国内ではなくワーキングホリデー(ワーホリ)ビザを取得し海外でのリゾートバイト(リゾバ)に興味がある方ってけっこういらっしゃいますよね。そんな方に人気の理由や注意点をご紹介いたします。
リゾートバイト人気の理由は?
リゾート地に住み込みで働くリゾートバイト(リゾバ)ですが、最近は海外でのリゾートバイト(リゾバ)をしたい人が増えています。しかし国内と海外では人気の理由が少し異なっているようです。
国内リゾートバイト人気の理由は?
- 住み込みで三食付きだからお金が貯められる
- リゾート気分を味わう
- 友達と一緒に楽しみたい
- etc.
国内リゾートバイト(リゾバ)は寮費や食費が無料で生活費がかからない求人が多いため、お金を稼ぐことが前提にあり、稼ぎながら~できるのというのが人気の理由のようです。
海外リゾートバイト(リゾバ)するために国内リゾートバイト(リゾバ)でお金を貯める方も多いようです、
海外リゾートバイト人気の理由は?
- 海外で生活してみたい
- 語学を学びたい
- 資格をとりたい
- 移住の下調べ
- etc.
海外リゾートバイト(リゾバ)はお金を稼ぐというよりも、海外生活を体験する事が前提となっているようです。
留学するための学生ビザでは申請に必要な英語力証明や就労制限があるため、英語レベルが足りてなかったり、費用面で諦めた方がワーキングホリデー(ワーホリ)ビザを取得し、海外に滞在しバイトしながら語学学習するケースもあるようです。
海外リゾートバイト(リゾバ)の注意点
海外でリゾートバイト(リゾバ)をする際には日本でリゾートバイト(リゾバ)するさいには考えたこともないような事さえ注意が必要になります。
自分で仕事を探す
日本の派遣会社では海外の求人を取り扱っていないため、働きたい国の求人を自分で見つけ応募しなくてはいけません。
まとまったお金が必要
資金証明が必要な国もあるので帰国の航空券代、急な病気や怪我の備え、仕事が決まるまでの期間の生活費が必要になります。
海外と日本では風邪のウイルスが違い日本の風邪薬が効かず、風邪で病院にかかるだけで数万円請求されることもあるので、ビザ取得前に保険加入が義務付けられていない国で保険の加入をお勧めします。
渡航先の治安の確認
日本は世界的に見ても治安の良い国ですが、渡航先の中には治安の悪い地域もあるので、治安情勢は十分に確認して現地でも犯罪に巻き込まれないよう気を付けた行動が大切です。
最低限の英語(滞在先の公用語)
日常会話レベルは話せるほうが日本語だけしか話せないより、賃金が高く条件の良い仕事に就きやすくなります。
英語が話せないままだと職場などでも日本人を頼りがちになり、英語を話す機会が失われてしまいます。日本語以外でも積極的に話をし人脈を広げる事により、仕事も見つけやすくなります。
ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザを取得する
海外で働くためにはビザが必要になります。18歳から30歳まではワーキングホリデー(ワーホリ)ビザを取得するとワーキングホリデー(ワーホリ)協定国で1~2年の滞在許可がおり、観光、就学、就労も可能なのでリゾートでのアルバイトもできます。
シンガポールは協定国でないためワーキングホリデー(ワーホリ)ビザはありませんが、最長 6 か月間就労および休暇を希望する資格のある学生および若い卒業生(応募時点で18歳以上25歳以下、予防接種要件をみたしている方)を対象にワークホリデイパス(シンガポール政府)
を取得できます。
ワーキングホリデー(ワーホリ)にお勧めの国
世界一治安のよいアイスランド
- 経済平和研究所(IEP)発表の世界平和度指数が高い(治安の良い)国に2008年から連続1位(日本は 9位)
- 世界の国の中で水道水をそのまま飲める数少ない国の1つ
- 公用語はアイスランド語ですが、英語が通じる(多少訛りがあることも)
- 世界最大の天然温泉ブルーンラグーンをはじめ様々な温泉をはじめ、ストロックル間欠、スコゥガフォスの滝、オーロラや氷の洞窟など絶景が楽しめる
アイスランド ワーキングホリデービザ情報(ETIAS)
年齢 | ビザ申請時に満18~26歳以下 |
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居留許可 | 最長1年間 |
年間発給枠 | 30(許可がおりるのに2~3ヶ月程) |
申請書類 | ワーキングホリデーのための居住許可申請書 (入国管理局のページよりダウンロードが可能) |
証明写真(35mm × 45mm) | |
パスポートのコピー ・顔写真のページ、筆の署名がある所、持人記入欄 | |
犯罪経歴証明書(原本) ・過去5年間に居住歴がある全ての国における犯罪経歴証明書の提出 ・証明書にはアポスティーユ証明の取得が必須 ・証明書が英語または北欧言語以外の場合はアイスランド公認の翻訳者に よる翻訳文の添付 | |
健康保険加入証明書 ・アイスランドの保険会社、アイスランドでの営業が承認された外資保険 会社による保険証書の提出 | |
滞在資金証明書(銀行の残高証明書) ・保障額は200万アイスランド・クローナ、日本円で約175万円以上 | |
復路航空券または購入資金を所持していることの証明書 ・復路航空券のコピー、または購入資金を所持していることわかる残高 証明書など |
申請書と関連書類は、日本から直接アイスランド移民局へを郵送する。
英語の発音がきれいなカナダ
- 世界平和度指数が高い(治安の良い)国、11位
- 英語とフランス語、2つの公用語
- 英語はイギリス英語とアメリカ英語の中間で訛り(アクセント)が少ないため発音がきれい
- ケベック州で使われるフランス語は英語の影響を受け、本国との違いあり
- 世界遺産カナディアンロッキーをはじめナイアガラの滝やノートルダム聖堂など観光地多数
- バンクーバー・トロント・カルガリーは世界の住みやすい都市ランキング上位
カナダ ワーキングホリデービザ情報(カナダ政府)
年齢 | ビザ申請時に18歳から30歳以下 |
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居留許可 | 最長12か月 |
年間発給枠 | 6500 |
申請書類 | 警察証明書 ・18 歳以降連続 6 か月以上滞在した国または地域の警察証明書を取得 ・英語またはフランス語以外の言語で書かれている場合は、認定翻訳者に よる翻訳を添える |
健康診断 ・IRCCによって承認された医師(パネル医師)の診察を受ける必要あり | |
履歴書(英文) | |
パスポートのコピー(鮮明で判読可能なもの) ・労働許可証はパスポートの有効期限を超えて発行されないので注意 | |
デジタル写真(パスポート申請用写真の規格) | |
家族情報 ・カナダ政府指定の家族情報フォームをダウンロードして記入 | |
入国前に 必要な書類 | 経済的支援の証明 ・カナダへの出発の1 週間以内に発行した銀行の残高証明書など ・2,500 カナダドル相当が必要 |
復路航空券または購入資金を所持していることの証明書 ・復路航空券のコピー、または購入資金を所持していることわかる残高 証明書など | |
健康保険 ・カナダに到着する前に取得 ・医療・入院・本国送還のすべてカバーする必要あり | |
申請時支払金 (2023年) | IEC 手数料 161 カナダドル |
オープンワークパーミット保有者手数料 100 カナダドル | |
生体認証料金 85 カナダドル |
教育レベルが高くグローバルな環境のオーストラリア
- 世界平和度指数が高い(治安の良い)国、5位
- 1年を通し温暖な気候で過ごしやすい
- 時差はおよそ1~2時間で日本と連絡がとりやすい
- 日本と季節が正反対で7月は冬季、1月は夏季に
- 公用語は英語だが独特な訛りがあるがシドニー・メルボルン・キャンベラは比較的訛りが少ない
- 多国籍料理が楽しめるのは多くの移民が暮らす多民族国家ならでは
- グレート・バリア・リーフやウルル、オペラハウスなど世界遺産が楽しめる
オーストラリア ワーキングホリデービザ情報(オーストラリア内務省)
申請時年齢 | ビザ申請時に18歳から30歳まで |
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滞在期間 | 最長12ヶ月(条件をみたせば3年) |
就労制限 (雇用条件) | 1雇用主の下で最長6カ月まで就労可 ・働く場合は税金を支払う必要あり |
就学条件 | 最長4か月(17週間)学習可能 |
年間発給枠 | 制限なし |
申請方法 | オーストラリア国外からオンラインでイミアカウント(ImmiAccount)を作成して申請 ・英語以外の文書はすべて英語に翻訳 ・書類 (英語および英語以外)すべて 鮮明にカラーでスキャンまたは写真に撮る ・文書が複数ページある場合は、すべてを 1 つのファイルとして保存 |
申請書類 | 現在のパスポートの写真 ・個人情報、パスポートの発行日と有効期限が記載されているページ |
両親の氏名が記載された出生証明書のコピー ・出生証明書を提出できない場合は両親の氏名が記載された戸籍謄本等、 政府発行の証明書、身元を証明する裁判所発行の書類のコピー | |
資金証明 ・5,000オーストラリアドル相当があることを証明できる通帳のコピーなど ・復路航空券のコピー、または購入資金を所持していることがわかる残高 証明書など | |
オーストラリアの価値観に関する声明に署名する | |
料金 | ビザ申請費用 635豪ドル |
その他支払い ・健康診断、警察証明書、生体認証の費用も支払わなければならない場合 あり | |
まとめ
18歳から30歳まではワーキングホリデー(ワーホリ)ビザを取得すると協定国(29か国)で、観光、就学、就労も可能なのでリゾートでのアルバイトもできます。
留学の費用が高くて諦めていた方も、海外で滞在しながら勉強もバイトもできちゃいます。
海外リゾートバイト(リゾバ)を探すのは国内リゾートバイト(リゾバ)を探すより大変ですが、渡航先の治安情勢に注意し、海外リゾートバイト(リゾバ)を楽しんでください。
若いうちにしかできない体験ですし、大変だとしか思えないことが多くても、振り返ったときに有意義な経験だったと気づくことがあると思うので、迷っている方は挑戦してみてはいかがでしょうか。