結婚式場のブライダルバイトはきつい?仕事内容と評判を徹底調査

ブライダルの仕事は、キツイバイトとして代表的な位置にいます。
ネットを検索すれば、怖い・厳しい・辞めたいという声を良く聞きます。
しかし反対に、楽しい!やりがいがある!効率よく稼げる!
という声も見られますよね?
ブライダルバイトは本当にキツイバイトなのでしょうか?
今日は、そんなブライダルバイトのデメリット・キツイところとメリット・良いところを比べて見て、検証していきたいと思います。

ブライダルバイトの職種と仕事内容とは

まずは、キツイことや楽しいことの前にブライダルのお仕事内容やバイトでできる内容を見ていきましょう。

ホールスタッフ

ブライダルバイトで代表的なお仕事と言えばこの職種になるでしょう。
ほどんどの募集がこちらになるかと思います。

ホールスタッフのメインの業務と言えば、披露宴が始まる前、円卓にテーブルクロスをセットし、お皿やナイフやフォークまたはお箸、ナプキン、席札などを並べていきます。
特に席札は、間違いがあればトラブルになりかねないので、重点的に点検が行われます。
披露宴が始まれば、お料理や飲み物の配膳を行います。
主役である新郎新婦をはじめ、ゲストの方々の邪魔にならないよう、【黒子】 のように動かなければなりません。
また、そのほかには来場客である新郎新婦の親御様、来賓・ゲストの方々のご案内や誘導を行います。ゲストが席に着く際は、椅子を引いて着席のサポートをすることも業務に含まれます。
ご自分の座席がわからずに困っているゲストがいれば、自ら声をかけるなどして積極的にご案内をしていきましょう。
きっと喜ばれますよ!
立場が、上になればなるほど新郎新婦のご案内を任せられることもあります。

披露宴終了後、新郎新婦に続いて、ゲスト全員が退場したら残飯処理、テーブルや椅子を片づけ、床掃除を行う業務があります。
会場にもよると思いますが、最後全体の振り返りや反省会を行って解散となる場合があります。

その他職種

キッチンスタッフ

業務としては、披露宴で出すお料理の盛り付けや、ドリンク作り、食器洗いなど、キッチンでの調理補助を行います。補助的な作業が中心のため、料理が得意でなくても大丈夫ですが、飲食店のキッチンスタッフと同じく、経験者が優遇されやすい傾向があります。
そのため、会場にもよると思いますが、バイトとして求人を出すケースは稀かと思います。

映像・音響・照明スタッフ

業務としては、当日進行に合わせた音楽や映像の配信から、新郎新婦をはじめ会場によっては、ご来賓の挨拶や余興時にゲストの方へ照明を当てたりするクリエイター系の業務です。
最近では、会場が別会社に委託しているケースも多くなってきましたので、求人はそんな多くはないと思いますが、クリエイター系の業務に興味のある方は探してみても良いかもしれません。

ブライダルプランナー

バイトでプランナーの求人を出すことはないと思いますが、職種紹介も含めて説明しておきます。
プランナーの仕事は、結婚式当日までの準備の説明や・打ち合わせ等をサポートする役割になります。
新郎・新婦の要望に寄り添い、思い出に残る結婚式、披露宴のプランを立て提案し、当日まで新郎・新婦をサポートします。
また、当日のアテンドをすることもあります。
アルバイトの場合は、経験にもよると思いますが、プランナーのアシスタントやサポートとしての募集になると思います。

ブライダルのバイトはなぜ、キツイと言われるのか

その理由は、下記のようなことが挙げられると思います。

  • 一生に一度の事なので、失敗できない
  • マナーや作法に厳しい
  • 拘束時間が長い
  • スーツにヒールが慣れない

一生に一度の事なので、失敗できない

画像も入れましょう。
ブライダルバイトでミスは許されません。なぜなら新郎新婦をはじめ、親族・ゲストにとっては一生に一度のビックイベントとなるためです。
披露宴の進行に影響するような失敗もあれば、配膳中にドリンクや料理をこぼす等ゲストの方にご迷惑をかけるようなことがあれば、災厄クレームに発展し大切な思い出を台無しにしまいかねません。
そうした状況がプレッシャーとなり、ピリピリとした空気になるケースがあるようです。
現場がピリピリしていたとしても、ゲストにその空気を悟られてはいけません。プレッシャーに負けそうな時も笑顔で接客できる “精神力” がブライダルバイトでは必要になりそうです。

マナーや作法に厳しい

ブライダルバイトでは、披露宴中マナーや作法・言葉使いなど厳しくチェックされます。
普段みなさんにとって、馴染みのない作法や使ってはいけない言葉【忌み言葉】などがあります。それに加えてテーブルマナーも守らなければならないため、とにかく覚えることが多いです。
また、派手な染髪や髪形はできないと考えたほうがよいでしょう。
ピアス・イヤリング・指はなどのアクセサリーもNGとしているところが多いです。
ブライダルバイトではあるあるですが、はじめはみなさんここで厳しさを感じられるところだと思います。

拘束時間が長い

ほとんどの場合、一件の披露宴だけでも2時間〜2時間半かかります。
それに加えて、会場準備から片付けまで入れると最低でも4時間〜5時間の拘束時間が発生します。

スーツにヒールが慣れない

男性・女性問わず、結婚式という場所が柄、正装が義務付けられます。
そのため、学生の方は特に慣れないスーツやドレスに身を包み動かなくてはなりません。
加えて、女性の場合ヒールを履くことになることがほとんどです。
上記でも、述べたように4時間〜5時間はヒールを履くことになるため、足の辛さはきついと言われる要員の一つかと考えられます。

【まとめ】ブライダルのバイトは、厳しくてもやってみることのメリットとやりがい

ここまでは、ブライダルバイトのデメリットやきつい部分に焦点を当ててきましたが、次はブライダルバイトのメリットややりがい、その他の良い部分に焦点を当ててみていきましょう

幸せな雰囲気の中で働ける

結婚式場という、滅多に入ることのできない特別な空間のため、非日常感が味わえることがまず、挙げられます。
また、一生に一度のお祝い事のため新郎新婦をはじめ、参列者も笑顔に溢れています。
そのため、働いているスタッフもついつい笑顔になってしまうのもしばしば!!
こんな特別な場所で働けるものブライダルバイトのメリットの一つではないかと思います。

マナーが身に付く

上記では、きついという風に表現しましたが慣れてくれば大人になり、社会人となった場合このバイトで身に付くマナーや言葉遣いが身に付きます。
このヒューマンスキルは、就活の際大いに役立つことでしょう。

高時給

これは、雇用先・派遣先にもよるかと思いますが、ほとんどの時給1000円以上の求人ばかりだと思います。

それは、結婚式事態が単価の高いものであることに加えて、週末に集中することが多くなるため効率よく稼げるよう企業側の取り組みによるものだと考えられます。
もちろん、会場によっては一日一回ではなく2回〜3回と回数を行う会場もあるので、週末だけ働きたいと言う人にもピッタリのバイトだと言えます。

達成感

最後は、なんと言ってもこれ!!
一生に一度の幸せなイベントを終えた後、やりがいを感じる人がほとんどだと聞きます。
祝福されて、幸せそうな新郎新婦・二人をお祝いするゲスト、余興を用意した友人たち誰もが笑顔で、会場を後にする姿を見ると感動もひとしおだと思います。
将来の自分をイメージしちゃったりして(笑

【まとめ】

ブライダルバイトは、結婚式という一生に一度の大イベントをサポートするため、失敗は許されません。
そのため、マナーや作法・言葉使いに加えて慎重さや責任感、コミュニケーション力が求められる仕事です。
しかしブライダルでのこの経験が、必ず将来自分が社会に出た時に役立つメリットがあると言えます。
また、同じものが二つと無い結婚式だからこそ、嬉しさや心温まるエピソードに出会える点が魅力です。だから、きついと言われながらも人気のバイトでもあるのでしょうね!

研修もしっかりしているブライダルバイトは、未経験者でも応募可のところがほとんど!

いろんな、お友達もたくさんできると思うので興味があれば是非チャレンジしてみても良いかもしれませんよ。