「地元」と「都会」どちらでバイトをするのが良いのでしょうか?
そもそも違う「地元」と「都会」。それぞれに良い面とそうでない面を持ち合わせています。ある人にとっては地元が安心で、また違う人にとっては都会のほうが安心かもしれません。
今生活している場所を「地元」と「都会」という言葉で分けて、出来ることと出来ないことを判断するのは少し残念なことではありますが、それぞれ環境の違う中でのバイト選び。「自分は何を優先してバイトをするのか」「時給の高さ?」「通いやすさ?」一体何を基準にみなさんバイトを選んでいるのでしょうか?
今回は高校生や大学生バイトの体験談を参考に「地元」と「都会」をちょっと比較してみました。「地元」か「都会」のバイト選び。「自分は何を優先しよう?」の基準作りにぜひ参考にしてみてください。
「地元」と「都会」でのバイト、どちらがオススメ?
体験談には「なるほどな…」と思うものがものがたくさんありました。ちょっと先にバイト生活をしている先輩たちの体験談は、バイト選びのとても良いヒントになりそうです。
それでは見ていきましょう!
地元で働くバイト体験談
- 地元は超田舎だからバイト出来る所が少なく、もう少しバイト先が選べたら嬉しかった。
- 普段はバイトはしていないけど、夏休みにホテルの掃除のバイト、冬休みにはスキー場の食堂でバイトをした。長い休みにたくさんバイトできるのが嬉しかった。
- 親の知り合いから「店のバイトが急に辞めてしまったからバイトやってくれないか?」と連絡があり急遽助っ人に。それからずっとバイトしている。知り合いを助けられてよかった。
- 8時間立ちっぱなしだったけど友達も一緒だから、今はバイトが楽しくて仕方がない!疲れても家が近いからすぐ帰れてちょうどいい。
- 時給は安く、電車で通い、最寄り駅からバイト先までも距離がある。電車は私鉄なので料金が高く、交通費を出してくれないところもあって、バイト代が少なく感じたことも…。
- 大学生最後の夏は帰省して地元のリゾート地で働いた。実家から通えて、生活にお金をかけずに済み、お金を稼ぐことに集中できた。
地元での体験談でしたが、知人や友達がいてバイトが楽しかったり、普段ではなく長期のお休みなどを活用してバイトをすることが楽しいという声もありました。また自宅が近く疲れてもすぐ帰れることなども、地元のバイト選びにとても関係していそうでした。
都会で働くバイト体験談
- 隙間時間にネットにあった単発バイトをしている。空いた時間に稼げるし、定期利用の範囲内でバイトすれば賢い。
- 初めて着ぐるみを着てダンスするバイトをした。日当は1万円。レアなバイトだったけど楽しかった。
- 自宅は田舎にあるのでバイト勤務開始時刻の1時間半前に家を出る。都会で働くのが憧れで田舎から頑張って通ってるけど、もう少し近い場所に職場があったら…。
- 正社員で働く気が今はないから、気楽にフリーターで働いている。色んなバイトを経験したいし、その中から将来やりたい仕事に巡り合えるのではないかと思っている。
- 仕事は大変だけど賃金が高いものが多い。自分に合っていなければやめればいいし、次のバイトもすぐ見つかるから。
- 今は昼間の仕事だけど、深夜とかの仕事も時給がもっといいから今後働いてみようと思っている。
- 色んなバイトの人がいるから名前とか覚えられないけど、お客さんが多くて忙しいし流行りのスイーツを売れてバイト楽しい。
都会での体験談ですが様々な職種があるため、バイトの内容や働く時間帯も多い印象を受けました。バイト先を見つけやすく、違う仕事もすぐ選べると感じている人も多いのは、やはり都会の魅力なのかもしれません。
ほんのすこしの体験談でしたが、わずかに調べただけでも「地元」と「都会」で様々な背景が見えてきました。「働いてお金を稼ぐ」ということは同じでも、環境が違うだけでもだいぶ選択が変わってきますね。
(参考)「地元」と「都会」ならではのバイト
参考ではありますが「地元」と「都会」ならではのバイト体験談もありました。せっかくなのでご紹介したいと思います。
(「地元」ならではのバイト)
- 農作業住み込み 早朝からキャベツやレタスの収穫
- ウナギの餌やり 夏の土用の丑などにむけて養殖ウナギへの餌やり
- 甲子園球場の管理 販売スタッフ、受付、警備など
- カブトムシを採る カブトムシがいない都会の子ども向けに
(「都会」ならではのバイト)
- エキストラ(映画、ドラマ)遊園地で遊ぶ人の一人
- メイドカフェ メイドカフェで接客
- 試験監督 受験生や学生の模試監督
- サンプリング配布(ティッシュ配り)
地域の特色がバイトの内容にとても現れています。もしかしたらご紹介したバイトを、今後体験する時があるかもしれませんね!
地元と都会バイトの考えられる違い
体験談より考えられる違いを大まかな表にまとめてみました。
それぞれの比較はいかがでしょうか?
「私は近場でのんびりバイトが合ってるかな…」とか「遠くても色んなバイトしてみたいから頑張って都会に通ってみよう!」など、バイト選びのヒントになったでしょうか?
【まとめ】「地元」と「都会」バイトするならどっちがおすすめ?
「地元」と「都会」のバイト選びを追ってきましたがいかがだったでしょうか?
働き方は人それぞれの生活スタイルや考え方によるので、一概に「地元」と「都会」どちらが良いとは言い切れないのが正直なところです。
その人の「自分の今一番大切にしたいもの」や「置かれている環境」を考えながらバイト選びをするのはとても大事そうですね。
一度やってみたいと思うバイトに飛び込み「自分にそれが合うのか合わないのか」を経験し、今後に繋げていくのも一つの方法かもしれません。また高校生で初めてバイトをするときは友達と一緒に経験して慣れていくことも悪くはないでしょう。
社会人になる前に、勉強としてバイトから学ぶこともありそうですね。
現代は「人生100年時代」と呼ばれるようになりました。
バイト一つだけでなく、大人の生活でも「地元」と「都会」の選択はどんどん多様化してきています。
都会で長く生活してきた方が「第二の人生は地元で過ごしたい」と地元暮らしを選択をしたり、都会に住む息子夫婦が田舎で一人暮らすお母さんを呼び、一緒に暮らす形を選択したりなど、人生の選択も多様に変化してきています。
この記事を書いている私も、山の多い地元で数十年暮らし、その後他県へ武者修行のため引越し、そして今は人生の転機で海が近くにある都会で生活を送っています。
「まさか都会で暮らすとは…。」想像しなかった現在に私自身が一番驚いています。
まさしく、人生は何が起こるかわかりません。
「地元」と「都会」
それは学生であっても、大人であっても、選択に悩む大きな課題です。
それでもITの進化のおかげで「地元」と「都会」の距離は現在だいぶ縮まりました。
自分の今いる「それぞれの環境」で「それぞれの選択」をして「それぞれの可能性を開いていく」。これからは色んな進化のおかげでそれがもっともっと可能になっていくと思います。
バイト選びのお話から人生の選択まで、まとめでは話が飛躍し過ぎてしまいましたが、みなさんは「地元」と「都会」を選ぶとしたら、どのような選択をされるでしょうか?
一度きりの人生。その時その時の選択が素敵な未来に繋がることが理想ですね。