大学生OKのカメラマン撮影バイトとは?未経験可?仕事内容は?

大学生OKのカメラマン撮影バイトとは?未経験可?仕事内容は?

カメラが好きで写真撮影を趣味にしている人なら一度は写真撮影のバイトは自分にもできるのではと思うことがあるのではないでしょうか。とくに、時間に融通の利く、写真好きの大学生には写真撮影のバイトはぴったりです。ただし趣味レベルで仕事ができるのか、どんな種類の仕事があるのか、時給はどれくらいなんだろう?などと思う人も多いはず。ここでは、写真撮影をバイトにしたい人、写真にまつわるバイトをしたい人など、カメラや写真を仕事にしたい人にわかりやすく説明します。

未経験の大学生でも写真撮影のバイトってできる?

写真撮影のバイトはコロナ禍で特に需要が伸びた業種です。人が集まる結婚式や様々な行事が自粛される中、せめて写真撮影だけはして思い出を残そうと思った人が多かったのでしょう。今でもその状況は続いていて、写真撮影のバイトは人員の募集が多くあります。写真が好きな人、興味のある人であれば写真撮影のアルバイトは未経験でもできます。しかし写真撮影と一言で言っても、その種類は様々です。自分がどのような撮影をしてみたいのか、どんな仕事があるのか、はたして向いているのかを考えてから応募するようにしましょう。

写真撮影のバイトにはどんな種類がある?仕事内容は?

写真撮影のバイトにはおおまかに分けて以下のようなバイトがあります。自身の興味のあるものや、得意としている被写体、子供が好き、着付けができるなどがあればそれを考慮して決めるとよいでしょう。

結婚式場の写真撮影

結婚式場の写真撮影

写真撮影のバイトで需要が多く人気なのはブライダルカメラマンです。土日祝日が勤務日となることが多いので、学生の人や副業としても働きやすいことで人気です。アルバイトといえど、人生に1度となるであろう結婚式の写真を撮るので責任は重大です。

撮影当日は結婚式場に直行直帰します。結婚式なので着ていく服も動きやすい正装が求められます。式の始まる前に式場の外観や会場雰囲気を見てどのアングルで撮るかなどを決めカメラ位置などもセッティングしていきます。式場の撮影場所が決まったら、新郎新婦や親族の方への挨拶は欠かせません。大事な日の雰囲気を壊さないようにコミュニケーションをとるようにしましょう。会場によってはチャペルに入ってはいけないことがあったり、列席者の中には撮影してほしくない人もいたりするので、事前の確認は必須です。

宴会が始まるとプログラムに沿って写真を撮影していきます。列席者も含め楽しそうな表情を逃さず撮影します。人物だけでなく、小物や装飾といったディスプレイの写真も撮ります。二度と撮り直しがきかないので、とにかく枚数を多くとり、撮り逃しがないように心がけます。

結婚式場の写真撮影は気を遣うことがとても多い仕事ですが、素晴らしい幸せな一日の記念になる写真を撮影できるのはとてもやりがいのある仕事となります。

学校行事の写真撮影

学校行事の写真撮影

幼稚園から小・中・高校まで、修学旅行や運動会、入学式、卒業式といった学校行事の写真撮影をするバイトです。修学旅行の撮影の場合、旅行に同行する必要があるので春休みや夏休みなど休みが長くスケジュールに融通のきく大学生にはぴったりの仕事です。

この仕事の醍醐味は子供達の楽しそうな笑顔を見られること。無邪気な笑顔や運動会などで一生懸命走ったり、演技したりする子供達の一瞬を逃さないように写真を撮る技術と感性が必要になります。子供達の写真を撮影するので、子供好きでコミュニケーションをとれる人が向いています。また、大変なのは必ず全生徒の写真をとらなければならず、「うちの子が写ってない!」などと保護者からクレームがこないようにしなければなりません。通常、学校ごとに決まった地元の写真館などが同行していることが多く、何回も行事に同行していると自然と子供達の名前や顔を覚えると思います。そうするとより良い写真が撮れるようになります。

スタジオでの写真撮影

スタジオでの写真撮影

既存のスタジオで成人式や七五三など記念写真を撮影するアルバイトです。入学式や卒業式シーズンなど繁忙期があり、その時期には募集が多く出ます。赤ちゃんが誕生した時にとるバースデーフォトや七五三など子供が対象の撮影の場合、ぐずったり嫌がったりすることで時間がかかり、大変な思いをすることも。勤務時間に終わらないこともありますが、かわいらしい子供に接することができるのはこの仕事の良いところでもあります。

また入学、卒業、還暦のお祝いなどの家族写真を撮る際には感動的な場面に出会うこともあり、そんな一瞬に関われることに喜びを感じることもあるでしょう。

スタジオでの写真撮影の仕事は、着付けやヘアメイクなどの技術をもっていると優遇されることがあります。また写真の修正をするレタッチの技術などを学べるのも利点です。

カメラマンアシスタントとしての仕事

カメラマンアシスタントとしての仕事
カメラマンアシスタントは、写真撮影を行うことはなくプロのカメラマンのサポートをする仕事です。自分で撮影することはほぼありませんが、プロのカメラマンの仕事がどのようなものかを間近で見ることができるので勉強になることが多く、将来カメラマンを目指している人にとっては経験値を高められる仕事です。

仕事内容としては器具のセッティングやスタジオのセット搬入、モデルの誘導などさまざま。一見雑用係のようにも感じてしまいますが、どれも撮影に必要なスキルなので覚えていて損はありません。

またプロのカメラマンについていると業界の人脈なども分かることがあります。注文の多いカメラマンだときついこともありますが、将来カメラマンを目指す人にはおすすめのアルバイトです。

写真撮影アルバイトの時給

写真撮影アルバイトの時給
写真撮影のアルバイトは種類によって時給の場合と日給の場合があります。通常日給の場合は8000円~1万2000円程度。時給の場合は1200円~1800円と幅があります。自身の経験や撮影スキル、画像編集スキルといったものまで加味されることがあるので面接に行く際にアピールしてみましょう。学校行事の修学旅行に同行する場合などは、現地までの交通費や宿泊費などが出る場合もあります。勤務地集合・解散の仕事もあるので、交通費がきちんと出るかどうかは確認しましょう。

写真撮影のアルバイトのメリットデメリット

写真撮影のアルバイトのメリットとデメリットにはどんなものがあるのでしょう。どんな仕事でもつきものですが、自分自身のメリットとデメリットをきちんと把握し、納得して仕事をするようにしましょう。

<メリット>

  • 写真撮影のノウハウが学べる。
  • 人生の節目である場面に立ち会えたり、感動をもらえる。
  • 動いて仕事をしたり、重いものをもつことが多いので体力がつく。

<デメリット>

  • イベントによって時間外労働がかさむこともある。
  • 自己判断しなければならないことが多く、責任が重いと思われる場面も。
  • 重たいものを持つことが多く、腰など体を痛める場合もある。

まとめ

写真撮影のアルバイトには様々な種類があり、未経験の大学生でもできるということが分かったと思います。ウェディングフォトや七五三など行事の写真撮影のアルバイトだと勤務日が休祝日と限定されることもあり、スケジュールが立てやすくWワークとしてもおすすめです。写真が好きで人と話したりコミュニケーションをとることが得意な人にはぴったりのアルバイトです。スマホで写真を撮ることが増えている最近ですが、きちんとしたカメラでの写真撮影の技術を学ぶ良い機会になるかもしれません。