【役立つ!】栄養士・管理栄養士を目指す学生におすすめのアルバイト!

【役立つ!】栄養士・管理栄養士を目指す学生におすすめのアルバイト!

試験前はもちろん、それ以外にも実験や実習・レポート作成などとにかく忙しい栄養学生さん。

限られた貴重な時間にアルバイトをするなら、将来に役立つ、就活に役立つアルバイトが出来たら良いなぁと思っている学生さんにおすすめのバイトをご紹介いたします。

おすすめ!飲食店(レストランのホール)でのアルバイト

おすすめ!飲食店(レストランのホール)でのアルバイト

実際に栄養士・管理栄養士をめざす栄養学生の方々に選ばれているアルバイトで人気なのが、飲食業・飲食店になります。

飲食業・飲食店といっても様々ですが、おすすめはレストランのホールのバイトで、お店のコンセプトを見ていくと自分の好みを見つけやすいでしょう。

旬の食材や地元食材を活用したお店や、見た目の美しさ・楽しさを追求しているお店、素材のうまみを活かした化学調味料無添加の料理を提供しているお店、毎日食べたい家庭的なお惣菜が食べられるお店、などなどこだわりポイントがあるレストランを選べると、学びが多いと思います。

将来、自分が栄養士・管理栄養士としてどんな場所で働きたいのか、どんな人に提供していきたいのか、ということが明確な方はそれに近い場所・お店を探してみるのも1つです。

もしくは、全然タイプの違う飲食店を選んだとしても、固定観念を壊して柔軟な見方を養ってくれるかもしれません。

いずれにしても、ホールでのアルバイトのおすすめポイントは、お客様の声が直接聞けることです。

1つの食材にしても、どのような調理方法だと美味しいと言っていただけるのか、どのような組み合わせだと選んでいただけるのかなど、お客様の本音がわかることが将来の献立作成に活きてきます。

例えば、人参の栄養素を組み込みたいと思った時に、生の人参にドレッシングをかけただけのサラダでは残す人がいるけれど、人参のスープにしたら好評だったなど、万人受けするメニューが何かを知ることも大切です。
また、年齢層による違いもホールでは気がつきやすく、高齢の方には食べづらい形状だったり、小さなお子様が気に入ってくれる盛り付け方法だったり、様々な反応を間近で見ることができます。

将来、病院や保育園などで働くことを考えている場合には、対象の高齢者やお子様をターゲットにしたお店を選ぶと大きな学びがあるでしょう。

栄養のことを全く気にかけていないお客様や、栄養のことを気にしているけど良くわからないというお客様など、自分とは違う目線で食事をしているお客様と接することで、実際の仕事現場で必要なコミュニケーション能力を上げることに期待が持てます。

役立つ!飲食店(キッチン)でのアルバイト

役立つ!飲食店(キッチン)でのアルバイト

栄養学生として必要なスキルに、調理技術があげられます。

もともと調理が得意でもっと腕を上げたいと思っている学生さんも、調理は苦手で克服したいという学生さんもいると思います。いずれの場合もやはり慣れが大事で、より多く調理する時間に触れるということは調理技術を上げることに直結します。

将来、職場で調理もしながら栄養士・管理栄養士として働くことを考えている場合には、調理師免許の取得も視野に入れてバイト先を選ぶこともできるでしょう。

もちろん、アルバイトに与えられた調理の範囲がどの程度のものなのかは、しっかり確認してからアルバイト先として選ぶようにしましょう。

また、飲食業・飲食店をバイト先に選ぶ理由に、まかないが提供されるという大きなメリットが挙げられます。

金欠でも、食費を浮かせてしっかり美味しいご飯を食べられるという嬉しいメリットがある飲食店。栄養学生として、出されたまかないの栄養バランスがどのようなものかを考えて食べるだけでも、学びとなります。

実際に食べさせてもらうことで、調理の工夫や素材の活かし方など多くのことを学びとることができるでしょう。

役立つ!接客業のアルバイト

役立つ!接客業のアルバイト

栄養士・管理栄養士として働くうえで、とっても大事なスキルがコミュニケーション能力です。

お客様・患者様、顧客の様子を伺ったり要望を聞き入れたりしながら、より良い食事提案をしていくことになります。

どんなに身体に良い献立を考えて提案しても相手の声を聞き入れずに押し付けてしまった場合は、結果的に受け入れてもらえず、改善を見込めなくなってしまいます。

飲食店に限らず、アパレルなどの接客・販売のお仕事をバイトに選ぶことは、コミュニケーション能力の向上が見込めます。

積極的に声かけをし、相手の気持ちを汲み取りながら、プロ目線で提案していく接客のお仕事は、社会に出てから大いに役立つことでしょう。

その他おすすめのアルバイト【スーパー】

その他おすすめのアルバイト【スーパー】

スーパーでのアルバイトは生きた学びの多いアルバイトとなることでしょう。

スーパーでのお仕事は、レジ・品出し・商品管理などいくつかあります。スーパーの良いところは、日々・人々の生活に直結しているところなので、食材の旬や価格変動・人気の食材・お惣菜などがアルバイト生活を通して自然と身についていきます。

実際に献立を考えて・予算を考えて・好まれるメニューに仕上げるといった一連の流れのベースが身につくおすすめのアルバイトと言えます。

レジの担当であれば、全ての商品の価格変動や売れ行きなどを随時知ることが出来ます。

品出しの場合は、直接食材を手に取ることができるので、旬や価格変動などより詳しい情報が手に入りやすいです。

ただし、品出し担当の場合は「肉」・「魚」・「野菜」のように担当が割り振られる可能性もあるので、担当外の食品にも目を配る意識が持てるとより良いでしょう。

その他おすすめのアルバイト【薬局(ドラッグストア)】

その他おすすめのアルバイト【薬局(ドラッグストア)】
薬局・ドラッグストアでのアルバイトは、栄養面だけでなく健康にまつわる知識全般を身につけることができます。

最近では、薬局・ドラッグストアでの管理栄養士の求人が増えてきているので、将来そういった職場を検討している学生さんは、アルバイト経験が就職面接時に活きてくることでしょう。

店舗によりますが、シフトの融通が利き、テスト前や実習期間などを考慮してもらいやすいお店が多いようです。

アルバイトをする上で注意すると良いこと

アルバイトをする上で注意すると良いこと

栄養学生は、他の大学生と比べても忙しいと思われます。なので、スケジュール管理は自分自身でしっかりと行ったうえで、シフトの融通が利くバイト先を選ぶようにしましょう。

アルバイト先で、学生は授業後時間にゆとりがあると勘違いされて困らないように、採用前の面接時に説明・確認をきちんとすることが大切になってきます。

実習や実験の際には、予定時刻に終わらないことも多く、それを加味してシフトを組まないと遅刻をしたり迷惑をかけたり、何より自分が一番大変な想いをすることになります。

また、遅い時間にアルバイトをして、翌朝起きられず授業に出られないともなると本末転倒となってしまいます。

おすすめの飲食店でのバイトでも、居酒屋を選んで夜遅くにシフトを入れてしまったことで、朝起きるのが辛い、授業中に眠たくなってしまうといった失敗談もありますので十分に注意する必要があります。

実習の際には、1ヶ月まとまった休みを必要とすることなどもあらかじめ伝えられることは伝えておくことで、ただの学生アルバイトというくくりから、特別な栄養学生として配慮してもらうことができ、お互いに気持ちよく働くことができるでしょう。

あくまでも、大学の授業に1番の重きをおいて、余裕のある働き方を目指してみましょう。

どんなアルバイト先を選ぶとしても、それがただお金を稼ぐだけというアルバイトではなく、将来にも役立つ有意義な時間作りができると良いでしょう。

もちろん、アルバイトは息抜き程度に、むしろ将来栄養関係の仕事を始めたら出来ないような経験をしたいから栄養関係とは全く関係のないところに身を置きたい、などアルバイトをする目的は様々にあると思いますので、決して紹介したものが全てではありません。

短くも貴重な学生生活が、より充実した良い時間になるアルバイト探しをしていただけたら幸いです。