メガネ屋でアルバイトをしたいけど、どうやったらできるのか分からない。まったくの未経験で仕事ができるか不安。。。
でも、おしゃれなメガネが並ぶ店舗で働いてみたいですよね。最近では明るい店内で若い人もたくさん働いていてとてもポジティブな印象をうけます。
この記事ではメガネ屋の仕事内容とやりがいや大変さを整理した記事として掲載します。仮に働いたときにギャップが生まれないように良い面も悪い面も書いていきます。
これからメガネ屋でバイトをしたいと考えている人や、メガネ屋でバイトをしたいけど仕事内容が分からなくて務まるか不安という人のためのサイトです。
仕事内容
はじめにメガネ屋の仕事は大きく3つあります。他にも細かい仕事はありますがこの3つを抑えておけば仕事に支障は出ないと言えます。
- 仕事内容
- 接客・販売
- 検眼
- 加工・調整
接客・販売はイメージが付きやすいですが、検眼や加工・調整についてはメガネ屋ならではの仕事になります。それぞれについての詳細な内容を書いていきます。
接客・販売
接客・販売は比較的簡単な仕事になるでしょう。
作業面ではメガネの清掃や陳列台を拭いたり、お客様のご案内があります。
他にもお客様が持ち込むメガネのクリーニングやネジを締めたりする仕事があります。
お客様から声を掛けられる内容は、フレームの相談や用途をお伺いしたり、自分の顔の形に合ったメガネをお求めになられます。
また、特徴的なのは通常のアパレル販売と異なりお客様はメガネについて知識が無い場合が多いです。例えば、男性用と女性用の区別が付かなかったり、フレームの選び方を知らなかったりします。
こういった事に答えられれば接客・販売は務まるでしょう。
検眼
検眼を一言でいうと、それぞれのお客様の目の状態を調べることが目的となります。
実施する理由は合わないメガネを掛け続けると眼精疲労の原因になったり、そもそも何か病気で視力に問題を持っている場合があるからです。
検眼の一般的な流れは次の通りです。
- オートレフラクトメーター(AR)で測定
- メガネの使用する場面をヒアリング
- フォロプターで測定
- 仮のメガネで装用テスト
検眼をするときに大変と感じることとして視力検査があります。
検眼では視力をうまく測れない事がしばしばあります。大きな原因としてはお客様側にあるか、計測者である自分自身に問題があるかです。
そういった時に先輩や社員を呼ぶことも大切ですが、自力で解決できるように努力をするのが辛いと感じてしまうかもしれません。
加工・調整
加工はレンズを加工機で削りフレームに入れてメガネを完成させます。
レンズが在庫になければ発注処理をします。
レンズ発注は通常オンラインで実施するのでミスが無いように注意が必要です。
例えば、レンズの度数や、+とーの符号、乱視の方向や左右等があります。
最近の加工機は性能が良いので、操作を覚えれば加工自体はそれほど難しくありません。
いずれにしてもうっかりミスはクレームにつながりますので無いようにしましょう。
レンズを削ったら最後はレンズをフレームに入れる作業です。
「枠入れ作業」と呼ばれます。
フレームとレンズにキズを作らないように慎重な作業が求められます。
調整はフィッティングとも呼ばれています。
フィッティングにはメガネのネジを締める作業や、メガネ全体のバランスを整える、ツル・鼻当ての調整や耳のかかりの角度修正があります。
フィッティングは間違えてしまうと掛け具合や見え具合が悪くなり、ひどい場合は健康被害をうったえられるお客さんもいます。
工具の使い方やフレームの曲げどころなど、専門的な技術はかなり練習と経験が必要です。
つまり、フィッティングの出来次第でクレームになることがあり、技術や知識の習得に時間がかかる点が難しいと感じるところです。
やりがい
メガネ屋さんで仕事をする上でのやりがいを紹介します。
メガネ屋さんはサービス業、かつお客さんの殆どがメガネや目に関する悩みを持っていらっしゃいますので、それに関するやりがいになります。
視力の悩みを解決できる
メガネをかける理由の殆どは視力を矯正する事です。お客さんの視力回復にやりがいを見つけられるでしょう。
- 黒板が見えるようになり学習が捗った
- メガネで視力を矯正して運転免許の更新ができた
- 最近見えにくくなった本や新聞が見えるようになった
- 長時間のPC操作が楽になった
このような声を聴くことでお客さんの悩みを解決できたことに、喜びや嬉しさを感じられることがメガネ屋でのやりがいになるでしょう。
前述しましたが、まれにお客さんの目の病気に気づくこともあります。
メガネ屋は医療行為はしませんので、やんわりと眼科を受診する事を勧めてあげて感謝されたという声もありました。
おしゃれの提案ができるようになる
一昔前はメガネはネガティブなイメージの付くものでしたが、最近ではファッショナブルなメガネやかわいい・かっこいいメガネが沢山うまれています。メガネを掛けることでイメチェンやおしゃれを楽しみたいという方へ提案が出来ます。
もちろん、提案するには知識と経験が必要になります。例えば、顔の形やメガネのデザインの知識や、ブリッジと呼ばれる瞳孔間距離等の知識が必要になります。
- メガネを掛けて小顔になりたい
- 賢くみられたい
- 大人っぽくなりたい
- おしゃれになりたい
上記のようなお客さんの要望に応えて叶えることでメガネをよく知れることがやりがいにつながっていきます。
きつい理由
ここまでメガネ屋さんの仕事の良い部分をあげていきましたが、反対にきついと言われている内容を書いていきます。
覚えることが多い
冒頭の部分で仕事内容を大きく3つ紹介しましたが、それぞれに知識が必要になりますので、できるようになるまで多くの時間が必要になると考えて下さい。
学生バイトを募集している格安店は忙しい
格安店と知られるJINSやZoffなどはつねに人手不足で忙しいと考えてください。
教育する時間もなく、マニュアルはありますが未経験で知識もない場合、接客は大変だと考えてください。
ミスしたらクレーム
当然ですが、間違えるとクレームになります。検眼や加工・調整での間違えは特に直結しやすいでしょう。
光学知識なく、検眼するのは不安
アルバイトに検眼をさせる店舗は無いと思いますが、視力検査はする場面があるかもしれません。
まとめ
近年、メガネ屋は明るくおしゃれなイメージがあり、店内も明るく若い人であふれています。昔よりもカジュアルになったので働いてみたいと考える人も多いのではないでしょうか。
メガネ屋さんの仕事内容は、接客、検眼、加工と調整の大きく3つがあります。
良い対応が出来ればお客さんの満足につながり、やりがいを感じられるでしょう。
おしゃれアイテムでもありますので、おしゃれについてのアドバイスもできるようになるかもしれません。
一方、接客や検眼などは一言で言うのは簡単ですが、一つ一つ覚えることが多く、知識と経験がものを言うものばかりです。
間違えればクレームも発生しますので、決して楽な仕事とは言えないでしょう。
メガネは奥深いアイテムですので、アルバイトに挑戦をしてメガネやおしゃれに関しての知識を発揮できる店員さんになってもらいたいです。