夏に人気のビアガーデンバイト。開放的でにぎやかな雰囲気の中で働けるのが特徴ですね！最近ではビアガーデンの種類も増え楽しみ方も広がっています。では、実際の評判はどうなのでしょうか。仕事内容やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます！
ビアガーデンの種類
ビアガーデンといえば、ビルやデパートの屋上にテーブルやイスを並べて開催されているイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。最近では、色んな種類のビアガーデンが増えているので紹介します。
- 屋上タイプ（眺望が楽しめる）
- 庭園タイプ（自然が楽しめる）
- ホテルタイプ（料理が楽しめる）
- イベントタイプ（お祭り気分が楽しめる）
開催時期は、早いところは5月から。そして多くのビアガーデンは大体9月頃まで開催しています。混雑のピークは、やはり真夏の7月〜8月頃になります。
ビアガーデンバイトの仕事内容
ビアガーデンバイトの仕事は、ホールとキッチンに分かれています。
居酒屋の仕事内容と似ていますが、ビアガーデンの特徴として、回転率を上げるために制限時間を設けているところがほとんどです。
そのため、ホール・キッチン共にスピード感を持った素早い対応が求められます。
それでは仕事内容を詳しく解説していきます！
ホールの仕事内容
ホールの仕事は、フロア内での接客がメインになります。お客さまがスムーズに飲食できるように誘導したり、注文を伺ったり、ドリンクや料理をテーブルまで運ぶのが主な仕事です。一般的な飲食店に比べてメニューも少ないので、飲食業未経験の人でも安心です。
お店によって、ドリンクはお客さまがバーカウンターで直接注文をし、その場で渡すスタイルもあります。その場合は、重いビールジョッキやグラスを何杯も運ぶ必要はありません。
屋外なのでホールが広い、エアコンがないのも特徴です。
暑さに強く、体力に自信がある人におすすめです。
＜ホールの仕事一例＞
- 予約受付（電話やネットなど）
- テーブル、イスのセッティング
- お客さまの誘導
- オーダー取り
- 料理やドリンクの配膳
- レジ
- ホールの清掃
キッチンの仕事内容
キッチンの仕事は、主に厨房でポテトや唐揚げを揚げたり、枝豆を盛りつけたりします。
スピード重視なのでビアガーデンのメニューは軽食で簡単なものが多いです。調理未経験でも始められる仕事です。
しかし、ホール同様、屋外なのでエアコンがない中での揚げ物は暑さとの闘いになります。
ホテルが開催しているビアガーデンなら、ホテル内のキッチンを使用することもあるので、暑さの心配はいらないですね。
ビールやウイスキーのサーバーを交換したり、力を使う場面もあります。
＜キッチンの仕事一例＞
- ドリンクづくり、補充
- 簡単な調理、盛り付け
- 皿洗い
- キッチンの清掃
ビアガーデンバイトの評判
ビアガーデンバイトは暑くてきついという声もある一方で、出会いが多く楽しい！という声もあります。それでは、実際のビアガーデンの評判について解説していきます！
メリット
＜開放的な雰囲気で楽しく働ける＞
なんといってもビアガーデンの最大の特徴はこれでしょう！夏の気候と開放的な空間で飲食できる環境はビアガーデンならではです。他のバイトでは味わえない特別感があります。お客さま、スタッフも開放的で陽気な気分になるのでワイワイ楽しく働きたい人にはうってつけのバイトでしょう。
＜出会いが多い！同世代の仲間ができる＞
お酒を扱うビアガーデンは、20代前半の男性・女性が多いです。中でも大学生が夏休みを利用してバイトしているのが多めです。
開業前にバイト生を一斉に採用するので、スタート時期も同じで同世代の仲間ができやすい環境です。体力勝負できつい場面もありますが、仲間と共に励ましあいながら頑張れそうですね！チームワークも生まれやすくバイト後に飲みに行ったりする機会もあるそうです。短期バイトとはいえ、いい出会いがあると嬉しいですね！
＜シフトの融通が利きやすい＞
数百席から数千席の規模のビアガーデンなら、バイト生が数十人から数百名もいます。大人数なので、基本的に希望通りのシフトに調整しやすいでしょう。お店によっては、土日だけや、週1からOKのところもあるので、自分の都合に合わせて働けるのはメリットですね。
＜時給が高い＞
関東のビアガーデンのバイト時給は、1,100円〜1,500円と高めです。ビアガーデンバイトの人気が高い理由のひとつです。更に22時以降は深夜手当も加算されます。短期バイトですがシフトを多く入れて、集中的に働けばかなり稼げるでしょう。交通費は規定の範囲で支給されるところが多いようです。
デメリット
＜暑い！体力勝負＞
屋外の広い会場を行き来するのはやっぱり体力が必要です。更に重いビールジョッキを何杯も運ぶ場面があれば尚更です。普段、運動していない人は足や腕の筋肉痛になる事もあるでしょう。女性なら日焼けや虫刺されの心配も出てきます。対策は念入りに行いましょう。
＜雨の日は休み＞
屋外で開催しているビアガーデンなら休みになることが多いです。屋内スペースや、屋根があるお店は営業する場合もあるようです。途中から雨になった場合は、お客さまを素早く移動させるので、通常営業より大変な場面も多いでしょう。雨の日が続くと、稼げないのはデメリットですね。
＜酔っ払いに絡まれる＞
一緒に写真に映ってほしいと頼まれたり、会話に巻き込まれたりすることが多いようです。さらっと受け流すコミュニケーション力があれば特に問題ないでしょう。基本的にお客さまも上機嫌なのでトラブルになることは少ないです。酔っ払いに関連して、嘔吐物の処理が発生する可能性はありますので、覚悟が必要です。
＜週末は忙しい＞
期間限定で開催されているビアガーデン。週末は猛烈に忙しくなります。休憩が中々入れない事もあるかもしれませんが、短期バイトだと割り切って乗り越えましょう。お店によっては、週末は基本時給に何百円か上乗せしてくれるところもあるので、モチベーションに繋げましょう。
ビアガーデンバイト志望動機のポイント
ビアガーデンバイトの志望動機は飲食業と大きく変わりません。
では、好印象な志望動機とは何でしょうか。ポイントをまとめました。
- 週末に働ける
- これまでの接客経験を活かしたい
- 接客業に興味がありお客さまを楽しませたい
- 体力に自信がある
一番人手が欲しい週末にシフトに入れる人は優遇されるでしょう。また、接客経験がある人には安心してホールを任せられるので、採用率も高くなるでしょう。接客未経験でも、お客さまを楽しませたい意欲や、体力には自信がある事をアピールできると好印象でしょう。
お客さま、スタッフと共にコミュニケーションを多く取ることが必要なバイトなので、面接の時は明るくハキハキ受け答えできるように心がけましょう！
まとめ
ビアガーデンバイトの評判について、いかがでしたでしょうか。
お客さまと一緒に盛り上がり、にぎやかに働きたい人や、短期間でしっかり稼ぎたい人におすすめのバイトになります。
真夏の暑さとの闘いや、体力勝負なところはありますが、やり遂げた時の達成感や、たくさん出会える同世代の仲間達は、今後の人生においてもプラスになるでしょう。
ビアガーデンは最初に述べたように、色んな種類があるので、自分好みのタイプを選ぶとモチベーションも更にアップするでしょう。シフトも柔軟性が高いので、体力や都合をみて無理のない範囲で働くといいでしょう。
