上がらない時の最終手段
色々試して働くモチベーションが上がらない時は、
心身がかなりお疲れモードかもしれません。
極力自分をいたわりながら、以下のことも検討してみてください。
割り切って頑張る
就活実績のため、推し活のため、趣味のため、生活のため……
「給料を稼ぐ目的のために我慢する」手段。
ただ「バイト」は辞めやすい立場。いざとなれば自分の心身は最優先です。
バイトを辞める
熟考した結果、それでも
働き続けるメリットがないと判断したなら、辞めるのもひとつの方法です。
心身疲労を我慢しすぎてまで続ける必要はありませんし、代わりはいるものです。
ただし、辞めた後に収入面で自分が困らないかだけは、慎重に考える必要があります。
そして辞める場合は必ず1ヵ月前までに報告するのがベター。
非常識だと周囲が困ってしまいます。引継ぎなど、最後まで責任は持ちましょう。
立つ鳥跡を濁さず。お世話になったバイト先のためにも自分のためにも、気持ちよく立ち去りたいものです。
辞める報告をしてから新しい仕事を探すか、辞めてから新しい仕事を探すかどうかについても、今後の自分のために考えられるとより良いかもしれませんね。
まとめ
バイトでモチベーションが上がらない場合は、プライベートかバイト先で問題が多いのだと考えられます。
モチベーションを上げるためには働くメリットを考えたり、周囲に相談をしつつ、目標を立てて、対策をしてみましょう。
色々試してもモチベーションが上がらないのなら、かなりお疲れモードなのかもしれません。
場合によっては思い切って辞める判断をするなど、自分をいたわりながらバランスのよいバイト生活をしてみてくださいね。