大学生になると充実した日々を過ごす一方で、出費がかさんでお金を貯めることができないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回は独自アンケートを30名の大学生に回答していただき、バイト代の貯金平均額や貯金の使い道、稼ぎ方について調査しましたので是非参考にしてみてください!
毎月の貯金額は15,000~20,000円が多い
【図1】
アルバイト代を貯金している大学生15名のうち、8名が15,001~20,000円、5名が~10,000円、2名が20,001円以上と回答しました。
2名の20,001円以上と回答した方に具体的な金額を聞いてみたところ、1名は60,000円~100,000円と回答し、もう1名の方は特に金額を決めずに使わなかった分を貯めるようにしていて60,000円程貯金しているといった結果でした。
アルバイトをしている大学生はどれくらいいるの?
【図2】
アルバイトをしている方は26名、していない方が4名で86.7%の大学生がアルバイトをしていることが分かりました。
大学生の大半が現在アルバイトをしていることが分かりましたね!
アルバイトは本格的に就職する前に社会経験を積むことができますし、年齢層もさまざまですので人脈を広げられるといったメリットが挙げられます。
ただ、バイトに力を入れすぎてしまうと学業との両立が難しくなってしまうため、上手くバランスを取りながらシフトを組む必要がありますね。
アルバイト代を貯金している大学生は57.7%!
【図3】
アンケート調査を行ったところ26名中、15名がアルバイトでの収入を貯金しており、11名が貯金していないと回答しました。
筆者は7~8割くらいの大学生が貯金しているかなと予想していたのですが、実際はほぼ半分に分かれていて結果を見て驚きました(笑)
実際に貯金をしている方はどんな理由で貯金しているのか、貯金していない方はなぜ貯金していないのか気になったため掲載していきたいと思います!
大学生がバイト代を貯金する理由とは?
【図4】
アンケート調査では下記5つの貯金の使い道について、あてはまる項目すべてにチェックを入れていただくよう回答をお願いしました。
- 娯楽費(旅行・趣味など)
- 活動費(サークル・ゼミなど)
- 生活費(食費・衣服費など)
- 準備資金(留学・将来のためなど)
- 万が一の備え(病気・ケガなど)
娯楽費(旅行・趣味など)73.3%
遠出する際の旅行費や映画、音楽、ゲーム、漫画などの趣味にかかる費用です。
今回のアンケート調査ではこちらの娯楽費(旅行・趣味など)が最も多い理由でした。
趣味にもよりますが、推し活でのグッズ代・遠征費であったり、趣味が多い方ですと毎月のバイト代だけでは足りない出費もありますよね。
準備資金(留学・将来のためなど)53.3%
学費、留学費用、パソコンなどの備品購入のためなどにかかる費用です。
2番目に多い理由がこちらの準備資金(留学・将来のためなど)でした。
将来のことも考えて、学生のうちから貯金をしている方もいるということが分かりました。
学業とバイトの両立は大変だと思いますが、計画的に貯金をするのは大切ですね。
生活費(食費・衣服費など)26.7%
日常生活を送るために必要な費用のことですね。生計費とも呼ばれます。
筆者の中ではこちらが2番目に多い項目かと思っていたのですが、生活費(食費・衣服費など)は3番目に多い項目となりました。
1人暮らしだと家賃や光熱費などもかかりますが、大学生だと実家に住んでいる方もいるでしょうから娯楽費や準備資金の割合が高いのかもしれませんね。
万が一の備え(病気・ケガなど)13.3%
主に医療費のことです。
コロナウイルスやインフルエンザ、入院、交通事故など、いつ体調を崩したりケガをするか分かりません。そういったもしもの時のために貯金されている方も見受けられました。
活動費(サークル・ゼミなど)0%
サークルでは新歓費、会費、合宿費
ゼミではゼミ合宿やゼミ旅行などにかかる費用のことです。
サークルに入る・入らないは個人の自由となっており、サークルに一切所属していなくても問題ありません。
ゼミは1つの専門的な分野を学ぶことができたり、プレゼンテーションのスキルを身につけたり、同級生や先輩、教授などとのつながりが出来ます。
ゼミには入らなくても問題はありませんが、人とのつながりは希薄になってしまうため情報収集が難しくなるといったデメリットもあるようです。また、ゼミには定員数があるのでそもそも入れないといった場合があります。
上記のことから今回のアンケート調査で回答してくださった大学生の方たちは、
サークル・ゼミに参加していない、もしくはサークル・ゼミへの費用は貯金からではなく毎月の収入の中からやりくりしていると分かります。
バイト代を貯金していないと回答した大学生の理由とは?
- お金があるとついつい使ってしまう、浪費してしまうから
- 収入が少ない、貯金をする余裕がないから
- 若いうちは貯金しなくていいと言われたから
アンケート調査の結果上記3つの意見があり、この中でもダントツでお金があるとついつい使ってしまう、浪費してしまうからといった意見が多かったです。
まだ学生ですから、貯金していなくても特に困っていないのであれば問題ないと思います。
今後貯金したいと考えている大学生は90.9%!
【図5】
貯金をしていない11名の大学生に貯金をしたいとは思いますか?と聞いてみたところ、思うと回答した方が10名で、思わないと回答した方が1名といった結果となりました。
金銭的に余裕がなかったり、若いうちは貯金しなくても良いという考えの大学生もいることから、社会人として働きだしたら学生でのバイトと比較すると収入は増えますし、大学を卒業して就職してから貯金を始めたい!という方が多いのではないかと考えられますね。
アルバイトで効率良く稼ぐ方法3選!
1.長期休みを利用する
夏休み、冬休み、春休みの長期休暇を利用し、短期間で集中的にアルバイトすることによりまとまった収入を得ることが可能です。
また、長期休暇のうちに稼いでおくことで普段は学業に専念することができます!
2.短期バイトをする
授業のない日などに働くことができ、スケジュール調整がしやすいのが特徴です。
また、未経験でも働きやすく人間関係の悩みも少ないですし、高時給のアルバイトが多いのも短期バイトのメリットです。
大学生の方が働きやすい仕事として
- 家庭教師・塾講師
- 試験監督
- イベントスタッフ
などがあります。体力に自信のある方は軽作業や引越し作業員などの身体を動かす作業も高時給である場合が多いのでおすすめです!
3.深夜営業しているところで働く
深夜営業も高時給バイトが多いため、効率良く稼ぐことができると言えるでしょう。
主にサービス業にはなりますが以下のような仕事が深夜営業しています。
- コンビニ
- カラオケ
- ネットカフェ
- 居酒屋
- 24時間営業のガソリンスタンド
- 警備員
- 交通誘導
深夜のバイトは睡眠サイクルが崩れやすいため、睡眠不足になってしまったり健康状態が悪化してしまう恐れもあります。
深夜に働くことで家族や友人との予定も合わせづらいといったデメリットもありますので、夜勤バイトが何日も続いてしまうようなシフトはなるべく避けて体調を整えましょう。
まとめ
今回のアンケート調査からは、大半の大学生が貯金していることが分かりました。
将来のことも考えると貯金はしておいたほうが安心なのかもしれないですね。
これから貯金をしたい、学生でも収入を増やしたいと考えている方は是非今回の記事を参考に求人を探してみてください。求人サイトには単発バイトや高時給バイトなどさまざまな求人情報が掲載されていますので、自分に合った働き方が見つかるはずです!
独自アンケート調査概要
内容:大学生のアルバイトについてのアンケート
調査期間:2024年3月12日~3月13日
調査方法:Googleフォームを使用したインターネット調査