求人でよく見かける「新聞折込」のアルバイト。
新聞配達と違って、チラシを折込するバイトなら自分にもできそう…
でも、実際はどんな仕事の流れなの?力仕事はあるの?など
この記事では、実際に経験した人たちのネット上の口コミを参考に、一体どんなバイトなのか
仕事内容や大変なこと、そしてメリットを紹介していきます。
新聞折込バイトの仕事内容
まず、新聞折り込みの仕事内容は一般的にどんな流れなのでしょうか。
チラシ折込の作業は以下の流れになります。
- チラシの梱包を解き、仕分ける
- 折込の確認作業
- 折込作業
- 折込が済んだ新聞を配達区域に分ける
まず、新聞販売店に届いたチラシ束の梱包を解き、仕分けるところから始まります。
購買者が見やすいようにチラシの折込構成などの確認を行い、その後に折込作業をしていきます。
折込作業は部数が多い販売店の場合、折込を組む機械を使用します。機械がある場合は、機械にチラシ束をセットしていく作業になります。機械でチラシ束を作ってから、きちんと束にできるように整えて完了です。
折込スタッフが行う仕事はここまでが多いですが、販売店によっては手作業で新聞に折込む行程もあったり、雨の日は専用の機械でビニール梱包を行います。
最後に、折込が済んだ新聞を配達区域ごとに仕分けて作業完了となる場合もあります。
スムーズに配達できるように、ここで新聞束の積み込み作業が伴ったり、販売店の他の業務を手伝う、という口コミもあります。
新聞折込バイトで大変なこと
それでは、新聞折込の一般的な仕事の流れがわかったところで、実際にどんな口コミがあるのでしょうか。まずはどんな部分が大変なのかをまとめました。
- 力仕事がある
- 器用さとスピードが求められる
- 量が多い日は大変
- 勤務時間と時給
力仕事がある
仕事内容でも触れたとおり、重たい紙の束を分けたり、運んだりする作業が多いです。
口コミでは、「かなり腰に来る仕事」という内容があり、ぎっくり腰など腰が悪い人だと体力的にキツい仕事かもしれません。
機械に折込チラシをセットする作業も、基本的に立ち仕事になります。
ただ、力仕事といっても口コミでは「折込作業は主婦中心」「年配の方も活躍」という職場も多く、女性やご高齢の方でもこなせるレベルの仕事であることが伺えます。
器用さとスピードが求められる
配達時間が決まっているため、チラシの数にかかわらず、遅れないようにスピードが求められる仕事です。特に折込が手作業のときは、正確かつスピーディーにこなせるように、手先の器用さも必要になってきます。
また、次にセットするチラシを準備したり、折込が完了した後も束にして運んだり、常に先を読んで動き続ける必要もあります。
量が多い日は大変
週末や年末年始など、折込チラシの量が増える時であっても、新聞の購買数は変わりません。チラシの量が増えれば、その分時間がかかります。紙の量が増えるので、ここでもある程度の体力が必要になります。
口コミでは、「週末は作業量が倍になる」等の声があります。
勤務時間と時給
勤務時間は早朝~日中の短時間(3時間半程度)である場合が多いです。
時給も地域差があるようですが、日中勤務の場合は、特段高くない傾向です。
新聞やチラシの印刷所から、新聞販売店までの距離によって新聞やチラシが納品される時間も異なる為、勤務の時間帯はそれによって変わってきます。
早朝の場合は、「生活リズムがくずれる」等の口コミもありますが、そのぶん時給は高くなります。
新聞配達店はほとんど年中無休で、配達店によって休日は異なり、シフト勤務となります。
新聞折込バイトのメリット
新聞折込のバイトは口コミから、体力的になかなか大変な仕事であることがわかりました。
では、メリットはどんなものがあるのでしょうか。
新聞折込バイトにはメリットもたくさんあります。
基本的に単純作業
新聞折込は、基本的にはテクニックのいらない単純作業である為、慣れれば性別、年代や経験を問わず、幅広い層の方がこなせる仕事であると言えるでしょう。購買者との接客も無いため、仲間と協力しながら、もくもくと作業をすすめたい人におすすめできる仕事です。
天候に大きく左右されない
折込の作業は基本的に屋内であるため、配達の仕事とは異なり、天候によって環境が大きく変わることはありません。ただし、はじめの仕事の流れでも触れたように、雨天予報の場合は折込が終わった束をビニールで梱包する作業が発生することがあります。
服装が自由であることが多い
新聞折込の求人を見ると、「服装、髪色自由」「ピアス、ネイルOK」など、特に見た目の規定は厳しくない職場が多いです。
折込作業をするのに、安全性や動きやすさはある程度必要になりますが、自分らしい自由な装いで仕事がしたい方におすすめできます。
勤務時間が短い
先ほどの勤務時間でお伝えしたとおり、3時間半前後という短い時間の仕事である為、学生や主婦、Wワークで稼ぎたいなど、限られた時間に働きたいという方におすすめできます。
また、繁忙期は新聞折込の短期募集がある場合も多く、ピンポイントで働きたい時期に求人が出ることも期待ができます。
職場が近い
新聞販売店は基本的にどの地域にもあります。通勤に時間がかからない自宅のそばであったり、自分に都合の良いエリアで仕事が選べる可能性が高いのもメリットです。
新聞やチラシの情報を得られる
毎日の新聞の見出しやチラシの情報を目にすることができるので、社会的なニュースの知識やその時のトレンド、チラシ広告のお得情報等が仕事をしながら得られる、という口コミもあります。
仕事仲間との達成感
チラシの束は最終的に毎日購読者の家庭に届けられます。たくさんの方の手元に毎日届く新聞折込の束を、仲間と協力して作り上げる仕事は達成感やチームワーク、やりがいを感じられる、といった口コミがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。この記事では、新聞折込のバイトのネット上の口コミをもとに、どんな仕事なのか、基本的な流れから、大変なことやメリットを紹介してきました。
現在は、新聞購読は中高年を中心に、まだある程度需要がありますが、今後はネットの普及に伴って、更に新聞離れが加速し、購読者も年々減少していくことが予想されます。
購読者が減少すれば、新聞広告の需要も減り、将来的には新聞折込のバイトも求人が減っていくことになるでしょう。今後、新聞折込のバイトは、今の時代にしかできないレアな仕事になっていきそうです。
最後までこの記事をご覧いただき、ありがとうございます。
新聞折込のバイトに興味を持ち、検討されている方の参考になれば幸いです。