「長期休みの間だけ働きたい!」「連休の間だけ働きたい!」など、思い立った時に気軽に、スポット的な働き方ができるのが魅力の短期バイト。ですが、その分志望動機の書き方に悩んでいる方も少なくないのではないのでしょうか。
ここでは、短期バイトに使える印象の良い志望動機の例文・伝え方を7つ厳選し、以下にご紹介します。
そもそも短期バイトにも志望動機は必要?
【不要な場合】人材派遣会社に登録し、条件面に合う仕事を紹介してもらう場合
→個人で短期バイトに応募するのではなく会社を経由するため、履歴書の提出や面接がなく、基本的に直接志望動機を伝える機会はありません。
【必要な場合】店舗や企業が期間限定で直接アルバイトを募集する場合
→個人で直接短期バイトに応募する形になるため、通常のアルバイトと同様に採用面接が行われることが多く、履歴書にも志望動機を書く必要があります。
短期バイトならではの志望動機のポイントって??
【前提】採用側も応募者の心理を分かっている
短期バイトを志望している人は、普段は忙しくアルバイトができなかったり、臨時で出費が必要だったりといった理由から応募に至る人がほとんどかと思いますが
募集する側もそういった応募者の事情を分かっていますので、そもそも短期バイトの志望動機にそこまで熱意のあるアピールを求めておらず、言い換えれば「その期間のみまじめに働いてくれさえすれば問題ない」と考えています。
そのため志望動機を伝える場合は、意欲に加えて条件面など、その募集内容に惹かれた理由を率直に伝えて問題ありません。
【ポイント1】“当たり前のこと”ができるというアピール
短期バイトを募集する採用側のねらいは、”決められた短期間のみ、特定の業務をしてもらう”ということにありますので、まずは
- 仕事に対する意欲がある
- 短期間であっても責任感を持って業務に取り組む意思がある
- 募集している期間中、集中してシフトに入れる
といった“当たり前のこと”ができるというアピールをすることが大切です。
【ポイント2】合理的なアピール
上記に加え、自分ならではの
- 業務内容に興味がある(=好きな分野なので意欲がある)
- 経験を活かせる(=得意な分野で即戦力になりうる)
- 条件面で都合がよい(=集中して働ける)
といった合理的な理由を付け加えることができれば、充分魅力的な志望動機になります。
以下の例文をみていきましょう。
短期バイト・志望動機別の好印象例文・伝え方7選
具体的に、理由別の例文を紹介します。
1.長期休暇(夏休み、年末年始など)の間に集中して働きたい
<回答例文>
「普段はゼミや授業で忙しくなかなかアルバイトができないため、夏休みの期間中に集中して稼げるアルバイトを探しておりました。たくさんシフトに入り、生活費の足しにしたいと考えております。よろしくお願いします。」
2.週末に集中して働きたい
<回答例文>
「平日は大学の授業が忙しくなかなかアルバイトができないため、週末のみのシフトで働けるこちらのアルバイトを志望いたしました。土日をはじめとする休日は朝から夜まで働けますので、どうぞよろしくお願いします。」
3.予定のない時間を有効に使いたい
<回答例文>
「論文の提出が終わり時間ができたため、空いた時間を有効的に使い、社会人になるまでの間少しでも視野を広げる経験をしたいと考えておりました。1カ月という短い期間ではありますが、社会人になったつもりで精一杯働きたい思いますので、よろしくお願いします。」
4.急にお金が必要になった
<回答例文>
「家庭の事情で来月急遽帰省することになったため、こちらの短期バイトで帰省費用を用意したいと思い、応募させていただきました。10日間なるべく多くシフトに入り、精一杯頑張りたいと思っておりますので、よろしくお願いします。」
5.業務内容に興味がある
<回答例文>
「元々音楽フェスが大好きで毎年訪れており、実際の現場に携われる機会はまたとないと思い、ぜひ自分も働かせていただきたいと思いました。期間中は是非たくさんシフトに入りたいと思っておりますので、よろしくお願いします。」
6.業務内容が自分に合っている
<回答例文>
「元々、ひとつの作業をもくもくと集中してこなすのが得意なので、今回のライン製造の業務は自分に向いていると思い志望いたしました。短期バイトではありますが、自分の得意分野を活かし存分に働きたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。」
7.条件面が自分に合っている
<回答例文>
「勤務先から徒歩3分程度の場所に住んでおり通いやすく、今回の年末年始休みは帰省予定もないため、毎日でもシフトに入ることができます。ぜひ働かせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。」
まとめ
短期バイトの志望動機は、長期のアルバイトの場合と異なり、深い動機はそこまで必要とされません。
それよりはたとえ短期であってもその期間は真面目に働けますという意欲と、自分がその募集内容に惹かれ、応募に至った理由を、合理的かつ簡潔に伝えるようにしましょう。
今回紹介した例文を参考に、気負わずに応募にチャレンジしてみてください!!!