営業バイトは大学生もできる? おすすめ理由と仕事内容を紹介します

営業バイトは大学生もできる? おすすめ理由と仕事内容を紹介します

 大学生は自由な時間が増え、アルバイトで働く人も多いでしょう。
「効率よくお金を稼ぎたい!」「就活でアピールできる経験を積めるバイトがしたい!」
そんな希望を満たせるのが営業バイトです!若くて明るい大学生は営業の世界で意外と需要があり、活躍している人も多くいます。

 ここでは、営業バイトの仕事内容、給料、営業バイトで働くメリットなどみなさんが抱いている疑問を解決していきます。

営業バイトの仕事内容

 営業バイトと一口に言っても種類はたくさんあります。
その中でも大学生におすすめの仕事を紹介していきます。

テレアポ(テレフォンアポインター)

テレアポ(テレフォンアポインター)

 用意されている顧客リストを基に、個人もしくは企業に電話をかけ、商材(商品やサービス)の案内を行い、興味を示した顧客に対し、契約を取る仕事です。

 電話をしたら、その会話内容や顧客の反応などの履歴をPCや専用の用紙に記録し、契約がとれたら担当者に引き継ぎます。架電件数などにノルマがあるところもあります。コールセンターでの勤務が一般的ですが、インターネット環境があれば、在宅ワークできる仕事もあります。
 
 仕事の例としては、wifiプランの案内や携帯会社のキャリアプラン変更の案内などが多くあります。

訪問販売

訪問販売
 顧客のもとを直接訪問します。商品を紹介し、気に入ってもらえたら購入の案内をします。訪問販売でのバイトは多くの場合アポなし訪問営業、いわゆる飛び込み訪問といわれる営業の仕事になります。

 訪問販売で紹介する商品は、キャンペーンをやっていたり、特典がついていることが多く、それを売り込んでいくのも仕事の1つです。また在庫や売り上げの管理、担当者への活動報告なども業務に入ります。

 仕事の例として、教材販売や家電販売が多くあります。また、大学生に絞って営業バイトを募集している新聞会社もあります。

営業バイトはどれくらい稼げるの?

 「給料が良さそう!」「稼げそう!」という理由で営業バイトに興味を持った方も多くいると思います。 実際に営業バイトは稼げます!給料体系と営業バイトで稼ぐためのポイントを紹介していきます。

給料体系

 営業バイトの給料は、基本的に時給+インセンティブ(成功報酬)で決まるところがほとんどです。時給は1,200円〜1,800円が相場となっており、普通のバイトよりも時給が高い傾向にあります。

 そして営業バイトはインセンティブの制度を設けている会社が多く、それによってさらに稼いでいる大学生もいます。インセンティブは下記のような条件を設けられていることが多いです。

  • 契約1件取るごとに報酬をもらう
  • 月間の目標契約数を達成したときにボーナスをもらう
  • 契約を取った金額のうち何%かを報酬としてもらう

 また、会社によっては「完全歩合制」といって、時給ではなく、取った契約件数に応じて給料が与えられる、完全出来高制で給料が支払われるところもあります。結果を出せばたくさん稼げますが、反対になかなか契約が取れないと全然稼げない可能性もあります。そのため、はじめは時給制の営業バイトで経験を積んでいくことがおすすめです。

営業バイトで稼ぐためには?

 営業バイトで稼ぐためには、やはりインセンティブ制度を活用し、給料を上げることが重要になってきます。仕事に対して真剣に取り組み、努力や工夫を積み重ねていくことが大切です。

 営業中は顧客の方から厳しい言葉をもらったりして辛いこともあるかもしれませんが、諦めない強い意志を持って継続してみましょう。一度でも契約に成功すれば、モチベーションも高まり、さらにレベルアップが期待できます。

営業バイトおすすめ理由

 営業バイトは大学生にこそおすすめなアルバイトです。その理由を説明していきます。

他のアルバイトよりも稼げる

他のアルバイトよりも稼げる
 大学生は学業やサークル活動など、すべて自分でスケジューリングし、両立していかなければなりません。そんな中、バイトは出来る限り短時間で高額稼ぎたいというのが当然の希望です。

 前述のとおり、営業バイトの1番の魅力は、他のバイトよりも高収入なところにあります。時給が高いのはもちろんのこと、自分の頑張り次第で給料が上がっていくのです。つらいことがあってもインセンティブ制度があるから頑張って続けられたという体験談も多く聞きます。

 また、他のバイトは頑張っている人も頑張っていない人も給料は同じで不平に感じてしまうことがあります。しかし、営業バイトは頑張った分認められ、給料も上がります。

就職活動に役立つ

就職活動に役立つ
 営業バイトでの経験は、コミュニケーション能力やヒアリングスキルなど他にも多くのスキルを身につけると同時に、就職活動にも役立ちます。他の就活生のバイトエピソードよりも強く印象付けることが出来るでしょう。営業経験は企業にとって魅力的に感じるものです。

 営業職の選考であれば、営業の実務経験者として即戦力になることをアピールできます。営業職でなくても効果的なアピールに繋げやすい経験になるでしょう。

営業バイト大変なこと

 営業バイトは高額稼げるバイトですが、それには大変なことも含まれているからです。

精神的ストレスがある

精神的ストレスがある

 営業を行なったとしても必ず成功するわけではありません。むしろ断られることの方が多くあります。一生懸命営業しても、次々に断られると精神的にきつくなってきます。また、自分が担当した顧客からクレームが入ったり、トラブルに発展することも。切り替えが苦手な人はストレスをためてしまう可能性があります。

 外的要因以外にも、他の営業の人と自分を比べて落ち込んでしまうという人もいます。契約件数や目標達成率など、目に見える形で貼りだすことで競争意識を上げている会社もあります。そのような環境にプレッシャーを感じてしまい、ストレスに感じる人もいるかもしれません。
 

体力が必要

体力が必要

 訪問での営業の場合、契約が取れなかったり、営業してもあしらわれてしまうことが多いと次々と歩き回ることになるため体力が必要になります。女性だとヒールのついたパンプスをはくことも多いため、脚への負担が大きくなり疲れがたまりやすくなります。

 また、訪問販売でもテレアポでも実際に営業する際、たくさん話をします。話すスピードや強弱のつけ方、相手のテンポを気にしながら話すようになるため、そこでも体力は消耗していきます

 営業バイトをするためには、ある程度の体力は必要になってくるでしょう。

まとめ

まとめ

  • 営業バイトは大学生にこそおすすめ
  • 大変なこともあるが、頑張れば稼げる
  • 就職活動にも役立つ経験を得られる

 営業バイトは大変なことも多いですが、高時給なうえに努力すれば給料として自分に返ってくる魅力的なバイトです。また、その経験は働くことのやりがいや大変さを学ぶのにとてもいい機会になり、就職にも役立ちます。

 限られた時間内で出来るだけ多くバイトで稼ぎたい、そして就活で役立つ経験を積んでおきたい、そんな大学生にぴったりのアルバイトなのではないでしょうか。