たこ焼きがくるくると回り、おいしそうなソースの香りが漂うたこ焼き屋。
店員さんの元気な声に導かれて、ついつい買ってしまいますよね!
「たこ焼きを丸く焼くことができないと働けないのでは…?」と思ってしまいますが、
たこ焼き屋では、初心者や未経験者でもアルバイトできるのでしょうか?
この記事では、たこ焼き屋のアルバイトの仕事内容や、良い点、大変な点、また面接で注意するポイントなど、口コミ情報をもとにまとめて紹介します!
たこ焼き屋バイトの主な仕事内容は?
たこ焼き屋での仕事は大きく「調理」と「接客」に分けられます。
どんな作業があるのか、詳しく見てみましょう。
「人前に出るのが苦手だから、調理がいいな…」と考えている方は要注意!
たこ焼き屋はくるくるとたこ焼きを作る工程が見えるよう、外から厨房が見える店舗が多いので、接客スタッフよりも注目を浴びる可能性が高いです!
お店によっては男性が「調理」、女性が「接客」と振り分けられることもあるようですが、1人ですべてを担う店舗もありますので、面接時に詳しい仕事内容は確認するようにしましょう。
調理
たこ焼きを焼く他に、店舗によって提供している焼きそばやソフトクリームなどといったメニューの調理も含まれます。
覚えるメニュー数は少ないですが、大きな鉄板でたこ焼きを作るには技術が必要ですので、料理が好きで、粘り強く練習できる人が向いているでしょう。
仕込み
たこ焼きの生地づくりや、タコ、ネギなどの具材とトッピングなどの準備を行います。
包丁の使い方はもちろんですが、大量の食材を運んだり、生地を混ぜて仕込む工程もありますので体力も必要です。
レジ打ち、トッピング
レジ打ちスタッフは注文を聞いてから、焼きあがったたこ焼きに「トッピング」もする場合が多いです。
注文を取り、お会計をし、トッピングをして提供します。
繁忙期や休日には特に、手際の良さを求められますね。
洗い物、清掃
飲食店にとってお店を清潔に保つことはとても重要なことです。
洗い物や清掃は飲食店であれば必ずといっていいほど行う業務ですが、テイクアウトの割合が多いたこ焼き屋では比較的少なく済むでしょう。
しかし油を多く使うたこ焼き屋では、特に掃除が大変です。
たこ焼き屋バイトの良い点と大変な点
次に、口コミ情報からたこ焼き屋でバイトの良い点と大変な点をまとめました。
良い点
まずは良い点、楽しく働ける点から見ていきましょう。
メニューがほとんどたこ焼きのみなので、覚えることが少ない
たこ焼きがメインとなるたこ焼き屋では、たい焼きやかき氷などを扱うお店もありますが、他の飲食店に比べて覚えるメニューが少なく、初心者でも安心して働くことができます。
まかないでたこ焼きが食べられる
まかないでたこ焼きを持ち帰ることができたり、試作品の味見をすることができるとの情報もあり、たこ焼き好きにはたまらないメリットですね!
初心者でも丸いたこ焼きが焼けるようになる
個人差もありますが、毎日先輩の指導の下たこ焼き作りの練習ができるため、1週間ほどでまんまるのたこ焼きが焼けるようになった、との口コミもありました。
「タコパ」では、一目置かれる存在になること間違いなしです!
厨房とお客様との距離が近いので、お客様の喜ぶ顔を見ることができる
お客様の「おいしい!」という声が直接聞こえたり、喜ぶ顔が見えることはやりがいに繋がりますね!
大変な点
続いて大変な点についてみてみましょう。
「楽しく」「楽に」仕事ができる反面、次のような「きつく」「大変な」こともあります。
とにかく暑い!
狭い店舗では、店の半分程が鉄板ということもあり、夏は相当きついようです。
鉄板が300°近くにもなるので、暑さに弱い人は要注意ですね。
大量に汗をかく
1年間通して暑いたこ焼き屋では、水分補給がマストです。
その分汗もたくさんかくので、バイト終わりは予定を入れないほうが良さそうですね。
体調管理も重要です!
よくやけどをする
調理担当になった場合、1日中鉄板を向き合うことで、油が跳ね、やけどをしてしまうことも多いようです。
やけど防止にゴム手袋の使用を許可している店舗もあるようですが、見栄えを重視して素手で焼いているお店が多いとの情報がありました。
やけどには十分注意して働きましょう!
少人数制のため、繁忙期は大変
たこ焼き屋は狭い店舗であることが多く、シフトも1~4人ほどで回すことがほとんどであるため、週末や連休時には休憩も取れないほど忙しいこともあるようです。
調理担当であればひたすらたこ焼きを焼いていく、レジ打ち担当は注文を受けてから、お会計、トッピングを手際よくこなしていくなど、体力とチームワークが問われます。
またこの他にも、「油のにおいが髪や服につく」「立ち仕事がきつい」といった情報もありました。
面接で注意することは?
続いて、たこ焼き屋バイトの面接について、注意する点などを紹介します。
元気で明るい印象が大切!
「鉄板」「こなもん」「お祭り」といったイメージがあるたこ焼きの販売では、やはり元気で明るい接客が求められます。
積極性があり、初心者でもやる気があることをアピールすることが肝心です。
小さな声で返答したり、うつむき気味では、「やっていけるかな?」と心配に思われてしまうかもしれません。
たこ焼き屋バイトのみに関わらず全ての面接で言えることですが、相手の目をみて話を聞いたり、返事をしっかり行うことが大切です。
柔軟にシフトに入れると好印象
前述のとおり少人数でシフトを回していることから、柔軟にシフトに入れることも強みとなるようです。
無理に入る必要はありませんので、事前に担当者と出勤日数、時間についても話をしておくとよいでしょう。
同僚との円滑なコミュニケーションも重要
忙しい時には調理場スタッフと接客スタッフのチームワークが必要となりますので、「この人なら既存のスタッフとも上手くやってくれそうだな」と思ってもらえるよう、コミュニケーション能力をアピールすることも大切です。
部活動やサークルでチームプレーのスポーツをしたことがある方は、その経験も強みになるかもしれませんね。
志望動機について
実際の面接において、志望動機について悩まれる方も多いと思います。
「たこ焼きが好きだから」「家から通いやすいから」など、「ありきたりな理由しか思いつかない…」と思うかもしれませんが、それらも十分な志望動機です。
それに加えて、「以前お店の前を通りかかった時、元気な呼び込みの声を聞いて楽しそうな職場だと思ったから」「ここのたこ焼きが特別好きで、昔からよく食べていたから」など、「たこ焼き屋の中でもなぜその店舗が良かったのか」ということに触れると、より印象が良くなるかもしれません。
たこ焼き屋バイトに向いている人
これまでの内容を踏まえ、どんな人がたこ焼き屋バイトに向いているかをまとめました。
- 体力に自信があり、立ち仕事や大量の仕込みにも耐えられる人
- 明るく元気に接客ができる人
- 暑さに強い人
- 1店舗で働く人数が少ないため、責任感を持って仕事ができる人
- 人付き合いが円滑にできる人
- 柔軟にシフトにはいれる人
また年齢については、バイトの募集要項に「高校生歓迎!」と記載している店舗も多く、10代~20代、30代~40代と幅広い世代の方が活躍している職場と言えます。
まとめ
いかがでしたか?
たこ焼き屋で働く自分をイメージできたでしょうか?
たこ焼きが好きで、接客が得意な方には持ってこいのバイトですね!
反対に、暑さに弱く、体力に自信のない方には厳しい職場かもしれません。
この記事を参考に、ぜひたこ焼き屋でのバイトをご検討ください!