保育の経験を活かし幼児教室のアルバイトを始めてみようと思ったことはありませんか？
幼児教室ではどんなことが学べるのか、実際に働いてみて身につく力やメリットをご紹介します。また、幼児教室のアルバイトに向いている人や、自分に合った幼児教室の求人の選び方を調べてみました！
幼児教室はどんなところ？
幼児教室とは、０歳〜6歳までの小学校入学前の幼児を対象とし、様々な教育を年齢に合わせたカリキュラムで行います。
言葉や、数字・計算を使って学習をしたりなど、ただ勉強をするだけの場所とは違い、学習を通して「生きる力」を育んでいき、楽しく遊びながら脳を鍛え、学んでいくことを重視しています。実際に遊びやコミュニケーションを通じて、表現することや考えること、問題を解決することを身に着けていきます。
幼児教室にも種類がたくさんある！
- 英語、言語系
- スポーツ系
- 芸術系
- 知育系
- 受験対策系
「英語、言語系」では、早期に外国語に触れることで外国語になれる感覚で親しみながら学ぶことができます。また、外国人の講師と話したり小さいころから異文化に触れることができます。
「スポーツ系」では、体操や、水泳の代表的なものから、サッカーや柔道など運動能力を 高めることができます。また、技術の習得だけでなく、体を動かす基礎作りにもなります。
「芸術系」では、音楽教室で行うピアノや歌のほかにも絵画や工作などができる芸術系のコースがあり、ここでは、表現力や想像力を育むことができます。
「知育系」では、クイズや遊び、ゲームなどを通して、思考力を伸ばすことができます。
「受験対策系」では、面接の練習やテスト対策を行い、小学校受験に備えることができます。
このように、幼児教室の中でも様々な分野があり、子供に英語や音楽、スポーツなどを好きになってもらうきっかけにもなると思います。また、幼児教室を通して日常生活にも活かせる能力が身についてくる と思います。
幼児教室で身に付く力はどんな事？
幼児教室に通うことで身につく力にはどんなものがあるでしょうか。代表的な４つをご紹介します。
- 協調性
- 表現力
- 自己肯定感
- 技術や知識
決まりを守ったり、友達と一緒に何かを作り上げたり、教室でしかできないことを早いうちから体験することで協調性や社会性を身に着けることができます。
特に、芸術系や言語系の教室では、自分自身の考え方や、自分の思っていることを相手に表現して伝える能力が身に付きます。また、周りの大人からがんばったね。と認めてもらうことで、自己肯定感も育まれていきます。小さいころから、専門的な知識や技術に触れることで家庭や日常生活では得られない知識を身に着けることができます。
幼児教室の仕事内容
カリキュラムに則り、幼児に指導するのが主な仕事です。幼児が相手ですので、「学習」というよりは「楽しく慣れ親しむ」という感覚が大切になってきます。なので、主に遊びのレッスンが多く、道具やものを使って幼児たちと接して思考力を高めていきます。子供たちに興味を持ってもらうための工夫ができるかが、腕の見せ所です。その他にも、事前準備を行ったり、保護者対応やスケジュールの調整を行います。
求められるスキル
幼児教室の求人では、保育士資格や幼稚園教諭免許などの資格を持っている人が歓迎されることが多いです。また、子どもと関わるスキルやコミュニケーション能力もみられます。音楽や、絵画など、専門的な分野でのスキルが必要な場合は、技術面も確かめられることがあります。
幼児教室で働くことのメリット
- 学習意欲や研究心の強い幼児がレッスンを受けることが多い
- 常に親が背後でサポートしている
- 幼児の性格や思考力を改めて学ぶことができる
- 預かる子供の人数にゆとりがある
- 子供たちの成長を見守ることができる
- 勤務時間が決まっている
幼児教室で行うレッスンは、保育園や幼稚園と比較して子供の人数にゆとりがあります。
また、親御さんも子供のレッスンを常に一緒に見守りながら受けるため、幼児がぐずったりしても親がサポートに入ってくれる面では、少し楽かもしれません。
早番・遅番などの不規則なシフトが少なく、働きやすい点もメリットです。
幼児教室で働くデメリット
- 厳しい親がいる
- 土日の勤務がある
- 勤務先を掛け持ちすることがある
幼児教育のレッスンを受ける親は、教育熱心な親が多いため、自己中心的で理不尽な要求や言動を行う親も少なくありません。
また、幼児教室でのレッスンは、土日に受けたいといった親御さんも多くいるため、土日出勤も多くなる点がデメリットになります。
幼児教室の仕事はどんな人に向いている？
子供が好きな人
幼児は、大人が意図したような行動を取ってくれなかったり、思いもよらない行動をとったりと想定しないことが起こるため、イレギュラーにどう対応できるかが重要になってきます。できることがどんどん増えていく幼児期の成長を見ていくのは、楽しいかもしれません。
教えるのが好きな人
幼児教室では、例えば「絵を上手に描くコツ」など、様々なことを子供たちに教えなければなりません。人に教えることは、意外と難しいものですので、子供たちに教えることが好きで苦にならないひとには向いています。
人にうまく伝えることが得意な人
幼児教室では、楽しく身に付ける感覚が必要になりますので、ゲーム感覚だったり、興味を引き付ける語り掛けだったり、子供たちにいかに上手く伝えることができるかが必要になってきます。
また、「どうしたらもっと分かりやすく伝えられるか」など常に向上心を持てる人だとこの仕事は面白くなると思います。
自分に合った幼児教室の求人の選び方
雇用形態・職種から探す
大手であれば、研修制度も充実していて未経験でも安心して働けます。
幼稚園の先生の経験や、英会話・音楽スクールなどでの講師経験があると選びやすいです。
給与や雇用条件から探す
アルバイトであれば、自分の希望する勤務日数や時間に合わせてシフトを組みやすいため、子育て中や、専業主婦の人に向いています。
エリアから探す
準大手では、近隣の教室を展開しているため、幅広い範囲で選択することができます。
個人経営や小規模の教室は、比較的ご近所の方がアルバイトで働くことが多いです。
子供がまだ小さいけど働きたいという人は近場で探してみるのもいいかもしれません。
好きなこと・得意なことから探す
幼児教室では、体操・英語・音楽・芸術・絵画など、自分の得意分野を活かして仕事ができるのが良いところです。
自分の持っている資格や経験、好きなことや得意なことを活かして探してみるのもおすすめです。
まとめ
早番・遅番がなく残業も少なめで、勤務時間が決まっているので、ゆとりをもって仕事をしたい子育て中の人や、専業主婦の方、保育・教育の資格を持っている人におすすめな仕事だと思います。また、自分の得意なことや、好きなことを活かす事ができるので、やりがいだけでなく楽しく仕事ができるメリットもあります。幼児教室の仕事を通して、子供の成長を見守るのも良いかもしれませんね！
